こんにちは!!😊
今回はKeepHiFiさん(旧Easy earphonesさん)から、KBEAR NZ02 【哪吒】を提供していただきました!
いつもありがとうございます!
以前、KBEARさんから黒神話オマージュ製品が出ましたが、今回は中国国内で大ヒットした映画『ナタ2』のオマージュ製品なようです。
ちなみに黒神話オマージュ製品、K01のレビュー記事は↓↓
それでは今回のレビュー品です。
✨Amazon kinboofi
✨Aliexpress Wooeasy Earphones Store
X上でのインプレ、一口メモ
一口メモ
KBEAR NZ02【哪吒】の一口メモ #PR
— れあ🛜がじぇっと (@reagajeje) 2025年6月30日
Analysis🧐
・低音域に主眼がある弱ドンシャリ
・音の傾向はニュートラル傾向
・解像度は低音域、中音域中心に良い
・分離感は価格相応
・音場は全体的に若干狭め、奥行は少し感じられる
・余韻が少なく音の輪郭が分かりやすいタイプ… https://t.co/1ZYXn9JeiO pic.twitter.com/0I5alRmZeb
インプレ
それではKBEAR NZ02【哪吒】のインプレを行っていきます。
— れあ🛜がじぇっと (@reagajeje) 2025年6月30日
今回はKeepHiFiさんから(@hulang9078 @KeephifiO)からの提供となります。#PR
ありがとうございます!🙇
✨スペック
ブランド:KBEAR
モデル名:NZ02
ドライバ構成:1DD
コネクタ:※リケーブル不可
インピーダンス:16Ω±15%… https://t.co/at9owUB9No
※一口メモは箇条書きでの簡易版
インプレは当レビューの音質部分の約80~90%の分量を書き出したものです。
当レビュー含め、お好きなものをご覧ください。
メーカーさんの紹介
KeepHiFiさん
CCZ、TRI、KBEAR等、エントリー~ミドルを主戦場にするブランドをメインに多数のブランドを取り扱っています
直営店だけではなく、AmazonやアリエクなどのECサイトにも複数のショップを展開。
イヤホンだけではなくポタオデに関わる様々なものを総合的に扱っています。
中華イヤホン好きなら一度は利用しているかもですね😊
積極的にSNSを活用しており、Xでは情報をこまめに更新しています。
社長のX公式(旧Easy earphones)も相変わらず積極的な情報公開とかプレキャンを行ってますので公式含めチェックを忘れないようにしましょう。
✨KEEPHIFI社長ーBrianさん X公式
✨KeepHiFi JP X公式
各リンク先
✨KeepHiFi 直営店
✨Amazon Yinyoo
✨Amazon KINBOOFI
✨Aliexpress Wooeasy Earphones Store
スペック
概要
ブランド:KBEAR
モデル名:NZ02
ドライバ構成:1DD
コネクタ:※リケーブル不可
インピーダンス:16Ω±15%
感度:105dB±3dB
周波数応答:20Hz-20kHz
発売日:2025年6月20日
価格:
3.5mm NoMic:2,499円(Amazon) / 15ドル(公式)
3.5mm Mic:2,599円(Amazon) / 16ドル(公式)
Type-C Mic:2,899円(Amazon) / 17ドル(公式)
哪吒とは?
読みはナタ、もしくはナタク。
インドや中国の仏教系の神話に多く出てきます。
日本では西遊記や封神演義の登場人物、毘沙門天の息子という方が分かりやすいかもしれません。
某ゲームの騎空士である自分からすると「火尖鎗!」とイケボイスで槍をぶん投げてくるイメージ。
火属性と風属性の2属性ダメージなのも神話の風火二輪を表してるものと思われます。
某ロボットアニメの金字塔シリーズで翼が生える機体が登場するシリーズでも登場人物の一人が操る機体の名前がナタクだったり、凄い有名ではないですけど随所にその存在感は感じられます。
パッケージ情報
外箱


箱のサイズは小型。
おおよそ横8.4cm×縦7.3cm×高さ3.3cm。
自分が持ってるナタクのイメージなパッケージ。
裏面はスペック表があって日本語表記もあります。
コネクタの部分のみが何故か日本語じゃないので紛らわしいですが、なんちゃら不可とあるようにリケーブルはできないと読んでください。
中身
中身はシンプルセット。
マニュアル、イヤピは1種類3サイズ3セット、ケーブル付イヤホン本体。
このイヤホンはリケーブル不可なのですが、マニュアルに関しては他の製品と共通のものを使ってるようで、中にはケーブルとイヤホンの接続方法を説明してるものがあります。
コストダウンとはいえ、使い回しではなくリケーブル不可製品はそれ用のマニュアルがあった方が安心感ありますので改善していただければ良いなと。
イヤピ
よくあるメリハリ強化系のイヤピ。
1種類しかないのでサイズが合わなければ他のイヤピを使用しましょう。
ちなみにやや小さめなのか大抵標準Mサイズでいつもテスト可能なのですが、左耳の穴が少し大きい自分は左のみ1つ上のサイズを使用しました。
メーカー的にもKBEAR07辺りがオススメ。
K01の記事でも書いてますが、上位互換のイヤピとなります。
同じくメリハリ強化系でドンシャリ傾向のイヤピでサイズ設定が細かく、値段もリーズナブルで自分もよく使用しています。
ケーブル



K01が純銅系のケーブルに対してアルミ箔を使用しているそうです。
様々なガジェットにそのまま使ってもノイズ耐性が上昇してるので効果があるということかもしれません。
リケーブルできない製品なのでデフォルトのケーブルでそういうった工夫があるのは嬉しいポイント。
スライダーはありません。
ケーブルそのものは柔らかくてしなやかで反発も小さめ。
タッチノイズも少なく機能性に問題はありません。
イヤホン本体について


リケーブル負荷なのでケーブルが接続された状態での紹介となります。
同じくコラボモデルのK01との大きな違いとしては、こちらがFPに亜鉛合金が使用されている点。
K01はイヤホン本体全体が樹脂になってます。
その分、ケーブルの質感を考えてもこちらの方がしっかりとコストがかかっており値段が上なのも納得できますね😊




耳側はスモーキークォーツのような色付きの透明。
内部のドライバや配線がしっかり見えます。
形状的には凹凸が少ないなだらかな構造。
装着感は良好で、それによるイヤピ選びの問題はあまりないでしょう。
痛みや違和感が生じにくく、長時間の使用も問題なし。



ノズル部分はバリが残っています。
エントリー帯の製品ですが、この辺のビルドクオリティが少し残念な点。
こうしたバリはイヤピの軸を痛めるので注意が必要です。(特に薄いものは切れやすくなります
ノズル自体の長さは少し短めですが根本の構造からも長さが足りないということはありません。
径は5mm後半くらいで交換もしにくいことはありませんが、バリには気をつけましょう。
NZ02の音質について
音の特徴等について
使用機器:FIIO M23
再生ソフト:FIIO Music (FIIO)
イヤピ:付属品
ケーブルはリケーブル不可の一体型
前めな低音域に主眼がある弱ドンシャリ。
弱ドンシャリと言ってもV字傾向は自分基準の弱ドンシャリよりかはドンシャリ寄り。
音の質感としてはニュートラル傾向。
リケーブルができないので素直に上流の傾向が生じる印象。
音場は全体的に若干狭め。
特に上方向の伸張が少なく感じます。
余韻が少なく音の輪郭がくっきりするタイプの音なのでその分コンパクトな印象です。
奥行は前めな低音域と中音域、やや後退した高音域という感じでそれぞれの帯域の自然の音の拡がりというかは演出味を感じます。
それでも奥行感はあるので空間表現能力向上の一助になってます。
解像度は低音域、中音域が思った以上に良いですね。
男性ボーカルと低音域の分離感に課題は感じるものの、女性ボーカルは特に気になりません。
ハイトーンな女性ボーカルは伸びやかさに欠けますが、それ以外ははっきりくっきり歌ってくれます。
ちなみに同社のコラボモデルのK01と比べると全体的に大きくパワーアップしてます。
K01はもやっとマスクがかった低音域にやけに鋭さを感じる高音域という感じでしたが、低音域がしっかり明瞭になって高音域のキン!って感じの鋭さは低減してます。
低音域
分かりやすく前傾でどんどこ強く鳴る低音域です。
サブベースは沈み込むような深みは程良く、量感もブーミーにはなりません。
打楽器系やベースラインの力強さもあってミッドベースの量感が良いです。
一方で全体的に暖かみのある低音域でスピード感は緩め。
低音域全体の量感豊かだけどしつこさの少ない音になってます。
こってりマシマシ感のあるK01と比べるともやがかっておらず、はっきりくっきり鳴らしてくれて改善が大きく感じられます。
中音域
低音域よりかは主張は強くないものの、やや前傾な中音域です。
楽器ラインやボーカル無しの主旋律はやや凹みを感じますが、ボーカルは頑張って前にしている感じです。
ただ、特定の男性ボーカルと低音域が一部重なる感じはあるので明瞭さが落ちる印象もあります。
女性ボーカルもハイトーンな歌手ほど天井の狭さを感じるので伸びやかさに欠けます。
スペック的には音数が多い曲は楽器それぞれの音が平準化してしまう印象で分析的に聴くにはやや力不足の印象。
基本的には聴き流しとかながら聴きのようなカジュアル使いになるでしょう。
ボーカルの刺さりのような刺激感は弱く、そういう音が苦手な人にも安心して使えます。
K01と比べるとボーカル、楽器のクリアさは大きく改善されています。
高音域
量感控えめで安全チューニングな高音域です。
ゲーミング目的で高音域が強いとつんざくような音が耳触りになるのでそこまで量感はいらないと感じるのはあくまで個人の感想ですが、このイヤホンもそのタイプです。
K01はキンキンとした刺激が多く、疲れやすい印象があったもののこちらはそういった刺激は弱くて使いやすいです。
楽器の音の解像度で言えばハイハットのような音は輪郭が不鮮明になるので課題と言えなくもないですが、分析的に聴かなければむしろ長時間ながら聴きしても疲れない音ということで一定の評価が受けられると思います。
音楽的な部分で高音域が欲しいなら素直に違うイヤホンを手にしましょう。
総括
割と分かりやすい低音域と中音域偏重タイプのイヤホンと言えます。
高音域が刺激的にならない点は例えばFPSなどの発砲音のやかましさは低減できますね。
音も余韻少なめなので発砲音が響く印象は小さめ。
音場が少し狭いのもあって乱戦になると低音域の強さもあって混雑さは感じますけど、FPSプレイヤーではないので正当な評価というより雑感と思ってください。
個人的に7Days to Dieのゾンビ音が怖いのでOKです!
他にもレトロゲーム(スーファミ)くらいの音との相性も良いです。
音楽的にはサブスクでながら使いで使うのに適してる感じで、JPOPやロック、アニソンなんかのジャンルと適正は高いですが広い空間の曲や音数多い曲との相性はあまり期待しない方がいいでしょう。
他にも動画観賞の用途にも合いますね!
セットアップ


DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは38,Amazonで48)
リケーブル:交換不可
イヤピ:KBEAR07
エージング:50時間
リケーブルできないので基本的にはイヤピ交換のみ。
ほぼ上位互換のKBEAR07や08の使用が個人的にオススメ。
音の傾向も変わらず、基本的に音質評価の部分と同じような感想です。
NZ02を選ぶ上での良い点と留意点
良い点
◎最高評価
- この価格帯なら十分な音質
2000円台で手に入るイヤホンとして考えるなら上々な音質。
高音域に関しては多少弱く感じるものの、音楽用途をカジュアルに使うならむしろ疲れにくい音でもあるしゲーム用途にもしっかり合ってると思う。
やるゲームによって多少低音域がしつこいとかはあるかもしれないが、FPSゲームだけがゲームじゃないからね。
音楽に関しては合う合わないはある。
○高評価
- 気軽に動画観賞にも良い
タブレットとかに3.5mmのイヤホンジャックがあったらとりあえずこのまま動画観賞に使っても問題ない。
駆動しやすいので音量が取れないということはない。
低音域がしっかり出るので迫力ある動画も楽しく観れる。
- 見た目も問題ない
デザインが施された亜鉛合金のFPと銀色が美しいケーブルの組み合わせは見た目も良い。
いわゆるチープさは隠せているとは思う。
一つ残念といえば日本において哪吒という存在が一部のアニメや漫画ファン、ゲーマー以外一般的ではないということ。
哪吒という文字が見えたところで???となる可能性も。
留意点
- ビルドクオリティには課題
ノズル部分のバリはイヤピにダメージを与える可能性はある。
K01にもあったが、値段が上がった本作では解決してもらいたい部分ではあった。
- マニュアルによって勘違いが生じる可能性
リケーブル不可の製品だけど、マニュアルを見るとあたかも出来てしまうように思えてしまう。
製品ページにも不可と書いてあってもマニュアルを第一にする人からすると誤解を与えてしまう可能性はある。
まとめ
というわけでKBEAR NZ02【哪吒】のレビューを行いました。
リケーブル不可ということで基本的にポタオデマニア向けという製品ではないと個人的には感じています。
それでも思ったよりも解像度がしっかりしてるのでアニソンやポップス、ロックなんかは十分楽しめます。
余韻が少なく、音の輪郭もはっきりしてるのでハキハキと元気に歌う曲との相性が個人的に良いと感じました。
ゲーム用途、動画用途にも手軽に楽しめる1本でした!
😊オススメポイントという感じで紹介するなら…
・低音域と中音域メインで高音域の刺激感に弱い人には使いやすい
・聴き疲れしにくい聴感が優しい音でボーカル中心にサブスクのながら聴きや聴き流しな用途にも合う
・駆動力はあまり必要ないので3.5mmジャックがあればそのまま使っても音量は取れる
(↑Androidシステム上なら半分で十分な音量)
・装着感は軽くて疲れにくく快適
・ホラーゲームとの相性は○(FPSは正直役割で好みがあると思う
・レトロゲームの音源(SFCのような)とも合う
・迫力ある低音域は動画視聴にも○
・亜鉛合金製FPのデザインと質感、ケーブルのキラキラ感でチープさを抑制
😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…
・高音域にもっと煌めき感が欲しい
・ノズルのバリが気になる(ビルドクオリティ
・空間が広い曲、楽器が多い曲との相性は良くない
・マニュアルだとリケーブルの説明があって勘違いが生じる(できません!
最後に今回のレビュー品です。
✨Amazon kinboofi
✨Aliexpress Wooeasy Earphones Store
それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ