今回は短めに夏だからこその耳ケアの注意点です。
梅雨の時期に入りとても蒸す日々が続いてますね…
そんな不快指数の高い毎日ですが、人間の感覚は正しいようで不快と感じる季節は身体のあちこちも不快と感じてるということです。
例えば汗をかけば汗疹(あせも)の症状が出たりします。
耳もデリケートな器官であり、本来耳に装着することがメカニズム的にない人間の体からしたらイヤホンもヘッドホンも総じて不快な道具ということになります。
そうして生じるのが外耳炎や中耳炎といった耳の病気です。
特に夏の時期は蒸すということで耳の中が特に不衛生になりがちです。
不衛生だと思われる場所は案外洗えるものですが、耳を丸洗いするのはかなり敷居が高くそもそも危険です。
なので耳って基本的にかなり不衛生な器官と言えます。
んじゃ耳掃除を積極的にしていれば清潔なのか?といわれるとそうでもないのが難しいところだったりします。
耳鼻科へ行くと綿棒での耳掃除は基本的にしないようにと言われます。
理由はかなり奥へ綿棒を突っ込むからです。
また人間の業というか、気持ち良いんですよね…w
分かります、分かりますよぉぉ!
ただ、綿棒での刺激がより耳垢を生じさせたり内耳を傷つけたりするので気を付けなければなりません。
耳の周囲のお手入れ
基本的にはノンアルコールの除菌シートくらいで軽く拭いてます。
夏なので汗とか脂がより浮き出てくるのでサッパリしたいところですが、必要以上に皮脂を取り過ぎると皮膚のバリアも壊してしまうので適度にです。
とりあえず汗を注意したいところ。
特に布巻系のケーブルは夏の時期は汗を吸収してしまうので注意が必要です。
透明なPVC素材等のきれいなケーブルも汗によって内部の線が錆びる緑化という現象が生じたりするので汗は大敵です。(特に白系は目立つので見た目が…
外での行動なら無線のイヤホンにするべきかもしれませんね。
耳のお手入れ
どうしてもお掃除したい場合は綿棒を耳穴周囲だけに限って使いましょう。
少しでも奥に入れちゃダメです、先っぽ入口だけです!
耳垢が取れないじゃんって思うかもしれませんが、そもそも耳垢って耳の中の微細な毛の活動によって徐々に外へ追い出してます。
なので耳穴周囲の汚れをしっかりキャッチしておけばよほど長時間使わない限りは大きな問題にはなりにくいと思います。
イヤホンとイヤピのお手入れ
それでも耳垢が付着して嫌だ!という方はもうイヤホンとイヤピのお手入れを積極的に行うしかありません。
ウレタン素材のイヤピに関しては洗浄がしにくいのでこまめに交換するかこの時期はシリコンに変更する等の対策をしましょう。
そのシリコンはしっかり洗って乾燥させれば万全ですが、何度も何度も洗っているとさすがに劣化してくるのでセールの時に買い溜めしておくのが良いでしょう。
イントラコンカのイヤホンで使うスポンジは単価も安いので積極的に交換していきましょう。
あとはイヤホンのお手入れですが、メガネ拭きのようなものを用意してカラ拭きしてあげましょう。
水分厳禁が多い有線イヤホンのお手入れ、当ブログではノンアルコールシートを使うならあくまで自己責任でという形でしか説明しません。
耳鼻科で解決を
耳掃除、実は耳鼻科(耳鼻咽頭科)でもやってもらえます。
保険適応なので料金的にはそれほど高くはなりませんが、負担に感じることもあるので一概にはオススメしません。
待ち時間もありますからね。
ただ耳の異常を感じたり普段は耳垢そんなでも無いんだけど急増してきたとか、耳垢じゃない汚れがついてきたとかは耳の病気を疑うついでに受診した方が良いです。
治療せずに放置すると聴力低下の原因にもなります。
最後に
夏でも良い音を楽しみたい!って方は基本的に外で使うよりも室内でゆったり聴く方が良いと思います。
汗や汚れでも水分厳禁な有線イヤホンと違って余裕ある無線タイプを外使いの基本にする方が安心できますね。
有線イヤホンだとケーブルに付着する汗とかも気にしないといけません。
それでも有線が良いんだよって方は耳とイヤホンの衛生面での注意点や耳掃除のやりすぎとかに気を付けながら適切に楽しみましょう☀