れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。スマホ版は少し下にスクロールして本文読んでね!

#151 イヤホン NICEHCK 十周年記念モデルの原道をレビュー!

こんにちは!!😊

今回はNICEHCKさんから十周年記念モデルの原道(Yuandao)の提供を受けましたのでレビューしていきます。

いつもありがとうございます!

こちらはNICEHCKさん10周年記念モデルとして作成されたものです。

どうしてもケーブルのイメージが強いメーカーさんですが、こうしたイントラコンカのイヤホンを長年リーズナブルに提供しているメーカーさんでもあります。

というわけでこの記念イヤホンをレビューしていきましょう!

今回のレビュー品リンクです。

Aliexpress NiceHCK Audio Store

NICEHCK 公式

X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け)

一口メモ

インプレ

※一口メモは箇条書きでの簡易版。

インプレは当レビューの音質部分を抽出したものです。

実際のレビューには追記があることもあります。

音質のみを知りたい場合は一口メモやインプレをご参照ください。

メーカーさんの紹介

NICEHCKさん

有線イヤホンをリケーブルする際、調べると必ず目に入ってくるメーカーさんです。

リケーブル製品はエントリーからハイエンドまで多種多様。

リリース速度も速いのが特徴です、

また、その豊富な開発力でイヤホンの開発も行っています。

イヤホンは主にエントリー~ミドル帯でイントラコンカ型やカナル型が主です。

他にもアクセサリー類も豊富で単一メーカーで環境全てが揃います。

アマゾンでも手に入れやすい値段での販売となっています。

またオフィシャルのECサイトをオープンさせたり日本で代理店契約をしたりと破竹の勢いとはまさにこの事かという状況ですね。

Xにおいても情報発信は多く、数々のユーザーと交流している様子も見られますしプレゼントキャンペーンも行われることが多いです。

是非フォローしておきましょう!

X公式(NICEHCK JAPAN、NICEHCK Official)

X(旧Twitter)NICEHCK Japanへ

X(旧Twitter)NICEHCK Officialへ

主なリンク先

✨オフィシャルECサイト

HiFiイヤホン、IEMケーブル、オーディオ製品に焦点を当てる - NiceHCK AudioNiceHCK 公式ストア - 音の原点に戻る! 自社ブランドの HiFi イヤホン、IEM イヤホン アップグレード ケーブル、その他のオーディオ製品の研究開発と販売に注力しています。世界中のオーディオ愛好家、ミュージシャン、歌手、ゲーマーなどに、最もコスト効率が高く、最高品質のインイヤー モニターと IEM ケーブルを提供します。リンクnicehck.com

✨NICEHCK Amazon

✨NICEHCK Aliexpress公式

スペック

製品仕様:NICEHCK -10周年記念モデル原道 
ブランド NICEHCK
モデル名

原道(十周年記念モデル)

カラー ブルー / レッド(レッドは午年限定)
ドライバー構成 1DD
コネクタ / プラグ リケーブル不可
3.5mm / USB TYPE-C
音響スペック

感度:120dB/Vrms@1kHz

インピーダンス:32Ω

周波数応答:20Hz - 20kHz

TYPE-C版:384kHz/32Bit

発売日 2026年3月17日
定価(公式ページ)

マイクなし:12.99USD

マイクあり:13.99USD

USB TYPE-C:15.99USD

USD / JPY
読み込み...
Update: --:--

※アリエクレートやカード会社によってレートが変わったり、手数料がかかることもあるので為替情報に単純に値段を掛けても正確な値段にならないことがある点はご了承ください。

パッケージ情報

外箱

パッケージとしては商品そのものがしっかり見えるタイプ。

いかにもドン・○ホーテとか家電量販店のイヤホンコーナーにぶら下がってそうな感じ。

4コマ漫画もあってコミカルな作りになっています。

裏面にはスペック表やスポンジの装着方法も記載されています。

中身

中身に関してはシンプルでマニュアル、イヤホン、スポンジは穴無しタイプの1種類で1セット。

スポンジは力を入れ過ぎると割いてしまう可能性があるので、これ1セットのみだと少し心許ない感じがします。

一応NICEHCKからは付属品タイプの穴無しスポンジを販売してる他、ドーナツ型の穴ありタイプやシリコンリングも販売していますので交換したい時や破損してしまった時は購入を考えると良いでしょう。

マニュアルは日本語表記がないのでスマホのカメラを使った翻訳機能などを使用してください。

イヤホン本体について

本体

サンプルで提供していただいたこちらの赤は、午年(うまどし)限定となっています。

もしも購入を考えているのであれば遅くならない内にどうぞ!

赤い透明な筐体はポリカーボネート樹脂とABS樹脂を混合させたプラスチックで、軽量ながらも強度がそこそこある安価なイヤホンではよく見かける素材で作られています。

見た目はとてもきれいで特に文句の付け所もありません。

背面には金色の文字でYUANDAO(原道)と左右表記があります。

LRではなく漢字の左右というのは実は珍しいかもしれません。

海外ニキも来るので以下の通り説明を書いておきます。

Since overseas fans will also be coming to see this, I'll just mention that 'Left' is written as '左' and 'Right' as '右'.

側面にはかわいい馬のイラストが描かれています。

これについては後述。

ケーブル

線材としては無酸素銅を使用しており、見た目的にはよくあるタイプといった感じ。

ケーブルそのものは柔らかくて反発力も小さいですが、このタイプは変なクセがつきやすいので適当に仕舞うと見た目が少しヨレヨレになってしまいます。

タッチノイズはコンコン、コツコツ系の音が少ししますがそこまで大きくないので機能性は高めといえます。

イントラコンカ型なのでケーブルの遊びに引っ張られてズレやすく感じる方もいると思うのでクリップを使うなどして服に固定するのも手だと思います。(よりタッチノイズも小さくなります。

マイク部分に関しての使い方は以下の通り。

電話とかでも使えますが、機能は最低限という感じで声は曇りがちです。

コミュニケーション取るには問題ないですが、ゲームやビデオ通話などではもう少し良いマイクを使った方が良いです。

スプリッターには10thという表記がありますが、TYPE-C版のプラグカバーは無表記。

どこかにNICEHCKの表記くらいあっても良かったのかなと思います。

干支について

かわいい馬のイラストの部分、干支について解説。

こちらも海外ニキには分かりにくいかもしれませんが、アジア地域を中心に干支という文化があって12種類の動物を時刻や方位に見立てて利用しています。

時刻なら1動物が2時間を担当、合計24時間という感じに使います。

その12の動物のリーダーが毎年順番で決められていて、今年は午(馬)が担当となっているのです。

日本人でも何気なく使っている年男・年女という生まれの干支が1周=12年回ってやってくる言葉とか、恵方巻の方角であったり、ホラー系でおなじみの『丑三つ時』という時刻を表す言葉も実は干支から来ているものです。

国によって干支のモチーフとされる動物が違うのも実は面白かったりします。

今回パッケージに丙午(ひのえうま)と書かれているのは実は更に細分化した六十干支(ろくじっかんし)であって、十干(じっかん)と干支を組み合わせて60通りを1周としています。

午年でも十干にある丙(ひのえ)の午年、つまり丙午ということになります。

この区分では1周が60年かかるので、60歳を祝う還暦という言葉には暦が最初=生まれた時の干支に還るという意味が込められています。

平均寿命を考えれば今の日本であれば60年生きるのは普通のことかもしれませんが、平均寿命の短かった昔はこの細かい干支の周期を1周回り切ればそれはおめでたいことでした。

丙午はこの暦だと43番目、来年は未(羊)年ですが十干込みだと44番目の丁未(『ひのとひつじ』、もしくは『ていび』)となります。

日本の干支(えと)を知る

十干十二支の仕組みと由来

1. 干支の正体

実は「干支」は、10種類の「十干(じっかん)」と、12種類の「十二支(じゅうにし)」を組み合わせた計60種類の周期のことを指します。

十干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

2. 十二支(じゅうにし)

子 (ね)
丑 (うし)
寅 (とら)
卯 (う)
辰 (たつ)
巳 (み)
午 (うま)
未 (ひつじ)
申 (さる)
酉 (とり)
戌 (いぬ)
亥 (い)

2026年の干支は…

丙午(ひのえうま)

活発で勢いがあり、新たな変化が生まれる年と言われています。

還暦(60歳)は、この干支が一周して「元の暦に戻る」ことが由来です。
 

NICEHCKアプリについて

TYPE-C版ではNICEHCKのアプリが使用できます。

Android、iOSアプリのストアで両方配信されていますので是非ご利用ください。

各OS対応リンク 

Android版

iOS版

NICEHCK公式

今回使える機能など

アプリをダウンロードした端末に接続するとデバイスリストに今回の製品が表示されます。(表示はスタンダード版の青色

今回アプリは使えますが、プリセットは特に用意されていなくてあくまでカスタムEQを使用出来るに留まっています。

それでも使えるだけで音の幅がとても広くなるので全然良いですけどね!

自分好みの音を見つけてみましょう♪

十周年記念モデル原道の音質について

音の特徴等について

📋 リファレンス環境
  • 使用機器:POCO X8 Pro(MediaTek Dimensity 8500-Ultra)
  • 再生ソフト:FIIO Music (FIIO) / Amazon Music Unlimited(AMazon)
  • イコライザー(EQ):標準
  • スポンジ:付属品
  • ケーブル:付属品(リケーブル不可)

スマホにTYPE-Cで接続し、アプリのEQ設定はカスタム化せず標準のままです。

音量はAndroidシステム上では7〜9で十分な範囲。

イコライザーを使ったり、ソフトによってはもちろん前後するので自分の至適範囲に合わせてください。

聴感は中音域に主眼が向くフラット傾向~ややかまぼこテイストのある音。

音の質感はウォームです。

全帯域柔らかめな音で聴き疲れしません。

音場はイントラコンカなので上下左右に十分な広さを感じますが、奥行き感が薄いので音の立体感は弱め。

解像度はこの価格帯のイントラコンカとしては標準範囲内の印象で、同社の近い製品と比べても遜色はありません。

ただ、カナル型と比べると少し曇った感じで甘めに感じるでしょう。

分離感はやや甘めで音数が多い楽曲だと音の混雑、混濁を感じます。

低音域

何もいじらない状態であれば歯切れのよい弾力感のある低音域です。

どちらかというと弦楽器系よりも打楽器系の方が好印象。

量感的には少し控えめで聴きやすく疲れにくい感じになっています。

もっと量感多くしたいならEQで低音域を増やす選択肢もあります。

50Hzを増やすと低音域がかっちりと固定され音の全体的な骨子がしっかりとする印象、200Hzを増やすと低音域の楽器ラインの音がより明瞭になります。

特に音に迫力を求める方はEQは使用した方が良いと思います。

イントラコンカ型なので人それぞれ違う装着感によってより低音抜けによる差が大きくなるので、その点は考慮も必要です。

中音域

このイヤホンにおける主軸となっているやや前傾な中音域です。

何もいじらなければボーカルが聴きやすいバランスになってます。

楽器ラインは少しボーカルの後ろという感じです。

イコライザーでは200Hzと500Hzを動かすと男性ボーカルが、500Hzと1000Hz、2000Hz付近を動かすと女性ボーカルの位置感が前後します。(プラス方向なら前に、マイナス方向なら後方へ

ただ、500Hzはプラスの方向にし過ぎると曇った感じが強くなるのでここは微調整程度で動かすくらいをオススメします。

オーケストラのような空間が広い曲ならイコライザーの調整でそれなりに聴ける範囲に持っていけますが、音数が多いと音の団子のようになってしまうので基本的には雰囲気を楽しむ程度になってしまうでしょう。

高音域

安全なチューニングで刺さりのような刺激感がなく落ち着いて聴いていられる高音域です。

量感控えめで緩やかに拡散する高音域で直線的な強さが無い分、特に金属系の楽器は音がかなり潰れて丸くなってしまうような感覚です。

高音域に主張を求める人にはダーク傾向で静かすぎる高音域と言えるかもしれません。

ただ、イコライザーを使うと一番目覚ましい変化が出る領域とも言えるのでTYPE-C版を購入したら是非いじってみてください。

5000Hzで曲全体の明度感、10000Hzで抜け感、15000Hzで余韻の調整ができるのでいずれもプラス方向で少しいじると良いでしょう。

ただ、あまりプラス方向にいじり過ぎるとシャリ感が出てくるので注意が必要です。

総括

高音質をメインに…というよりかはどちらかというとノスタルジックな雰囲気が味わえるイントラコンカです。

より完成度を高めたノスタルジックなイントラコンカ型のイヤホンとしては同社のB80というものがありますが、よりお手軽にといった感じでしょうか。

B80と大きく違うのはTYPE-C版があって、アプリを使った幅広い音作りの楽しみができる点です。

もう少し低音域を足したい、高音域も伸ばしたいという願望が叶います。

もちろん再生機側でEQ調整すれば3.5mmジャックも同じように楽しめるのですが、その再生機か再生ソフトか、そのイヤホン専用になってしまうのが辛い所。

その点専用アプリは再生機も再生ソフトも占有しないので便利と言えます。

音の傾向としてはサブスクの作業のお供に音を楽しむという『ながら聴き』特化タイプのイヤホン。

イコライザー調整で好きな音楽のジャンルの傾向に寄らせるとあまり弱点はありません。

ただ、音場の影響が大きい曲に関しては平べったく聴こえて音も混雑気味になります。

一方でこのイヤホンが持つクラシカルな雰囲気はファミコンやスーパーファミコンなどのレトロゲームのような音源ととても相性が良いです。

同じTYPE-Cのイントラコンカ型、YDSmallとの違いは?

以前、TYPE-Cの安価な製品でYDSmallという製品をレビューしたことがあります。

YDSmallよりも音が若干柔らかめです。

大きな違いはYDSmallが残念ながらNICEHCKのアプリに現状対応していないので、音の変化を楽しむならこの十周年記念モデルを使った方が楽しめる幅が広いということです。

YDSmallはパステルカラーな感じがかわいいのでそれはそれでありだとは思いますけど。

セットアップ

🎧 セットアップ・セッティング
  • 再生機:POCO X8 Pro(MediaTek Dimensity 8500-Ultra)
  • イコライザー(EQ):カスタム
  • スポンジ:付属品
  • エージング:40時間

セットアップはカスタムEQのご紹介。

特に女性ボーカルをメインとした弱ドンシャリ傾向の音にする感じです。

分かりやすく低音域を伸ばして中音域を維持か若干の減少、高音域を大きく伸ばすという調整ですね。

元々ボーカルラインがブーストされた感があるので少し1000Hz付近を下げてもそこまで後退し過ぎるということはありません。

高音域は5000Hzはともかくとして、10000Hzと15000Hzを上げ過ぎると刺激感やシャリ感に繋がるのでこの辺は好みの微調整がメインとなります。

この調整だとウォーム感が少し薄らいで見通しが良くなります。

十周年記念モデル原道を選ぶ上での良い点、留意点

NICEHCK十周年記念モデル原道のポイント

良い点

◎最高評価

・TYPE-C版はアプリに対応、自由度の高いカスタムEQ

NICEHCKの公式アプリを使えば音をある程度コントロールできる点が優秀。

アプリで制御できるので普段使っている音楽プレイヤー側のEQをいじらないで済むメリットが大きい。

そこが3.5mm版との大きな違いであり、一番の評価ポイント。

音場や解像度、分離感などの空間表現能力が劇的に変化することはないが、自分の好きな方向の音に持っていけるのは大きい点と言える。

○高評価

・値段が安くてビジュアルも良い

アプリ対応で音の傾向を好きな方向にできるTYPE-C版の製品でもお値段が安いので気軽に使っていける。

使っていると素材感的な安っぽさは感じるものの、外から見るとそのビジュアルの良さの方が目立つ。

留意点

・スポンジの付属品が少ない

1セット分しかないので装着に失敗できない。

頑丈なものでもないので力を入れ過ぎると裂いてしまう可能性もある。

Amazonなどで同社のスポンジを購入する事は可能なので万が一に備えておく必要はあるが、追加コストという点では留意が必要。

・断線に注意

リケーブルできないので細いエナメル線タイプのケーブルは特にその扱いに注意が必要。

100均などで硬質ケースを自分で準備して持ち運ぶことをオススメしたい。

まとめ(分析、一口メモ部分)

TYPE-C版であるという前提条件です。

🧐 分析してまとめて紹介するなら…

  • 聴感バランスは中音域に主眼が向くフラット傾向~ややかまぼこテイストのある音
  • 音の質感は暖色系(ウォームバランス
  • イコライザーによってウォーム感を強めたり弱めたりも可能
  • 音場はイントラコンカらしく上下左右に窮屈感のない広さ
  • 奥行感は弱く音が平べったい
  • 解像度は価格帯平均を満たしているが、カナル型と比べると甘さを感じる
  • 分離感は甘い
  • 低音域は歯切れのよい弾力感(足りないならEQで調整しよう)
  • 中音域は前傾で特にボーカルが聴きやすい
  • ボーカルはEQ調整で男性、女性共に聴きやす方向に調整可能
  • 楽器ラインは少し後ろ気味
  • 高音域は標準だと少し控えめな安全チューニング(足りないならEQで調整しよう)
  • リケーブル不可
  • アプリ対応
  • パッケージ能力は高くない
  • デザインの馬の絵がかわいい

😊 オススメポイントという感じで紹介するなら…

  • カナル型が苦手な人
  • ボーカルメインで使いたい人
  • カスタムEQで好きな方向の音に持っていける
    ↑得意ジャンルが増えるのでアプリ使用推奨
  • 低コストで気軽に使いたい人
    ↑特にサブスクで聴き流し、作業用BGM用途にオススメ
  • レトロゲームの音源が好きな人
  • 見た目がきれい、ワンポイントの馬の絵もかわいい

😞 オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

  • 安価なイントラコンカ型のイヤホンのなので音質を追求するタイプではない
  • 空間が広い曲はEQ調整では限界がある
  • 断線のリスクには注意が必要
  • スポンジの替えは別途購入するしかない(交換時の破損リスク+衛生面
    ↑シリコンイヤピと違って洗って使い直すがし辛い

最後に今回のレビュー品リンクです。

Aliexpress NiceHCK Audio Store

NICEHCK 公式

それでは次の記事でお会いしましょう!