れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。スマホ版は少し下にスクロールして本文読んでね!

#121 イヤホン SOUNDPEATS Air5 Pro+をレビュー!

こんにちは!!😊

今回はSOUNDPEATSさんからAir5 Pro+を提供していただきましたのでそちらのレビューしていきます。

いつもありがとうございます!

先代モデルのAir5 Proの進化版がこのAir5 Pro+。

10mmのDD(PU+PEEK)に加えてMEMSドライバー+XAA-2000 Aptos Class-Hアンプチップ搭載でパワーアップした本製品の実力をしっかり見ていこうと思います。

お得情報!

↓↓ 10%オフのコードをいただきました!(2025年11月20日20時00分JSTまで)

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↑↑ これを入力することで10%オフになります。

(商品ページに○○円OFFクーポンがあったら併用可能!)

是非ご利用ください!

それでは今回のレビュー品リンクです。

Amazon SOUNDPEATS

Amazon.co.jpリンクamzn.asia

X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け

一口メモ

インプレ

※一口メモは箇条書きでの簡易版。

インプレは当レビューの音質部分を抽出したものです。

実際のレビューには追記があることもあります。

音質のみを知りたい場合は一口メモやインプレをご参照ください。

メーカーさんの紹介

SOUNDPEATSさん

無線イヤホンにおいて圧倒的なクオリティを誇るメーカーさんです。

日本国内のオーディオアワードでは数々の製品が受賞や金賞となってます。

有線イヤホンよりも規模が大きい無線イヤホンはそれだけ製品の数も多いのですが、その中でも数多の製品が受賞しているのは純粋に凄いことです。

音だけではなく、しっかりとしたサポートがされている証左でもあります。

無線部門では個人的価格指標のミドルロー(1~2万円)製品も少なく、1万円以下のエントリー向けが圧倒的に多いです。

手にしやすい価格ながらも音質や機能面で妥協していない印象があるメーカーです。

製品も無線製品が基本になってます。

TWS、OWS、ヘッドホン、イヤホンケースカバー、メーカーグッズ中心のラインナップです。

大手のECサイト(Amazon、楽天、Yahoo、Qoo10)や国内の大手家電量販店(ヨドバシやビッグカメラ等)など、幅広い販売網を築いているので見かけることも多いメーカーさんです。

Xでは製品情報やプレゼントキャンペーンが活発に行われています。

フォローしておきましょうね!

X公式 SOUNDPEATS

https://x.com/SOUNDPEATS_JP

各リンク先

Amazon SOUNDPEATS直営店

SOUNDPEATS 公式ホームページ

スペック

ブランド:SOUNDPEATS

モデル名:Air5 Pro+

ドライバ構成:1DD+1MEMS

アンプチップ:XAA-2000 Aptos

コーデック:SBC/AAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless

LDAC、LC3は専用アプリPEATSAUDIOでONにする必要があります

周波数応答:20Hz-40kHz

SoC:QCC3091

Bluetooth規格:5.4

マルチポイント:対応(2台

ANC:55dB

レイテンシー:60ms

防水・防塵性能:IPX5

・バッテリー容量

イヤホン:35mAh(最大使用時間約6時間)

ケース:520mAh(最大使用時間約30時間)

最大使用時間はコーデックAACで本体音量40%、通常モード時

充電規格:USB Type-C(5V1A

技適:あり

発売日:2025年10月27日

価格:15,380円

パッケージ情報

外箱

製品の特長や売りをしっかり表示してます。

Snapdragon Sound対応、ハイレゾ対応、LDACやLC3対応とTWSにおけるほぼほぼ最高環境が揃ってます。

箱の外径はおおよそ横12.5cm×12.7cm×6.7cm。

先代モデルの箱と比べると大型化しています。

特にイヤホンが大型化してたりケースが大型化してるわけではないです。

H3と同じで箱自体が豪華仕様になってる感じですね。

中身

中身はマニュアル類、充電用ケーブル(USB Type-A to C)、イヤピは1種類で3サイズ(S/M/L)合計3セット、ピーツ君のシールとイヤホン本体。

マニュアルは日本語もあるので問題なく使用できます。

ただ、文字が小さいので目が悪い人や老眼の人には多少厳しい細かさです。

自分も目の健康状態が悪いので厳しかったです。

イヤピ

イヤピはAir5Proと同じなのかなと思います。

この後イヤホン本体で紹介しますがAir5Proのメインカラーが銅でイヤピの軸が茶色、Air5Pro+はゴールドがメインカラーでこちらのイヤピの軸は濃いめのベージュという感じ。

世界観を合わせているのかなと少し感じました。

音の傾向もAir5Proの付属イヤピをあまり変わりません。

その他付属物

充電用のケーブルとピーツ君シール。

この辺はAir5 Proのみならず大体同社製品と同じ内容です。

ピーツ君いつも楽しそう!😊

イヤホン本体について

本体概要

デザインはAir5 Pro同様、SOUNDPEATSらしいスタイリッシュなもの。

背面がゴールドなのでよりゴージャス感が出たかもしれません。

背面のSOUNDPEATSのロゴマーク(Sマーク)部分がマルチファンクションボタンになっていて、ここでTWSの操作も可能です。

誤操作が嫌な人はアプリでマルチファンクションボタンの無効化も可能です。

Air5 Proと比べるとMEMSドライバーやアンプチップ搭載分少しだけ重くなり、Air5 Proの約4.8gから5gになってます。(それほど差がないのに驚く

とはいえ、前モデルと比べてもあまり装着感に差はありません。

多数のメーカーが使用する形状なので多くの方にとって快適に使用できるでしょう。

防塵、防水性能はIPX5なので防水性能のみとなります。

雨からはある程度守られますが、例えばゲリラ豪雨の中や何十分も雨の環境で傘を差さない状態を維持することは非推奨です。

もちろんお風呂のシャワーも推奨外です。(水が常温ではないことやシャンプー等の影響が考えられるため、防水性能が正しく発揮されない可能性があるからです

この等級で水没は絶対にダメです。

マクロ撮影。

Air5 Pro同様、同社のスローガン『Hear The Difference』が記されており、先端部分に左右表記があります。

楕円形のフィルタカバーも実はAir5 Proと変わっていてあちらは黒系でしたがゴールドになってます。

径は楕円形なので長い方で7mm少しないくらいです。

Air5 Proでも使っていますが、円形軸のAZLA SednaEarfit MAX for TWSも使用可能でケースの干渉もしません。

前モデルと形状比較

形状的にはAir5 Proとほとんど変わりありません。

主な部分は背面のFP側のカラー。

+版はゴールドで、無印はブロンズカラーという違いがあります。

あとは少し上で紹介したノズルのフィルタカラーが変わってます。

充電ケース

イヤホン本体を含めた重量は約51.11gで前モデルの50.3gと比べて微増ですが、持った感じでは全然差が分かりません。

一応充電容量はAir5 Pro+の方が大きくはなってます。

形状もAir5 Proとほぼ同じで各部分のカラーが少し違うくらいです。

蓋の内部には技適情報があるので安心して使用可能です。

Air5 Pro+(左)とAir5 Pro(右)のケース比較はこんな感じです。

文字が金属光沢のゴールドか、光沢無しグレー、充電端子部分がゴールドかシルバー、内部の充電台座がブラックかグレーという差。

イヤホン含めて置いてみるとほんと色違いくらいなものです。

充電ケースの注意ポイント

・荷物と一緒だとどうしても傷はつきやすいです。

・イヤホンはある程度の防水性能がありますが、ケースに防水性能は無いです。

・無線充電は非対応です。

タッチ操作

デフォルトの操作です。

アプリで確認、設定の変更やタッチ操作無効が可能です。

アプリ『PeatsAudio』について

まず、このアプリを導入しないとLDACやLC3が使用できないのでそれらを使用予定であればインストールしましょう。

Snapdragon Sound対応であればAptX系がデフォルト、そうじゃない場合はAACがデフォルトのコーデックになります。

各OS対応リンク

Android版

iOS版

機能

Air5 Pro+におけるホーム画面です。

順番に解説をしていきますが、直感的に分かるものとかこのレビュー記事では詳細の解説が必要ないものに関しては自分の判断で省きます。

補正関連

①ノイズキャンセリング

効果は4種類あります。

・適応型ノイズキャンセリング(効果:可変)

・室内ノイズキャンセリング(効果:小)

・屋外ノイズキャンセリング(効果:中)

・屋外交通(効果:大)

大まかな効果に関して記してますが、屋外交通なんかは閉塞感を感じるくらいに強いANCでかなりの効果を感じられます。

エンジン音や換気扇のような音を強力にキャンセルしてくれます。

適応型は環境に応じて自動で調整してくれるので使用タイミングが移動メインの人にはありがたい機能です。

室内ノイズキャンセリングは他と比べて効果が弱い感じはありますが、それでも十分な性能です。

強力なノイズキャンセリングは周囲への注意力が散漫になる可能性があります。

特に交通量の多い道路や線路に面している場所や夜道の一人歩きの際は安全を第一にお願いします。

また、強力なので苦手に感じる方もいると思われます。

②ノーマル

特に何のノイズ補正もない状態です。

音の傾向含めて素の状態です。

③外音取り込み

・人の声の強調

・標準的な取り込みモード

標準外音取り込みは風の低い音などのノイズをキャンセルしつつ、人の声を集中的に取り込むもの。

性能が高くここまでしっかりとした外音取り込み機能はすごいと思いました。

人の声の強調は標準から人の声の帯域の音をもうちょっとはっきり取り込みます。

各モードによる音質への影響について

ANCや外音取り込みにすると低音域が若干強調されて中音域もほんの少し前にくる感覚があります。

Air5 Pro+なのでLDACなら解像度は元々高めなので極端な低下は感じませんが、コーデックによっては低下をより感じるかもしれません。

補助機能

①マルチポイント

このアプリをインストールしている端末ともう1台をほぼシームレスに切り替えます。

端末Aで音楽やゲームを楽しんでいる時、端末Bに電話がかかってきたりすると自動的に切り替わります。

ただし、後述するLDACをONにしてるとマルチポイント機能は使用できません。

LDACがON状態で選択するとイヤホンが再起動し、LDACが自動的にオフになってマルチポイントが利用可能になります。

②ゲームモード

LDACがONになってると選択不可能な状態になって使用できません。

お使いの端末がSnapdragon Sound対応端末であればゲームモードがOFFでもaptX Adaptiveのように低遅延モードが自動選択されます。

イヤホンスペックと大差ないくらいの低遅延になるのでゲームモードのON、OFFではあまり差を感じないかもしれません。(aptX Adaptiveは50~80msの遅延と言われており、60msの本機と近いスペックです

特にグラブルのようなカジュアルなゲームであればOFFでも遅延はそれほど感じません。

一方で3Dの音ゲーであったりFPSゲームをやるならゲームモードはONにした方が良いように感じました。

スコアを完璧に狙う、競技的に使いたい場合は基本的に有線イヤホンやヘッドセットを使うべきかと思いますが周回で利用する分には

また、端末側がSBCやAACにしか対応してない場合も同様にゲームモードをONにしないと大きな遅延を感じます。

何とか音の面はイヤホンのスペックで補ってる面は感じますが、できればaptX系が使える端末(クアルコム系のSoC搭載のAndroid機)の方が良いですね。

③タッチコントロールを無効にする

イヤホンを取り外す時など、タッチパネル部分に触れて思わぬ操作をしてしまうのが嫌な人はここをOFFにしておきましょう。

自分はよく誤操作をするので特に移動最中は無効にすることが多いです。

④カスタムキー

※上の画像は既にカスタムしてある状態です!!

このように自分の好きな感じに設定することができます。

音声アシスタントはAndroidだとGEMINIが起動します。

⑤LDAC切り替えON/OFF

高音質なコーデック、LDACの使用にはそもそも制限があります。

①アプリを使ってONにしないといけない(アプリはメールアドレスの登録が必要

②マルチポイント時には使用できない

③ゲームモード時には使用できない

音楽を聴くならLDACが必要だと思いますが、メアド登録が必要なアプリの使用や特定の機能を使用中はLDACが使えないことは考慮が必要です。

⑥LE-AudioのON/OFF

LC3に対応してますが、対応端末がそこまで多くない問題があります。

対応しているならば使っても良いかなくらいで基本的にはあまりONにしない項目かなと思います。

使えるのなら省電力の割に音質が良く低遅延という恩恵が受けられます。

⑦イヤホンを探す

GPSでの検索が可能でした。

ただ、自分の場所から約300メートルほどずれてるので正確性で言えば何とも…

落としたら大体場所は分かっても小さいですからね…(´・ω・`)

イコライザー関連

①適応型EQ

聴力テストのようなものが始まります。

その結果に応じて自動的に調整してくれるモードのようです。

適応型というくらいなので例えば自分の環境に合わせて(通勤バスや電車など)をしておくと最適な音に合わせてくれるでしょう。

静かな場所でやる意味はあまり無いと思います。

②プリセット

12種類のプリセットが用意されています。

イメージ画像から何となくどんな音の調整になるのかも判断できます。

音に関する評価は音質評価項目にて。

③カスタムEQ

もちろん自分で調整したEQを使用することもできます。

これがTWSの醍醐味の一つです。

Air5 Pro+の音質について

音の特徴等について

リファレンス環境

使用機器:Xiaomi15、Motorola Edge 30 Pro

再生ソフト:FIIO Music (FIIO) & Amazon Music(Amazon)

イヤピ:付属品

コーデック:LDAC

EQ等:ANCや外音取り込みオフ、EQはSOUNDPEATSクラシック(デフォルト)

音量はAndroidシステムにおいて15段階ある中で7~8で十分な音量です。

リファレンス環境時の音の評価としてはやや低音域に主眼があるものの聴感バランスが整った弱ドンシャリ系サウンド。

音の質感としては寒暖差小さいニュートラル傾向。

無印のAir5 Proと比べるとやや高音域に鋭さがあってその分、若干聴感としては暖かみは軽減している印象。

音場は横に広めの印象で太さもあって天井も狭さを感じない程度に広さがあります。

奥行もそれなりに感じられAir5 Proと比べてこの辺に進歩が感じられます。

解像度に関しては低音域、中音域の領域が高いです。

分離感もとても良く、Air5 Proと比べて各セクションかなりの進化が感じられます。

低音域はほんのり暖かみがありながらもキレが良くタイトな傾向で弾力感があります。

サブベースの深みはあまりありませんが、そのおかげでくどさは出てません。

ボーカルは男性側も凹みが緩和されて向上がしっかり感じられ低い声の艶感や高い声の前傾の主張がしっかり感じられます。

女性ボーカルはAir5 Proに引き続いてレベルが高く、特に高音域にかけて速度感があってきれいに抜けていく感じが良くそこが強みです。

楽器のラインも凹みにくく、主旋律のギターやピアノの音がとても良いです。

高音域が曲によってやや鋭さを感じますのでEQによっては少し強めに感じる人がいるかもしれませんが、その場合はカスタムEQで好みに調整しましょう。

音数が多い曲や音場の広い曲に対しての臨場感が向上しており、低音域の強化でライブのような迫力+臨場感の曲との相性も良くなっています。

同社のH3、先代モデルのAIR5Proとの簡単比較

H3

同社の同価格帯のH3と比べるとボーカルが近め。

音場の広さ、奥行感等の空間表現能力はH3が高いのでより広い音場の曲や音数の多い曲への適正がH3の方が高いように感じます。

迫力で言えばAir5 Pro+、臨場感で言えばH3の方が高いというイメージです。

Air5 Pro+と比べてもH3はレベルが高く、音の傾向による好みの差はあるのかなと思います。

総評としては攻めた高音域やボーカルに主眼を置きたいならAir5 Pro+を選んだ方が良いでしょう。

AIR5Pro

ボーカル主体で割とフラット傾向なAIR5Proに対して+版は少し派手な方向性でドンシャリ感が増しており、特に低音の厚みが増してます。

音の奥行感も出るようになったので空間表現能力が向上しています。

アンプチップが搭載された差がこの辺で感じられます。

総評としては価格が向上した分のパワーアップが実感できるので、聴き疲れしたくない以外では+版が圧倒的にオススメできます。

各EQの簡易感想

①SOUNDPEATSクラシック(デフォルト)

基本となるEQで弱ドンシャリ。

サブベースが若干強めですが、クラシックやオーケストラなんかの曲とも相性が悪くないので色々な曲を卒なく聴くのに向いています。

②低音を強く

フラット傾向のサウンド。

何故かデフォルトよりも低音域が穏やかになりますが、中音域の主張が強まります。

ボーカルも前めになって、ボーカル中心に使いたい人向けのバランスです。

高音域の強調より低音が弱いのは何故…?

③低音を弱く

かなりフラット傾向な音でやや高音域が目立つようになります。

音量が高いとソリッド感が強くて聴き疲れしやすいので、小さめな音でゆったりと曲を聴くのに向いたバランスと言えます。

④高音域の強調

弱ドンシャリ系サウンド。

実は低音を弱くの方が高音域が強調されて聴こえる感がありますが、低音域がないので目立ってるだけでこちらの方が自然に高音域が強調されているのを感じます。

というか低音を強くよりも低音域強い…

⑤ポップ

フラット傾向かV字傾向を感じる音。

中音域が凹みボーカルが遠くなってウォーム感が増して解像度が下がった感じに。

柔らかい聴感で疲れにくく、よりムーディな曲調向け。

⑥エレクトロニック

①のデフォルトのバランスを極端化したような感じでドンシャリ系サウンドに。

サブベースが重くビリビリ、ボーカルも前に引っ張って、高音域もしっかり出すド派手なサウンドで曲調激しめな迫力系楽曲と相性良し。

⑦クラシック

クラシックと一言で言っても曲調が早かったり高音域が多い曲向けとは言えず、音場も狭くなってウォーム感強め。

どちらかというとジャズなんかと相性が良い。

⑧ロック

①のデフォルトを少し派手に調整した感じで、①と⑥のエレクトロニックの中間くらいの弱ドンシャリ系サウンド。

ボーカルが前傾過ぎず、低音域が主張するので確かにロックのような強めの楽器向け。

⑨フォーク

フラット傾向かV字傾向を感じる音。

④の高音域強調の高音域を下げた感じの音。

程よいメリハリ感で長時間、疲れにくく使うのにはベストなバランス。

⑩読み上げ人声強化

音楽向けじゃないですし、オーディオブックやいわゆる読み上げソフト向けとも言えずなんとも分かりにくいバランス。

⑪HiFi

⑥のエレクトロニックと⑧ロックとの中間くらいのバランスで、⑧のロックよりも中音域と高音域の出力が上がってるドンシャリ系サウンド。

プリセットの中でも派手な方の音のバランス。

⑫ACG

恐らくゲーム向けのバランス。

ドンシャリ感がしっかりあるのでFPSゲーム向きという感じではなく、どちらかというと腰を落ち着けてどっしり楽しむRPGとか音ゲー的な方向性。

FPS楽しむならカスタムEQの方が良いかもですね。

総括

ボーカルが素晴らしいイヤホンです。

Air5 Proと比べてメリハリ感がしっかりありつつも、W字バランスを意識したようなボーカルの前傾でしっかりボーカルメインのイヤホンという前作から変わらぬ評価となりました。

特に男性ボーカルが良くなったのであまり男女関係なく使える点も評価のポイントです。

ボーカル以外、曲調で言えばハード系の極端なものじゃなければあまり弱点を感じない優等生タイプ。

基礎能力が高い上にアプリで色々音を調整できるというのはかなりの強みと言えます。

H3同様、一昔前の倍額近い無線イヤホンと音質の面では大差ないほど進歩がしっかり感じられます。

キレの良いタイトな低音、前傾で解像度の高いボーカル、凹まない楽器ライン、時には鋭いくらい主張もある高音域の調和が絶妙な高品質なTWSでした!

Air5 Pro+を選ぶ上での良い点と留意点

良い点

◎最高評価
  • 機能がとても多くて痒い所に手が届きまくる

これ欲しいなっていう機能は基本的に網羅されている。

種類も多い上に細やかな配慮もあって使う側からすると抜群の満足感。

ノイキャン性能や外音取り込みの自然な感じ、EQの自由度の高さなど、総合力が高い。

  • ボーカルメインの高音質イヤホン

特にボーカルを楽しみたい人向け。

クリアなボーカルで前作Air5 Pro以上に男性が良くなり、女性はより伸びやかに。

ボーカル以外も適性が高くてとても使いやすい。

○高評価
  • 接続は安定的

新しい方の規格ということもあって接続はとても安定的。

人がごった返すほどの場所に行く機会がないのでそういった場所でのLDAC接続に関しては不明だが、少なくとも田舎都市のショッピングモールの特売セールくらいの人ならば問題は特に感じなかった。

大都市ではLDACであっても接続優先の方が良いかもしれない。

  • マイク性能はしっかりしている

AIR5Proに引き続いてこの点については高評価。

通話の品質についても多少ざわざわしていても声がしっかり伝わっているようで、少し耳が遠くなった高齢の母曰く、ちゃんと声が聞こえるとのこと。

安いTWSだと周囲のノイズも丸ごと拾ってきたり、ホワイトノイズのようなものが入って高齢の母だと聴き取りにくいとかあるが、問題ない評価。

留意点

  • バッテリーの消耗はそこそこ大きい

スマホのLDAC品質設定で最高状態、音量50%くらいで使っていると3時間くらいで残量20%ほどに。

MEMSドライバーやアンプ搭載で消費電力はそこそこ重めな印象。

それだけ連続で使えてれば十分だとは思うが、長距離出張だと片道もたない可能性も。

使わないときは積極的にケースに戻して充電をしっかりしよう。

まとめ

というわけでSOUNDPEATS Air5 Pro+のレビューを行いました。

多機能で高性能、何でもこなせる便利屋さん

がより進化しました。

元々高機能なAir5 Proの高音質版ということでお値段も上がってはいますが、よりこちらの方が音楽的な聴き応えはあります。

😊オススメポイントという感じで紹介するなら…

・ボーカルが特に良い

・先代のAir5 Proよりも適応音楽ジャンルが広い

・ドンシャリ好き向け

・多数のコーデックに対応している

↑特にSnapdragon Sound対応機器と相性が良い

・拡張性が高いEQ等、機能面がとても充実している

・ノイキャン機能や外音取り込み性能がしっかりしている

・音の配置、分離感等、空間表現能力が高い

・マイク性能も高い

・見た目が良い

😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

・アプリ導入はメアドの登録が必要、使わないと真価が発揮できない

・最高音質だとバッテリーのもちはあまり良くない

・ノイキャンで酔う感覚がある人には強力な性能(酔うかも

最後に今回のレビュー品リンクです。

Amazon SOUNDPEATS

Amazon.co.jpリンクamzn.asia

それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ