こんにちは!😊
今回はKinera Celest Wyvern Black Remasterのミニレビューを行います。
以前、PRさせていただいたKinera Celest Wyvern Black(発売当初はKinera Celest Wyvern Abyss)のリマスターということで、新たにリリースされました。
高級イヤホンでも知られるKineraのエントリーブランド、Celestシリーズの中でも安価で美麗、そして音も普通に良いよねっていう価値観を確立したのがこのWyvernシリーズです。
では早速見ていきましょう。
今回のレビュー品リンクです。
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スペック

ブランド:Kinera Celest
モデル名:Wyvern Black Remaster
カラー:モス(左)/タイド(右)
プラグ:3.5mm版/4.4mm版
ドライバ構成:1DD
コネクタ:2PIN(0.78mm)
インピーダンス:32Ω
感度:105dB
周波数応答:20Hz-20kHz
発売日:2025年6月
価格:4,900円(34ドル)
パッケージ情報
外箱


まさかの美少女系キャラパッケージ。
最近の中華イヤホンはキャラパッケージが増えてすっかり市民権を得た感があります。
とはいえ、Celestブランドは奇抜なキャラを使うことも。
あとは箱に輝くVGP受賞のマーク。
WyvernシリーズはVGPを複数受賞しており、こちらは金賞を受賞している模様。
中身

中身はマニュアル、イヤピは1種類で3サイズの合計4セット、ケーブル、イヤホン本体、ブロマイドカード。
イヤピは恐らくCelest221だと思われます。
エントリー製品なのでシンプル構成ですが、まさかのブロマイドカードも。

カラーは紫と緑がメインなので、イヤホンのカラー分類ではモスと合致しますね。
タイドの方はドラゴンの姿になった時のイメージなのでしょうか??
イヤピ



音質的にはややフラット傾向になるCelest221。
あっさりが好きならこのままでも良いですけど、もっと音にメリハリを付けたいならKBEAR07やfinal TYPE-Eなんかをオススメします。
ケーブル



ケーブルは4NのOFC。
4.4mm版もあるのですが、基本的にはリマスター前のノーマルBlack同様にリケーブルをした方が良い印象です。



ピンにはLR表記があるので左右間違えはないと思います。
この表記も装着の際は耳側になるので外側から見える事もないのでしっかり配慮されています。
スライダーは緩くもなくきつくもなく、ちょうどいい感じ。
ケーブルそのものは少し硬そうに見える見た目をしてますが、実際には柔らかくて反発力も低め。
タッチノイズも小さいのでケーブルの機能性は高めと言えます。
が、4Nの無酸素銅ケーブルなら正直もっと高い純度のケーブルも今は安価なので基本的にはリケーブルをオススメします。
イヤホン本体について



エントリー製品の中でも突出した美しさを見せてくれるのがこのCelestブランドのすごいところ。
このWyvern Black Remasterも例に漏れずとても美しいFPになってます。
配色に関しては固定で光の具合で色の変化はありませんが、角度によって立体感が感じられる模様になってます。






形状はこんな感じで全体的になめらか。
長時間装着していても疲れ、痛みや違和感は感じにくくとても使いやすいです。
ちなみに旧版との比較は以下の通りです。



まずFPを見てもすぐに形が違うという判断ができます。
旧版は耳孔介にはまる部分が出っ張っていましたが、リマスター版はフラットな傾向になってます。
筐体全体の面積が減って僅かに小振りになった印象です。
旧版が割と1DDの割に大きく感じたので良い変化だと思います。



ノズルの長さは標準範囲で、旧版と違って全体が金属に変更になってます。
径はほぼジャストな6mm。
イヤピの交換のしにくさはあまり感じませんが、軸が細いイヤピは交換しにくさを感じる事もあるかもしれません。
Wyvern Black Remasterの音質について
音の特徴等について

リファレンス環境
使用機器:FIIO M23
再生ソフト:FIIO Music (FIIO)
イヤピ:付属品
ケーブル:付属品(3.5mmプラグ)
旧版のWyvern Blackと比較しつつ聴いていきます。
聴感的にはフラット傾向寄りで緩やかなV字カーブと言ったところ。
旧版のWyvern Blackよりもフラット傾向がほんの少し強いです。
質感的にはニュートラル傾向。
ウォーム傾向があった旧版よりかは中間的な傾向になってます。
解像度は価格帯では平均的であまり旧版との差がありません。
音場はコンパクトな円型で、横はあまり広くなく天井も低く、奥行感は少しある感じ。
旧版よりも低音域の範囲が小さくなって中音域がより前めに感じるのでその分奥行感は感じますが、音が鳴る面の部分では狭くなった感覚があります。
面積の旧版、体積のリマスター版といった感じ。
低音域のパンチ力がある旧版と比べると音の鳴らす位置や力感がより整ってるので空間表現能力はリマスター版の方が高く感じます。
定位感はあまり変わりませんが、低音域のマスクが弱い分FPSゲームの用途は旧版よりもこちらの方が適正は高いと思います。
低音域
必要最低限といったあっさり系な低音域。
サブベースの深みはあまりなく、そこまで深みを感じない旧版よりも更に小さいです。
ミッドベースも力感こそないですが、明瞭でクリーンに鳴らしている印象で旧版のようなゆったり感は弱くなってる印象。
他の帯域を邪魔しないですが、音の土台という機能メインなので低音域が好きな人にとっては物足りなさを感じるでしょう。
バランス化しても低音域は膨らみにくく、音場の恩恵や解像度の面で改善したいならバランス化一択だと思います。
中音域
ボーカルは前め傾向でその少し後ろに楽器のラインがある整った中音域。
旧版と比べて低音域の主張が弱い為、より前に出ている感覚がありますが旧版と比べてもあまり前に出ている感じではありません。
ボーカルは低音域側が少し弱くなった部分も影響してか男性ボーカルの艶感は減りましたが、どちらかというと明瞭な方へ変化。
女性ボーカルも同様で旧版よりもきれいに聴こえますが、ハイトーンな歌手ほど高音域側の伸びの欠けの影響を受けます。
楽器のみでもメロディラインもしっかりしてるので空間の広いオーケストラ系の曲もそつなくこなします。
低音域の迫力は低減したものの、奥行感が旧版よりあるので臨場感が上がってるのも特徴的と言えます。
サ行の刺さりのようなものもほどんど心配なく使用できます。
高音域
リマスター版になっても大きく変わってない高音域です。
安全なチューニングなので高音域の強さや刺激感に悩んでる人にとっては良い選択肢ではありますが、やはり暗い高音域なのは旧版から変わってないですね。
高音域の魅力の一つ、煌めき感がほとんどないので中高音~この高音域にかけての音のキレイさという点では欠けています。
旧版同様、ハイハットのような音が鋭くて放射する金属楽器の輪郭がとても丸くてふわっと聴こえます。
このような楽器を多用する曲では金属楽器の良さが伝わりにくいです。
バランス化すると少し抜けや伸びも良くなりますが、それでもロールオフが早くて閉塞感を感じる高音域という感じです。
総括
リマスターというだけあって基本の音のラインというか、根っこの部分は大きく変わってはいません。
ただ、音の繊細さという点ではやはりリマスター版の方に一日の長がありそうです。
サブスク等での普段使いやゲーム用途、動画なんかにも普通に使える音質を備えています。
どちらかというとロックとかジャズ寄りだった旧版と比べてそちらの適正は下がっても他の適正を上げてなるべく弱点を減らす方向性なのかなと感じました。
低音域によりフォーカスされた旧版か、バランスの良さにフォーカスを置いたリマスター版か、あなたの好みで選ぶと良いでしょう。
リケーブルに関してはバランス化した方が基本的スペックの底上げがしっかり感じられます。
ちなみに旧版のレビューに関しては↓をご参照ください。
セットアップ



DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは38,Amazonで49)
リケーブル:ivipQ-175(CIEM 2PIN 4.4mm)
イヤピ:KBEAR07
エージング:50時間
線材はグラフェン系。
中音域はほんの僅か下がるものの、他は持ち味を引き出してる感覚。
低音域があまり膨らまないので聴感バランスを大きく変えずに使えてます。
ケーブルによってはバランス化しても少し靄がかかったような感覚があるものの、ivipQ-175だとそういうものを感じにくく解像度高い音が楽しめました!
まとめ
というわけでKineraのCelestブランド、Wyvern Black Remasterをレビューしました。
音質の総括部分が全てですが、見た目の部分を最後のまとめに。
Wyvernシリーズは同じシリーズでもカラーリングによって見た目も大きく違うのが特徴です。
例えばQingでは青と緑の2色でいずれも全く違う傾向のFPでしたが、今回のこのWyvern Black Remasterも同じく色違いで全く違う表情になるFPです。
光の反射率が高いモスは若干派手な色調なので、気になるならもう一つのタイドの方を狙ってみても良いかもしれませんね。
😊オススメポイントという感じで紹介するなら…
・見た目が非常に美しい
・価格比では所有欲を満たせる見た目と音質
・旧版よりも少しシェルが小さくなって装着感が良くなった
・旧版よりもフラットな傾向で音のバランス感が良い
↑音の配置やバランスも良く、FPSゲームとの相性も良い
・サブスクや動画、ゲームとの相性も良く長時間使っても聴き疲れない
・旧版の良い所は減ってしまったが、総合的に見て弱点も減った
😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…
・低音域が旧版より弱く、物足りなさを感じる人もいる
・高音域が暗く、高音域好きな人にとっては不足
・本領を発揮するならリケーブル、イヤピ交換はほぼ必須
最後に今回のレビュー品リンクです。
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