れあのガジェット三昧日記

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#85 イヤホン KBEAR 青龍(Qinglong)をミニレビュー!

こんにちは!😊

今日はKeepHiFiさんの抽選企画で当選した KBEAR 青龍(Qinglong)のミニレビューを行っていきます!

その節は大変お世話になりました!

今回のレビュー品です。

Amazon Yinyoo

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メーカーさんの紹介

KeepHiFiさん

CCZ、TRI、KBEAR等、エントリー~ミドルを主戦場にするブランドをメインに多数のブランドを取り扱っています

直営店だけではなく、AmazonやアリエクなどのECサイトにも複数のショップを展開。

イヤホンだけではなくポタオデに関わる様々なものを総合的に扱っています。

中華イヤホン好きなら一度は利用しているかもですね😊

積極的にSNSを活用しており、Xでは情報をこまめに更新しています。

社長のX公式(旧Easy earphones)も相変わらず積極的な情報公開とかプレキャンを行ってますので公式含めチェックを忘れないようにしましょう。

KEEPHIFI社長ーBrianさん X公式

https://x.com/hulang9078

✨KeepHiFi JP X公式

https://x.com/KeephifiO 

各リンク先

KeepHiFi 直営店

Amazon Yinyoo

Amazon KINBOOFI

Aliexpress Wooeasy Earphones Store

スペック

ブランド:KBEAR

モデル名:青龍(Qinglong)

ドライバ構成:1DD

コネクタ:2PIN(0.78mm)

インピーダンス:32Ω

感度:108dB@1kHz

周波数応答:20Hz-40kHz

発売日:2022年12月 (Amazon)

価格:10,490円

パッケージ情報

外箱

外箱はこんな感じ。

箱サイズはおおよそ横9.7cm×縦8.1cm×高さ6.1cm。

一番小さいタイプの箱を2つを重ねたサイズ感ですね。

表側はデザインがされていて、裏面はイヤホンスペックが書かれています。

日本語表記もあります。

中身

中身はしっかりとしたセット。

マニュアル、人工皮革のマグネットケース、メンテナンス用ブラシとクロス、イヤピは2種類3サイズの合計6セット、ケーブル、イヤホン本体。

マニュアルは日本語表記はありません。

イヤピ

色は同じ系統ですが、見た感じではっきり違いがあるイヤピです。

まずは傘が高くて開口部が狭いタイプ。

こちらは低音域がしっかり出るタイプのイヤピで基本的にこちらを使った方がメリハリがある音になります。

ドンシャリ傾向が強くなるイヤピと言えます。

もう一つの傘が低くて開口部が広いタイプ。

こちらは低音域が減衰してボーカルが聴き易いややフラット傾向な音に変化します。

解像度も少し落ちる印象があります。

軸がこちらの方が柔らかいのも特徴です。

どちらのイヤピも自分の基本サイズよりも大きい方を装着した方がしっくりきました。(特に傘が低い方

ケーブル

ケーブルはビニール被膜タイプの4芯銀メッキ無酸素銅ケーブル。

このタイプの被膜は正直好き嫌いあるかなという印象。

どうしても安っぽく見えてしまうのが個人的にはマイナスな点。

パーツはアルミっぽい質感のパーツで統一されています。

ピンはほぼフラットタイプの2PIN。

左右表記はありませんが、僅かな土台部分に赤と青のシールが貼ってあります。

赤が右、青が左側となります。

スライダーがないのでスプリッターから上の調整ができない点は注意です。

そのせいでタッチノイズも生じやすい印象です。

プラグカバーにはメーカー名が入ってます。

全体的に柔らかくて反発力も小さく、クセになりにくい機能性の高いケーブルです。

バランス化すると付属品の音からの変化が大きいのでそのままの傾向が良いなら無理にしなくても良いですし、アンバランスでのリケーブルも検討して良いかもしれません。

ケース

ケースは高級感のある人工皮革。

明るいブラウン系のカラー。

質感も良くて使いやすいケースです。

メンテナンス用クロス&ブラシ

クロスはイヤホン本体が鏡面になってるので汚れやすいのであると清掃が便利です。

このブラシも1本あると他にも使えるので便利です。

イヤホン本体について

とても手の込んだイヤホン。

まずは航空グレードのアルミを使用した本体にクロムメッキの鏡面加工。

更にFP側の模様やメーカー名をレーザー彫刻(ラジウム彫刻)しているのが本製品。

汚れが非常に目立ちますがその分、キラッキラの美しさがあります。

いずれ金属同士の接触等で傷も目立ってくるでしょうけど、爪程度では傷はほぼつきません。

耳側も鏡面加工してあるのでキラキラです。

耳は皮脂が出やすいので当然こちら側も汚れやすくなります。

一度使ったら清掃して保管しておく方が良いでしょう。

形状は凹凸が少なくなだらかな形状。

金属イヤホンは重さや形状で装着感が悪くなるものもありますが、青龍に関してはそのような心配はありません。

イヤピ選びはあまり困りません。(音が変わる傾向が強いのでイヤピの種類はそれなりに欲しいです

LR表記はないので左右間違えには注意しましょう。

ノズルの長さは標準的な範囲。

径はほぼ6mmちょうどでイヤピ交換は軸の細いもの以外は特に問題はありません。

青龍の音質について

音の特徴等について

使用機器:FIIO M23

再生ソフト:FIIO Music (FIIO)

イヤピ:付属品(傘が高い方)

ケーブル:付属品(3.5mmプラグ)

W字バランスに近いニュートラル傾向か寒色寄りな弱ドンシャリ。

全体的に硬めで湿度の低い音で余韻が少なく、速度感のあるキレの良さが特色です。

ただ、バランス化であったりイヤピ交換による聴感の変化がとても大きく好みから外れることもしばしば。

バランス化による一番の影響は暖色傾向になること。

元々低音域側がやや暖かみのある音なのですが、それが強まる事で音全体の聴感バランスも大きく変わります。

寒色傾向のバランスケーブルを使っても同じように暖色傾向が強くなる感じですね。

絶妙なバランス感覚の調整でイヤホンそのものの音を楽しみたいなら無理にいじらないのが正解かと思います。

解像度は価格帯なりという感じですが、上記のように環境によってこの辺の感じ方も大きく変わりがちです。

音場に関しては左右は耳側に行くに連れて細くなる感覚でやや広いくらい、上下は上への拡がりは弱くそこまで広くありません。

奥行はそれほど感じないので若干平べったい鳴りです。

余韻が弱いので音の輪郭は割としっかり感じます。

空間表現能力は奥行きが弱い分、立体感が物足りない印象です。

低音域

暖かみがあるものの、膨らみ過ぎずタイトな低音域です。

サブベースは適度な深みがあり、ミッドベース領域の弦楽器や打楽器のアタック感も良好です。

バランス化するとこの低音域の暖かみが全体の聴感を支配するようになって付属品セットの音とは大きく変わる印象です。

ケーブルによっては低音域がかなり強くなる傾向があります。(若干のボワ付きも。

似たような線材であまり高価ではないケーブルの方が相性は良さそうです。

中音域

特に女性ボーカルが映えるクリアで伸びやかな中音域です。

男性ボーカルはやや凹みがちなのでどちらかというと女性ボーカル向け。

バランス接続にするとボーカル、楽器共に少し後退。

ケーブルによっては低音域との分離感が悪くなります。

音源としてはロックやポップス向け。

音数が少ないレトロゲームのようなサントラとも相性良し。

一方で空間の広い曲との相性は余韻が小さい平べったい鳴りなのでそこまでじゃないです。

楽器はボーカル程は前の主張がないので少し遠くに聴こえるものもあります。

この帯域をメインに聴くならバランス化するよりもそのまま味わうかアンバランスでのリケーブルも良いかもしれません。

中高音から出てくる刺激的な音は抑制されているのでサ行の刺さりのようなものはありませんが、バランス化するとハイトーンな女性ボーカル中心にやや叫びっぽい声になります。

高音域

シャリ感はあまり無く、刺激感も抑制された高音域です。

ただ、全域共通で音の引きが早いので高音域に欲しい余韻が少し弱いです。

ハイハットのような拡散傾向のある楽器の音が拡散が弱く、まとまり過ぎた音になる感覚です。

量感的に不足は感じないのですが、この減衰の速さが高音域における空気感の魅力不足になっています。

バランス化すると多少その余韻が少し出て高音域の質感は良くなりますが、明るくなってやや刺激感が強調される曲も出てきます。

付属品で運用するなら特に心配するような刺激感は出ません。

総括

環境の違いでこれでもか!?というくらい音が変わるイヤホンです。

付属品なら少し寒色味のある弱ドンシャリという音ですが、バランス化して純度高いケーブルにすると弱ドンシャリからドンシャリ傾向が強くなって暖色傾向になるという感じです。

正直どっちの運用にするとか好みが分かれそうな印象です。

聴き易さ優先なら付属品のまま使うか、バランス化するにも同じような線材のケーブルを使う。

もっと派手さを求めていくならバランス化して純度高め、芯数多めにすると元々の音からかなり変わっていきます。

臨場感を出すならバランス化一択です。

聴き流しみたいな使い方なら付属品そのままセットで十分かなという感想でした。

セットアップ

DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは41,Amazonで52)

リケーブル:ZiSin-11(CIEM 2PIN 4.4mm)

イヤピ:final TYPE-E

エージング:約90時間

ZiSin-11は8芯の銀メッキ無酸素銅ケーブル。

格安ケーブルですけど、良い意味でも悪い意味でも無味無臭な感じのケーブル。

バランス化しても低音域が主張し過ぎない感じで元々の聴感に比較的近いです。

ウォーム感もほんの少し出てきますが大人しい方ですね。

音場が少し広くなって空間表現能力がアップ。

JPOPとかアニソンに対しての質感は良化。

相変わらず音の引きが良いので楽器よりもボーカルとかゲームとかの相性は良いですね。

一方で空間の広い曲(オーケストラやライブ)の臨場感、艶やかな音楽(ジャズ)なんかは情感がやや足りない印象があります。

まとめ

というわけで今回はKBEAR青龍をミニレビューしました。

最後にオススメポイント等をまとめていきます。

😊オススメポイントという感じで紹介するなら…

・見た目が美しい

・パッケージ能力がそこそこ高い

・基本的に音数少ないボーカル向け(特に女性ボーカル向け

・弱ドンシャリが好きな人とは好相性

・解像度は価格なりの高さは期待できる

・付属品セットは聴き疲れしにくく、ながら聴きや聴き流しな用途にも合う

😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

・付属品セットだと低音域好きには物足りない

・リケーブルによる変化が大きく、相性探しが難しい

・オーケストラのような楽曲との相性はイマイチ

・汚れが目立つ

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それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ