れあのガジェット三昧日記

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#32 リケーブル SoundsGood Stibniteをレビュー!

こんにちは!😊

今回は伊藤屋国際さんのオリジナルブランド、SoundsGoodリケーブル製品、Stibniteのサンプルを送っていただきましたのでレビューしていこうと思います。

いつもありがとうございます♪

さて、今回のこの製品の最大の特徴は『線材非公開』という点。

銀メッキ線や銅線など複数の導体を使っているという事のみ。

このケーブルの前にリリースされたCassiterite(キャシテライト)の姉妹製品らしくこちらも同じく非公開。

これは実際に聴いてみるしかないなということで早速レビューしていこうと思います。

今回のレビュー品リンクです。

Amazon

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伊藤屋オンラインストア

メーカーさん紹介

伊藤屋国さん&SoundsGood

今回もお世話になります伊藤屋国際さん。

代理店としての業務の他、オリジナルのブランドSoundsGoodを展開しています。

伊藤屋国際さんは直営店の他、Amazonにも販路がありますし専門店や大手量販店にも卸しています。

アウトレット系のセールも時よりやっており、先日のアウトレットではお得にTFZ MY LOVE IIIを購入しました😊

X(旧Twitter)においても情報を積極的に発信しているだけではなく、国内のイヤホンイベントにも積極的に出展しています。

プレゼントキャンペーンなんかもやってるのでフォローしておきましょう!

伊藤屋国際X公式

https://x.com/itohya_info

伊藤屋オンラインストア

www.itohya.jp

Amazonでの販売ラインナップ

スペック

概要

ブランド:SoundsGood(伊藤屋国際)

モデル名:Stibnite(スティブナイト)

線材:非公開

芯数:4芯

ピンタイプ:CIEM 2PIN(0.78mm)/MMCX/QDC

ピンメッキ:金メッキ

プラグサイズ:3.5mm/4.4mm

プラグメッキ:金メッキ

ケーブルの長さ:1.2m

発売日:2024年9月30日

価格:6,800円

Stibniteとは?

マイ鉱石図鑑。

そこにもしっかり載ってましたよ。

Stibniteは輝安鉱、アンチモンやアンチモニーと呼ばれる素材でモース硬度は2.0と柔らかいレアメタル。

鉛の硬度を上げる添加物として使われていて、他にも日常製品にかなり使われている素材だそうで。

ただ、残念なことに線材には名称由来の素材は入ってないとのこと

何故この名称なのか読み解こうと思いましたけど、謎のままでした。

外箱等、パッケージ情報

パッケージ

今回は製品を送ってくださったので外箱がしっかりしてます。

箱はしっかりとしていて薄くラメ加工されています。

中身、その他付属物

中には製品とメッセージカード。

カードの裏面にはX公式とカスタマーサポートのQRコードがあります。

ケーブルについて

見た目

基本的には銀と黒って感じの線になってます。

少し暗めにすると鈍く銀色に光るビジュアルがカッコいいですね✨

明るめにすると↑のような感じのカラーに見えます。

各パーツは最近のSoundsGood系製品と同じかと思います。

マクロ撮影。

光の具合によっては白黒に見えちゃいますので光にも当ててみました。

キラキラ光ってるのが分かると思います。

線は見た目よりも柔らかくて取り回しも良く、タッチノイズも少ないので機能性は良いですね!

ピン

こちらはCIEM 2PIN。

他にもMMCX、QDC端子があるので多くのイヤホンに合わせることができます。

左右の表記が無いのでパーツの赤(右)と青(左)で確認するようにしましょう。

このカラーパターンは大体どのメーカーでも同じです。

一部メーカーは左側を黒としてるものもありますが、赤は基本的に右となります。

プラグ

パーツにはSoundsGoodのSG。

こちらは4.4mmで他には3.5mmがあります。

最近各メーカー縮小気味な2.5mmはありませんのでご注意です。

スプリッター/スライダー

最近のSoundsGoodシリーズ準拠、シンプルなもの。

スライダーは緩く引っ掛かる程度の感じ。

見た目の総評

黒と銀の2色の感じは遠目だと少し色の濃い銀色、少しくすんだアルミニウムのような感じでとても見栄えが良いです。

特に金属系シェルのイヤホンとの組み合わせは最高にクールですね!

他にも余程奇抜なカラーじゃなければ喧嘩するような色調ではないので色合わせの面ではあまり苦労しないと思います。

各パーツとの色調のバランスも問題なし。

ファッションの面でも落ち着いた色調は男性、女性に限らずクールさを強調してくれることでしょう。

機能性も高く、使い心地も良いです。

Stibniteの音質について

音の特徴について

リファレンス機種

再生機種(上流):FIIO M23

イヤホン:TANGZU Wan’er S.G Studio Edition

イヤピ:FIIO HS18

線材の詳細が分からないというなかなかの難題です。

まず音の感覚としては寒暖の差ではニュートラルにほぼほぼ近く、再生機の環境によって感じ方も変わるかなという印象。

広い音場と高い解像度、歯切れ良いのが特徴ですが、音としては少し個性的な面を感じます。

まず低音域に関しては重低音も低音も厚みと言うよりかは力強さとキレが増える感じがするので、低音域に課題があるイヤホンに関しては補正される感じがします。

中音域は少し後ろに下がります。

特に高い帯域のボーカル程遠くに感じますが音場の広さで広いホールで歌ってるかのような変化です。

中高音以後、高音域はやや明度が下がる感じでシンバル等の金属楽器で刺激感の出るようなイヤホンの刺激が多少和らぎます。

しかし、音場は横に広がり天井も上がる感覚で広く感じるので高音域が弱くなるというよりかは優しく抜けていく感じになります。

また、解像度も確保されているのでよほど高いケーブルと比べない限りは濁るような感覚はほとんどありません。

イヤホンとしては中音域が前め配置でW字バランスな弱ドンシャリやフラットに近い系との相性が良いと感じました。

低音域が強いイヤホンではブーミーになる可能性がありますので、中音域から上がメインな方が良いですね。

相性的に抜群に感じたのはORIVETI bleqk Dynabird。

Dynabirdはややダークな音色が特徴で中音域も適度に前め配置のキレのある弱ドンシャリサウンド。

高音域は強くはないものの、8kHz付近のピークが柔らかくなってより聴き易くなる感覚があります。

元々広い音場と解像度の高さが特徴的なイヤホンですが、それらの特徴がより良くなるイメージです。

定価が倍以上の値段のケーブルを使用してましたが、このケーブルでも普通に使っていけるスペックを感じられました。

個人的に感じた相性

・音色

寒色:○

ニュートラル:〇

暖色:○

・傾向

ドンシャリ:○(弱ドンシャリなら◎

フラット:○

かまぼこ:△

総評

明度が下がってやや暗めになるものの、持ち前の高い解像度によってイヤホンの力を損ねることはありません。

また、単純に高音域明る過ぎるよねってイヤホンに対しても刺激を和らげたいなって雑な使い方しても案外合うものが多いんじゃないかと思います。

基本的に3kHzとか8kHz付近の刺激感が強めに感じるイヤホンは明るい音色なことも多いので、そういった明るさを少し落ち着けてくれるので聴き易くなると感じる方が多いかもしれません。

それだと印象が薄らぐ、量感が不足するのでは?って感じもしますが、広めの音場表現でむしろ残響感や抜け感が強化されるのでこの空間表現に気持ち良さを感じる方も多いのではないかと思います。

イヤホンのスペックがそれなりに高く、空間表現が上手な機種ほど恩恵も大きく感じます。

特に上でもあるようにORIVETI bleqk Dynabirdのような100ドルちょっと上くらいの弱ドンシャリで音場表現が上手なイヤホンとの相性が良いので是非お試しください。

一方で元々高音域があまり強くない、暗いというイヤホンで使うとその傾向が更に強くなるのでその辺はご留意ください。

セットアップ

セットアップ概要

DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは34,Amazonで49)

イヤホン:ORIVETI bleqk Dynabird(1DD)

リケーブル:SoundsGood Stibnite(CIEM2PIN 4.4mm)

イヤピ:FIIO HS18(Mサイズ)

個人的セットアップもORIVETI bleqk Dynabird。

ボーカルを支える傾向もあるFIIO M23自体のスペックもこのケーブルと相性良いかもしれませんね。

元から良いスペックだと思ってたORIVETI bleqk Dynabirdの音が更に魅力的に。

見た目もORIVETI bleqk Dynabirdのガンメタボディと自然な調和。

音の簡易感想はちょっと上に戻ってDynabirdの写真と共にある『相性的に抜群に良いと感じた』とまとめてる周辺をご参照ください。

他に合うと感じたのはNF ACOUS RA15(左)とSUPERTFZ AQUARIUS(右)。

どちらも高音域が比較的強いタイプのイヤホンで、刺激感も感じやすいのでそういった刺激感を抑えつつ音場を拡げて空間表現を楽しむ運用ができます。

個人的にAQUARIUSの刺激がきつく感じることがあって、再生環境をドングルDACにしていることが多かったのですけどこのケーブルならFIIO M23でも普通に聴けましたね。

価格帯としてもこのくらいのイヤホンの方がよりこのケーブルの変化とか表現力を感じ取り易いと思います。

個人的に感じた変化量(0~5)

重低音:2.0

低音:3.0

中低音:1.5

中音:0.5

中高音:-0.5

高音:-1.5

超高音:-1.0

音場(上下):3.0

音場(左右):3.5

奥行:1.5

解像度:3.0

※これは採点ではありません。

あくまで個人で感じた変化量です。

太字はこのケーブルの特色だと感じた部分です。

Stibniteを選ぶ上での良い点と留意点

良い点

◎最高評価
  • 明度が下がるのが特徴的だが高解像度で扱いにくくはない音

全体的にやや暗くなる感じになるが、低品質の安いケーブルのような沈んで濁るような感じではない。

音場が広いので減衰というよりもより広い空間で聴いてるような感じになる。

両方において高い解像度が支えてくれる。

もう一つ、元々高音域の刺激が強いイヤホンに使ってみてその刺激感を和らげる目的で使ってみても良いと思う。

聴いた瞬間、うわぁ!!!っていう感じで合わないイヤホンではあまり効果ないが、ちょっと刺激強くて使いにくいんだよなってイヤホンが案外使い易くなる。

○高評価
  • 見た目は良好で機能性も問題なし

ビジュアル、使い心地いずれも良い感触。

詳しくは見た目の総評項目にて。

イヤホンにも服装にも喧嘩しにくいデザインと配色は無難で人気があると思う。

留意点

  • 特徴的ある音なので相性が合わないものもある

そもそもが特徴的なバランスのケーブルなので仕方ない部分ではあるが、どうしても相性の面で合わないものも出てくる。

高音域が弱いとされるKinera CelestのWyvern系統の音だと見通しや解像度が良くなる半面、高音域が細く暗く収束してしまうのである程度高音域がしっかり出ているイヤホンの方が恩恵は大きい。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は伊藤屋国際さんのオリジナルブランド、SoundsGoodの新製品Stibniteをレビューしていきました。

線材非公開というチャレンジで、しかもなかなか個性的な傾向があるので難しさは感じました。

それでもその個性的な傾向がまた面白い!

結局どんな線材の構成かは分かりませんが、そこで判断している方もそれなりにおられるでしょうから少しでも伝われば良いなぁと思います。

😊オススメポイントという感じで紹介するなら…

・低音域と解像度を強化したい

・高音域の刺激を和らげたい

・ライブハウスよりもコンサートホール的な広さが欲しい

・イヤホンのカラーと喧嘩しないような配色のケーブルが欲しい

😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

・高音域を弱めたくない

・あまり音場を広くし過ぎたくない

といったところで今回のレビューを〆させていただきます。

最後に今回のレビュー品のリンクです。

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それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ