れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。スマホ版は少し下にスクロールして本文読んでね!

#155 リケーブル NICEHCK Fallをレビュー!

こんにちは!!😊

今回はNICEHCKさんからFallの提供を受けましたのでレビューしていきます。

NICEHCKさん、いつもありがとうございます!

このケーブルの特色としてはまずは純銅タイプのケーブル、それが二重同軸構造であるということ、そしてプラグとコネクタピンに無酸素銅(メッキは金メッキ)を使っているところです。

その構成がどんな音にしてくれるのか、早速聴き込んでいこうと思います。

それでは今回のレビュー品リンクです。

Aliexpress NICEHCK Audio Store

NICEHCK Fallの商品ページへ

NICEHCK 公式

X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け)

一口メモ&インプレ

※一口メモは箇条書きでの簡易版。

インプレは当レビューの音質部分を抽出したものです。

実際のレビューには追記があることもあります。

音質のみを知りたい場合は一口メモやインプレをご参照ください。

メーカーさんの紹介

NICEHCKさん

有線イヤホンをリケーブルする際、調べると必ず目に入ってくるメーカーさんです。

リケーブル製品はエントリーからハイエンドまで多種多様。

リリース速度も速いのが特徴です、

また、その豊富な開発力でイヤホンの開発も行っています。

イヤホンは主にエントリー~ミドル帯でイントラコンカ型やカナル型が主です。

他にもアクセサリー類も豊富で単一メーカーで環境全てが揃います。

アマゾンでも手に入れやすい値段での販売となっています。

またオフィシャルのECサイトをオープンさせたり日本で代理店契約をしたりと破竹の勢いとはまさにこの事かという状況ですね。

Xにおいても情報発信は多く、数々のユーザーと交流している様子も見られますしプレゼントキャンペーンも行われることが多いです。

是非フォローしておきましょう!

X公式(NICEHCK JAPAN、NICEHCK Official)

X(旧Twitter)NICEHCK Japanへ

X(旧Twitter)NICEHCK Officialへ

主なリンク先

✨オフィシャルECサイト

HiFiイヤホン、IEMケーブル、オーディオ製品に焦点を当てる - NiceHCK AudioNiceHCK 公式ストア - 音の原点に戻る! 自社ブランドの HiFi イヤホン、IEM イヤホン アップグレード ケーブル、その他のオーディオ製品の研究開発と販売に注力しています。世界中のオーディオ愛好家、ミュージシャン、歌手、ゲーマーなどに、最もコスト効率が高く、最高品質のインイヤー モニターと IEM ケーブルを提供します。リンクnicehck.com

✨NICEHCK Amazon

✨NICEHCK Aliexpress公式

スペック

製品仕様:NICEHCK Fall
ブランド NICEHCK
モデル名 Fall
線材 単結晶銅(二重同軸構造)
芯数 4芯
ピンタイプ CIEM 2PIN(OFC、金メッキ)
プラグ 3.5mm / 4.4mm(OFC、金メッキ)
ケーブル長 1.2m
発売日 2026年3月23日
価格 59.99 USD
USD / JPY
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Update: --:--

パッケージ情報

エントリー製品向けの簡易包装。

一応ジッパー付きですけど、100円ショップ等でも良いので保管用のSIKIRIシリーズに入れたり持ち運ぶ際はケースを準備してあげましょう。

毎回プラグ保護のカバーが付いてるのは正直ありがたいです。

ケーブルについて

ケーブル本体

4芯ですがそこそこ太さを感じます。

見た目は被膜のカラーや布巻系で隠さず、純銅系素材そのものの美しさを引き立てています。

出来たてで酸化していない10円玉を見ているような美しさですね✨

各パーツ部分は濃いめのガンメタカラーで統一されています。

マクロ撮影するとこんな感じです。

とても美しい見た目ですが透明なPVC被膜は時間経過とともに黄色がかる『黄変』という劣化が起きますし、銅も『緑化』という酸化現象が起きることも考えられます。

空気に晒される10円玉と違って見た目の美しさは長く維持されますが、少しでも長く美しさを維持したいのであれば使用後の汚れや汗をしっかり拭きとってあげましょう。

ピン/スライダー&スプリッター/プラグ

ピンのタイプはCIEM 2PIN。

CIEM 2PINは一般的な規格で幅広いイヤホンと適合します。

このような2PINタイプはよく土台が薄い、もしくは無いフラットタイプの2PINと比較されますが、利便性や見た目的にはフラットタイプの方が人気があるように感じます。

一方でCIEM 2PINじゃないと使えないイヤホンもあるので注意です。(final A4000やDUNU DaVinciなど)

左右の表記はありませんが、カバー部分の赤いライン(右)と白いライン(左)で区別することができます。

スライダーはかたくもなく緩すぎもなく程良い感じで使いやすいです。

プラグは3.5mm / 4.4mmの2種類でこちらは4.4mmです。

最近は安価なドングルDACでも3.5mm / 4.4mmのデュアルタイプが増えてきたので自分の好きな環境を選んでください。

メーカー名が小さく入ってて触感はツルツルしています。

見た目や取り回しの総評

ちなみにこのケーブルの二重同軸構造は以下のようになっているようです。

同軸ケーブルは音が良い反面、こういった構造上どうしてもケーブルが硬かったり反発力がとても強かったりします。(取り回しは犠牲になりがち

同社のCoaxialSirシリーズなんかはまさにその代表例だったりしますが、このケーブルはそうしたシリーズよりもかなり使いやすくなっています。

とはいえケーブル全体で考えれば硬い方と言わざるを得ないですが…

見た目の相性は同系色や銅の美しさが引き立っているので金属系のイヤホンと良いです。

パステル系の淡いカラーは黄色や赤、オレンジ系統とは相性が悪くないです。

最初にある通り、同軸ケーブルとしては使いやすい方ではあるものの硬めで巻いてる指向性が合わないと強い反発力でケーブルがまとまりません。

線はやや太めで重量もそれなりに感じます。(ケーブル単体で約46g

タッチノイズはトントン系の音が中程度くらいでやや気になります。

総合的なケーブルの機能性は低めと判断します。

Fallの音質について

音の特徴等について

📋 リファレンス環境
  • 使用機器:FIIO M23(DC接続のゲインHIGH、音量36、Amazonは46
  • 再生ソフト:FIIO Music (FIIO)
  • イヤホン:AFUL Performer5(以下P5)
  • イヤピ/対比ケーブル:KBEAR 07 / P5付属品ケーブル4.4mm

聴感的な変化としてはP5の付属品ケーブルとどこか似た傾向でメリハリのあるタイプのケーブル。

特徴としては低音域に若干深みと重みが加わり、低音域全体が豊かになるという点。

少しギザギザした部分が削られて音に丸みが出て整い、音の細かさも表現されるようになって描写力が向上します。

音全体が少しソフトになり暖色方向に動きます。

同社のMoonDuskよりは暖かくはならず、解像度は高い傾向にあります。

音場は横方向に厚みが出て奥行がしっかり感じられるような変化で音に立体感が出て臨場感が増します。

各帯域の所感としては以下の通り。

低音域が若干足りてないなぁというイヤホンの底上げなんかにも良いですが、グラフェン系程の明確な変化を求めると肩透かしをくらうかもしれません。

量感を少し増える感覚はあり、低音域全体の深みが増します。

ドンという迫力よりも臨場感が増す傾向で、ブーミーにならないように優しく低音域が耳を包むようなソフト加減。

中音域も低音域同様、ややソフトでウォームな傾向になります。

男性ボーカルに艶感や情感を加えて女性ボーカルを柔らかくします。

オーケストラ系の楽曲に余韻が出るので臨場感が増します。

逆にエレキのはっきりくっきりした強調演奏が好きなど、あえて楽器の音を尖らせる傾向はその良さが低減します。

高音域もどちらかというと音の輪郭がふわっとする傾向です。

寒色傾向が強くて中高音~高音域がギラギラと明る過ぎる、ちょっと刺さるといったイヤホンの傾向を和らげてくれます。

個人的に感じた相性

◎=とても良い ○=良い △=良くも悪くもない
音色(質感)
寒色
ニュートラル
暖色
傾向(聴感)
ドンシャリ
弱ドンシャリ
フラット傾向
かまぼこ

◎=とても良い ○=良い △=良くも悪くもない

総括

まずはメリハリ感がありつつソフトな聴感になるということ。

音の輪郭がふわっとして奥行感もあるのでふんわり立体系。

オーケストラなんかは手狭なホールよりもちょっと広い箱で聴いてるような感覚になります。

ボーカル系は湿度にウェット感があってボーカルに艶やかさや情感を加えます。

大人の色気が欲しい時なんかに良いですね。

音楽に深みを与えつつ聴き疲れしにくい方向性なので日常使いや作業のお供にとても良いケーブル。

いや、作業のお供がいつの間にか音楽に没頭してるかもしれません。

よりまったりな空気にしたいなら同社のMoonDuskもオススメです。

あとは単純に低音域を足したいなんていう時使っても良いかなとは感じます。

緩慢な方向性になる傾向ですが解像度がしっかり確保されている点はお見事。

一方で音を柔らかくする方向性なので一音一音カチッとした硬質な音が好きな人にとってはちょっとソフト過ぎる表現なのかなと感じます。

セットアップ

🎧 セットアップ・セッティング
  • DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは28,Amazonで37)
  • イヤホン:DUNU Kima2 Raven Teal(CIEM 2PIN 4.4mm)
  • イヤピ:DUNU Candy Tips
  • 備考:イヤホンエージング70時間

イヤホンは1DDで音の質感はニュートラル傾向のフラット傾向か緩やかなV字傾向の音。

中音域主体でボーカルや楽器ラインがとても明瞭で、DLC振動板らしく解像度が高いのが特徴。

その解像度が上がってこの価格帯ではかなり質の高い解像度を体感できます。

低音域がおとなしめな印象なので、このケーブルはまさにもってこいの存在。

サブベースに深みを少し加えてくれるのでKima2 Raven Tealが持つ解像度の高いキレの良さと合わさって中音域を支える存在からお互いの顔を見合ってセッションするかのような存在感に。

元々ボーカルや楽器ラインを邪魔するレベルではないので、低音域に迫力が加わる事でイヤホン全体の骨子がよりしっかりとします。

ボーカルだと男性ボーカルの熱感が増し、女性ボーカルをより感じます。

高音域は全体的に明るくなってより華やかさが増します。

個人的に感じた変化量

重低音
 
2.5
低音
 
3.5
中低音
 
3.0
中音
 
2.5
中高音
 
1.5
高音
 
1.5
超高音
 
0.5
各音の変化量は50%を中央値として増減を表現します(0なら真ん中)
音場(上下)
 
1.5
音場(左右)
 
3.0
奥行
 
4.0
解像度
 
2.5
こちらは純粋に変化量でグラフが増えます
寒暖差ウォーム傾向
▭▭▭/▭▭▭/▭▭

寒暖差については3つのブロックに区分けしています。

寒←(▭▭▭寒色寄り)(▭▭▭ニュートラル傾向)▭▭▭(暖色寄り)→暖

という指標で、ニュートラル傾向はセンターよりも左右に1段階ありますがこれは寒暖の方向に僅かに触れるというイメージです。

※これは採点ではありません。

変化量=量感のみならず描写力や主張具合、傾向の変化を含め総合的に判断します

点数が低い=悪いではありません

あくまで個人で感じた変化量です。

変化量に関してはAFUL Performer5の付属ケーブルを対比として使用しています。

まとめ(分析、一口メモ部分)

🧐 分析してまとめて紹介するなら…

  • 全帯域で音がソフトな方向性に
  • 寒暖差は暖色傾向で音がややウェッティ
  • 緩慢な方向にはならず解像度はある程度確保される
  • 音場は横方向と奥行感がしっかり出て、音に立体感が出る
  • 低音域は柔らかい音で量感が増えて全体の深みが出る
  • 低音域、中音域は奥行が広くなって音の立体感が増す
  • ボーカルは男性ボーカルの艶感が出て、女性も柔らかく
  • 臨場感が増すので空間が広い曲への適正値も上がる
  • 高音域の量感アップは控えめで柔らかくなる
  • 純銅でとても美しい見た目
  • プラグとコネクタピンにOFCを採用
  • ケーブルは同軸らしく硬めで反発力強め、若干太くて重い
  • タッチノイズは中程度で多少気になる
  • ケーブルの機能性は低い
  • メリハリ感のある傾向

😊 オススメポイントという感じで紹介するなら…

  • 低音域をきつくならない程度に補いたい
  • ボーカルに少し艶感、情感を足したい
  • 硬い音をソフトにしたい
    ↑高音域のギラギラした明るさ抑制、刺激対策にも
  • 音を柔らかくしても解像度を落としたくない
  • 広い空間で聴くオーケストラの雰囲気が好きな人
  • 見た目がとてもきれいな純銅ケーブル
  • 音はソフトだが聴感はメリハリ感のあるケーブル

😞 オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

  • いわゆる『取り回し』が良くない
  • カチっとした音が好きな人が望む傾向ではない

最後に今回のレビュー品リンクです。

Aliexpress NICEHCK Audio Store

NICEHCK Fallの商品ページへ

NICEHCK 公式

それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ