れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。

#2 イヤホン AFUL EXPLORERをレビュー!<PR>

こんにちは!

今回は、HiFiGoさんからAFUL EXPLORERのサンプルを提供していただきましたのでレビューしていこうと思います!

AFULさんといえば最近話題のイヤホンを多く作っているだけではなく、DACの方も製造していて多くのオーディオファンを沼へと誘っている新進気鋭のメーカーです。

そのAFULさんが1DD+2BAという構成で作り出したイヤホンがEXPLORERです。

当初は同じハイブリット構成でドライバ数が違うPerformer5や8と同じようにPerformer3という形で発表されていましたが、EXPLORERという名前へ変わりました。

他にフラッグシップとして14BAのCantorが発表されており、エントリー帯からハイエンド帯までしっかり網羅する形になりそうです。
同社のイヤホンの評判は聞いておりますが、実際に音を聴くのは初めてです。
しっかり聴き込んでいこうと思います。
 
それでは今回のレビュー品です!

↑直営店

Aliexpress HiFiGoショップ

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https://amzn.asia/d/01w26Py

↑クリックするとAmzaonのページへ飛びます

 

ブログは変わりましたが、引き続きノンアフィリエイト精神で頑張ります。

リンク先のでの購入が私の収入になることはありません。

各メーカーさんの紹介

HiFiGoさん

今回もお世話になりましたオーディオ機器を幅広く扱うメーカーさんです。

特に中国系のクオリティの高いメーカーさんが取り扱われています。

日本には馴染みがないと感じる人がいるかもしれませんが、Amazonで見かけたことある人も多いかもしれません。

最初に貼ったレビュー品リンクでも分かるように、販売チャンネルが複数ありますし日本にもしっかりパイプがあるメーカーさんなので安心して利用できます。

Xアカウントでは日本語の投稿も多いので情報が手に入り易いのでフォローしましょう!

↑HiFiGoさん直営

↑HiFiGoさんのAmazonページ

https://ja.aliexpress.com/store/5562139

↑Aliexpressのショップ(PC用)

https://a.aliexpress.com/_oCtiqUg

↑Aliexpressのショップ(スマホ用)

AFULさん

既に数々の評価の高い製品を世に出してるメーカーさんです。

個人的には初AFULさん製品なのですが、新製品が出る度に界隈が盛り上がるほどの評判は伝え聞いてますので今回のお話は純粋に嬉しかったです。

最初に紹介した通り、イヤホンやDACを制作しているメーカーさんでエントリー帯から今度出るハイエンド製品など様々な価格帯をカバーしています。

AFULさんのXアカウントをフォローして最新情報を手に入れましょう!

また、AFULさんの公式ページは以下のリンクです。

↑本家サイト

ちなみに「あふる」ではなく、「あふー」と発音します。

スペック

ブランド:AFUL

モデル名:EXPLORER

ドライバ構成:1DD+2BA 

コネクタ:2PIN(0.78mm)

インピーダンス:26Ω±10%

感度:108dB/mW

周波数応答:10Hz-30kHz

発売日:2024年5月29日

価格:119.99ドル(約1.9万円)

外箱や同封物のチェック

外箱

外箱の表面から壮大な宇宙感が凄いです!

遠くから見ると星々がドラゴンのように見えなくもない!?🐉

EXPLORER、宇宙を探索するかの如く美しいパッケージです。

後ろには日本語の商品説明もあります。

インピーダンスは26Ω、感度108dB/mWなので特別鳴らしにくいとかは無いかと。

中身

中箱と中身はこんな感じ。

マニュアルには日本語がちゃんとあります。

主にイヤホンの管理等についてでしたね。

合格証の日付は本当に最近で、出来立てほやほやが届いた感じでした~

そしてイヤホン本体とケース。

ケースの中にはケーブル(3.5mm)とイヤピ2種類。

イヤピから見ていきましょう。

イヤピ

基本的に形状は同じのように見えます。

僅かに青の方が軸が長く、白の方が短いです。

音については青の方が低域がほんの僅か強く出て、白は低域がほんの僅か引っ込んで結果的にボーカルがほんの僅か前に出ます。

変化量は小さいかなと思います。

傘の高さも同じだと思われます。

セットのイヤピはもう1種類くらい全く違う形とか性質のものを入れてくれても良かったかなって思います。

逆に言えばこのバランスが絶対的で大きく崩して欲しくないって意向もあるのかもしれませんが。

ケーブル

美しいケーブル。

見た感じは非常に美しいです。

多分銀メッキ線かなぁとは思うんですが、ケーブルについては詳細情報がありませんでした。

後日出てくるとは思います。

写真の感じが先日の体験ツアーの付属ケーブルに見えてしまいました。

ケース

高級感漂う質感の良いケースが入ってます。

ただ、ケーブル入れるとなかなかギリギリの設計。

とはいえ、基本的に付属で入ってるケースは遊び部分が少ないものも多いのでこれが特別問題ということはないです。

 

イヤホン本体について

深い青と煌めく星々のようなラメがとても美しいです✨✨

AFULが左側EXPLORERが右側になってます。

光を当てるとまた違った感じに見えます。
外箱の星雲的な感じの表現がイヤホン本体のグラデーションになってるかのようです。

本当にきれいですよね✨

ビジュアルだけでも買おうって思ってしまう人が出てもおかしくないです。

フェイスプレート以外の部分は世界観に沿った色の不透明レジンを使用しています。

全体的に青がイメージなのでこの部分を青系にしたのは正解だと思います。

もっと明るい青ではなく、ネイビーに近い深い青にしたのが良いですね!

ノズルの内部はこんな感じ。

EXPLORERの音質について

音の特徴等について

現段階で公式からの周波数特性らしきもののデータがこれのみです。

個人的にはもうちょっと低域が上な感じもするのですが概ねこのグラフに近い音の特性を感じました。

基本的にはウォームな音色でフラットな音質に強めの低音域~中音域が存在しているという感じの音になってます。(緩やかなV字傾向の音ですね)

そういう音作りは時に濃密な低音域や中低音域がボーカルに被さるような事があったり、解像度の点で課題が出たりするのですけどこのイヤホンはその弱点を克服しています。

特に低価格帯を嗜んでいる自分からするとウォーム寄りなイヤホンは音の境界が曖昧になりがちで不明瞭になるのですが、しっかりその点は対策されています。

定位感も良いので分離感はこの価格帯では秀でているイヤホンと言って問題ないと思います。

解像度はこの価格ならこのくらいは欲しいという水準は満たしています。

この仕組みが成功している証拠なのかもしれません。

音場に関しては特に左右方向への伸びをよく感じ、上下と奥行はそれなりといった感じ。

全般的にはそれなりに広いという感覚です。

ただ、こういった濃密な低音域が存在する場合に音場を広くし過ぎると不明瞭になりかねないので良い塩梅であると判断できます。

低音域

このイヤホンの大きな特徴がこの濃密で強い低音域です。

重低域から低域、中低域に至るまで明瞭に聴こえます。

その重低域は優しく沈み込み、低域から中低域にかけてはパワフルに鳴ってくれます。

特にベースがずーんと沈み込む感じがたまらなく良いです!

AFULのイヤホンは今までこの低音域がもう少しあればという評価が多く見られましたが、このイヤホンにおいてその杞憂は一切ないと言えます。

中音域がはっきり主張するタイプなので低音域をしっかり厚めに使えているのも大きな点だと思いますし、中音域側への重なりもしっかり抑制しているので音のバランスが大きく崩れるといったことはありません。

Xのポストでも使ってますが、あえて支配的という表現をしています。

このイヤホンはこの低音域が支配的で他の音域を引き立てています。

中音域も同じように主張すると表記してますが、この低音域が無いとこの中音域はありえないと思いますし高域が弱いままでは物足りない音になるのは明白です。

中音域の主張を御して、高音域を寄り添わせるこの支配的低音域があってこそのこの音作りだと感じました。

中音域

特徴ある低音域に負けないくらい芯のあるしっかりした中音域はやや前側に配置されている感覚があります。

そのおかげでボーカルが支配的低音域の侵食から守られてボーカルに被って不明瞭になると言うありがちな展開から守られています。

特にウォーム寄りなイヤホンで低価格なものは大体そのような低音域が被ってボーカルまで吞み込まれている状態になってますけど、このイヤホンは120ドルの価格に見合った、むしろそれ以上の価格を感じられる質の高い調整です。

ドンシャリバランスだとどうしても凹んでしまい、ボーカルが弱く聴こえてしまうような男性バンドがあると思うのですが、そういった問題も支配的な低音域にも負けず引っ張り出してくれます。

女性ボーカルは総じて美しく伸びてくれます。

高音域がやや控えめなので女性ボーカルにおいても高音域から音の侵食が少なく、はっきり明瞭に聴こえてきます。

ボーカルにフォーカスした主張するこの中音域はウォーム感がありながらとても明瞭でこのイヤホンにおける評価の大きな割合を占めると思います。

ギターが主旋律なオフボーカルな曲などの相性も◎

高音域

支配的な低音域、主張ある中音域と比べると高音域は基本的にあっさりとスッと伸びてくる印象があります。

基本的には刺さりの刺激に関してはほぼ無いとは思います。

それでも敏感な人は周波数特性でいうと3~4kHzに僅かなピークがあるので線材によっては刺激が生じる可能性はあります。

少なくとも付属のケーブルだとその心配は無いので、リケーブルしないでそのままの味わいを楽しむ方にとっては安心材料になると思います。

そんな高音域はそれが好きな人にとっては不足に感じ事もあるかもしれませんが、決して過不足な事はありません。

オーケストラやゲームサントラ等、オフボーカルな曲だとこの高域の弱さは少々気になるものも出てくるかもしれませんが基本的にボーカル向けのイヤホンかなとは思ってます。

総評

先日アメブロの方に投稿したPilgrimのように、各々のドライバがこういう仕事をして、それぞれどんな音を担当してこういう方向から鳴らしたらこんな音になるという調整力の高さを感じるイヤホンでした。

これはドライバの性能を活かしきる技術者の腕の高さを証明していると思います。

119.99ドル、約120ドルという価格は2024年5月後半現在では日本円で約1.9万円。

AFULのエントリー機とはいえ、世のエントリー機は大体3000円~5000円以下くらいが基準だと思いますのでなかなか勇気が要る値段だとは思いますが、同様の価格帯のイヤホンを複数所有していてもこれは持ってて正解だなって1本だと言えます。

見た目良し、音良しな上質な1本となっています。

セットアップ

今回の試聴環境のセットアップです。

DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームはハイレゾ44,Amazonで56)

リケーブル:JS-HiFi VENUS(4.4mm)

イヤピ:FIIO HS18(Mサイズ)

エージング:23時間

この組み合わせだと高域の存在感が増します。

相変わらず元気な低音域と中音域との相性も悪くありませんでした。

イヤピも色々選べるくらい装着感も良いので困らないと思います。

EXPLORERを選ぶ上で良い点と留意すべき点

良い点

◎最高評価
  • 非常に見た目が美しい

既に写真を複数枚出してるが、とにかくシェルの美しさが際立つ。

FPの深い青とラメの煌めきがただただ美しい。

所有欲も満たされる。

  • 音が素晴らしい

詳細は音質についての項目を参照。

120ドルでこの音なら戦闘力は非常に高い。

主にボーカルを聴く用に位置付けたい。

○高評価
  • 装着感が良い

長時間装着していても耳が痛くなりにくい装着感の良さと軽さ。

  • イヤピ選びが楽

一部イヤホンにあるイヤピが合いにくいという感じはなく、選択には苦労しない。

ただし、留意点にある部分を気にするならフィルタのあるイヤピを使った方が良いかもしれない。

留意すべき点

  • 2PINコネクタが硬い(個体差の可能性もあり)

PINを入れるのにやや苦労する。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回のレビューイヤホン、EXPLORER。

Performer3という当初の名を捨てて、この名前にしたAFULさんの思いがこの音に全て詰まってるんだなと思いました。

今までのAFULさんを知っている人にとっては新鮮な驚きを、自分のように知らない人にとってはそのレベルの高さにただただ驚くと思います。

個人としてはAFULさんの調整能力の高さを知る良い機会になりました!

最後に今回のレビュー品のリンクです。

↑クリックするとAmazonのぺージへ飛びます

 

最後に前回のアメブロでの企画の続きを。

Xのれあがじぇっと(@reagajeje)をフォローした上でこの記事のポストをいいね+RPで第二弾の応募完了です。(お願い等のコメントは入れないでください。)

今回のレビュー記事にて第二弾の応募となり、前回分との両方を満たした方が抽選対象となります。

予定としてはTRN ST7(白)とT-EAR Tips(Lサイズ)のセットです。

第一弾のRP対象のポストは↓です。

https://x.com/reagajeje/status/1787353514550907112

締切は2024年6月10日終日となります。

当初はT-EAR Tips(Mサイズ)と表記してましたが、確認したらLサイズでした。

訂正させていただきます。