れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。スマホ版は少し下にスクロールして本文読んでね!

#74 イヤホン LIFEEAR ICEをレビュー!

こんにちは!!😊

今回は出来立てほやほやのメーカー、LIFEEARさんからICEの提供を受けましたのでそちらのレビューを行っていきます。

初提供、ありがとうございます!

自分としても認知したばかりのメーカーさんですのでどんな製品なのかとても気になってました。

どんな製品か見ていきましょう!

今回のレビュー品のリンクです。

LIFEEAR公式(BASE)

今回、6月末まで使用できるクーポンを発行していただきました!

クーポンコード

REA10

期限:2025年6月末まで

内容:5,000円以上購入で合計金額から10%OFF

使用条件

・5,000円以上〜使用可能

・一部割引対象外商品あり(IPコラボ製品やハンドメイド製品など)

・おひとり様1回限り

・他クーポン併用不可

是非ご利用ください!

※コード使用による当方への収益は遠慮しており発生しません。

X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け

一口メモ

インプレ

※一口メモは箇条書きでの簡易版

インプレは当レビューの音質部分の約80~90%の分量を書き出したものです。

当レビュー含め、お好きなものをご覧ください。

メーカーさんの紹介

LIFEEARさん

失礼ながら、自分はプレキャンを通じてごく最近認知したメーカーさんです。

元は会社の中の一つのブランドだったようですが、そのブランドを事業として独立させたようです。

独立が昨年の2024年8月8日と、まだ出来立てほやほやの新会社です。

今回レビューするICEは普通の有線イヤホンですが、、無線と有線の2WAY方式のイヤホンが2種類(Duo/Flow)あってその内一つはカスタムIEMという風変わりなラインナップ。

そのDuoとFlowはFPが交換出来るらしく、様々な種類のFPが別売りされている他にも専用のアクセサリー(無線使用の為の充電用ケーブルやMMCXリケーブル)が販売されています。(ちなみにICEのリケーブルはQDCライクです。

Type-C変換ケーブルもあるので、単一メーカーで一応の環境作成も可能です。

イヤホンの値段はミドルロー~ミドル。

カスタムとしては値段は安いですが、ドライバ構成はどちらかというと簡素です。

X公式ではプレゼントキャンペーンも行われているのでフォローしておきましょう!

LIFEEAR X公式

https://x.com/LIFEEAR_info

各リンク先

LIFEEAR公式ショップ(BASE)

スペック

ブランド:LIFEEAR

モデル名:ICE

ドライバ構成:1DD+1BA

コネクタ:QDCライク

インピーダンス:18Ω

感度:108.86dB

周波数応答:???

発売日:2025年2月12日 

価格:18,800円

パッケージ情報

外箱

シンプルな小さめな箱。

中にはケースが入ってるのですが、説明書と保証書以外はそのケースに最初から入っています。

情報も最低限って感じですね。

中身

中身はシンプルです。

取扱説明書、保証書、ケース、ケーブル、イヤピは1種類の3サイズ3ペア。

イヤホンはそれぞれが袋に入ってて保護されてます。

ちゃんとしてて好感が持てますね!

お値段考えるとケーブルやイヤピのセットとかもう一声欲しい内容かなとは思います。

イヤピ

イヤピはよく見かける開口部が狭くて傘の高いタイプ。

このタイプは低音域にフォーカスするタイプが多いです。

このイヤホンのコンセプトである

『深みのある重低音と高解像度サウンドで贅沢な音楽体験』

という方向性にも合致していますね。

基本、イヤピを交換したとして近い形状のものが個人的にも好印象です。

ケーブル

銀メッキ銅ケーブル。

純度や銅のタイプは不明ながらも聴いた印象は解像度、高音の質、音場の狭さが気になるのであまりスペックの高いケーブルじゃない印象。

後述しますがリケーブル必須かなと思います。

それも圧倒的にアンバランスよりもバランス向きです。

接続はQDC系ですね。

公式には2PINとしか書かれていなかったですが、カバーには小さくLRが書かれているので極性に関してはよく使われるCIEM 2PIN等と同じようです。

ピン径については分かりませんので、通常のCIEM 2PINや中華2PINを使用する際はあくまで自己責任でお願いします。

各パーツはピンカバーは透明なプラスチック系ですが、他は金属系と黒いゴムパーツとなっています。

ケーブルは硬くはないですが、反発力があるのでまとめる際はケーブルタイがあった方が良いです。

スライダーは緩めです。

タッチノイズは多少あるので機能性はそこまで良くない印象です。

LR表記があるので左右間違えはしにくいと思います。

ケース

金属系の剛性の高いケースが付属します。

メーカーロゴが入ってて良いですね!

このタイプのケースは色々なメーカーでも採用されているので、特に有線イヤホンマニアな方は使用したことがある人も多いかと思います。

ある程度値段のするイヤホンなので移動中とかでも使う際はケースのボディ剛性が高くて中で動いて生じる傷とかを少なくする為ピッチリしてる方が安心して使えます。

イヤホン本体について

ICEの名前の如く、美しく透明なシェル。

これ、3Dプリンタで作ってるらしいのだからすごいです。

レジン充填させたかのような美しさですね✨

FP側は氷のようなカットデザインが入ってます。

中身がきれいに見えるのでそういうデザインが好きな人にとってもストライクゾーンなのではないでしょうか。

エッジの部分は滑らかに加工されていますので、その形で装着感大丈夫?と心配する方もいるとは思いますが思った以上にしっかりとした装着感でした。

自分にはピッタリ合っていて、イヤピ選びも困りませんでした。

似たような形状のイヤホンで合わない過去があるなら、角の部分で痛みが生じる可能性はあります

ロゴマークは耳側にあるという珍しい感じになってます。

最初そこ!?ってなりました😊

ケーブルだけじゃなく本体にもLR表記がありますので間違えにくいのもポイント。

全体的に高い透明度で角度によっては少し白く濁った感じに見える場所もありますけど、非常にクリアな筐体でただただ美しいです。

氷というイメージがピッタリですね✨

ちなみに…

透明度が高いのでLEDの光を通すとこんな感じ。

ある意味ディスプレイにも良いかもしれませんね…✨

ノズルは長さは長い、短いはあまり感じませんが径が若干細いですね。

かえしがついてる一番太い部分でも約5.5mmほど。

おおよそ6mm近いものが多いので、細く感じます。

イヤピの交換のしにくくさは特にありません。

ICEの音質について

音の特徴等について

リファレンス環境

使用機器:FIIO M23

再生ソフト:FIIO Music (FIIO)

イヤピ:付属品

ケーブル:付属品

低音域と前傾の中音域に主眼があるW字バランスに感じる弱ドンシャリサウンド。

音色としてはニュートラル方向で寒暖の差はあまりない感じですね。

ICEという名前からすると寒色系の想像がつきますが、このイヤホンはグラスの中で静かに溶ける氷のように、心にじんわりと響く深みのあるサウンドとあるのでそこまで冷たいドライな音という感じはありません。

ただ、リケーブルするとケーブルの傾向がしっかり反映される印象です。

環境によってより角のないスッキリとしたサウンドに寄せるか、少しシャキっとした冷たい方向へ持っていくこともできます。

付属品の環境での感想としては音場が少し狭い印象。

特に低音域と中音域の鳴りの位置が近いので、付属品環境だと若干音がごちゃつく感覚はあります。

解像度の面で考えてもリケーブルをした方が基本性能がしっかり伸びます。

音場が横に太く広くなり、上方向にも伸張して奥行感も出ます。

解像度もしっかり高くなるので、空間表現能力は基本的にバランス化した方が魅力的と言えます。

低音域

イヤホンの宣伝通り解像度の高い重低音が感じられる低音域です。

ほんのり暖かい音色になっています。

より宣伝通りの音を求めるならバランス化をオススメします。

サブベースの量感はしっかりあり、沈み込むような重さを感じるものの基本的にはタイトでキレの良い鳴りがメインです。

ミッドベースも同じような傾向です。

中音域に近い箇所で鳴りますが、中音域がかなり前傾で楽器もかなり耳に近い位置で鳴るので絶妙な感じで重なりにくくはなってますが付属品環境だと多少音像の混濁を感じます。

中音域

ボーカルは前傾、主旋律や楽器はかなり耳に近い位置で鳴るのが特徴的な中音域です。

ギターソロとかピアノソロのようなものが入る曲なんかはしっかり楽器の音も楽しめるバランスになっています。

ボーカルは女性ボーカルよりも男性ボーカルに好感が持てます。

男性ボーカルは凹まずしっかり芯のある声が楽しめます。

女性ボーカルも悪くはないですが、値段ベースで解像度がもう少し欲しいところです。

あと歌手によってやや耳側に寄って聴こえるのが曲とのイメージに合うかどうかですね。

個人的にこのイヤホンで好感を得るのはオフボーカル系の楽曲。

イヤホンの宣伝にもあるような落ち着いた大人の雰囲気の曲とも確かに合います。

音数は少なめな曲の方が好印象です。

ジャズ系ならボーカルがあっても無くても適性が高く感じますが、個人的にはピアノとサックスとウッドベースメインの楽曲が最高にチルいです。

オーケストラでは低音はそこそこで主旋律をしっかり活かすような曲でスローテンポの方が好印象でした。

あとはレトロゲーム(ファミコンやスーパーファミコン時代)の音源と親和性が非常に高くて驚きました。

このイヤホンでレトロゲーのサントラを聴くのもオススメの一つですね!

高音域

低音域とは違ってBAらしい少しドライで冷たさを感じる高音域です。

量感は控えめで中高音からそこまでの主張はないのですけど、バランス化して高純度の銀系のケーブルを使うと少し鋭さが出ます。

とはいえ、刺さるような強刺激ではないのでそういう刺激に弱い人にも安全に使えると思います。

低音域と中音域が目立つこのイヤホンにおいては多少ここを持ち上げて上げると全体的な聴感バランスが良くなると思います。

周波数応答が公開されてないのでどこまで出ているかは分かりませんが、超高音域の空気感とかそういうものはあまり強くありません。

拡散傾向のある高音域の楽器の音は多少割れやすく感じます。

総括

万能感よりもコンセプトに沿った曲との相性が良いという感想でした。

特に若干スローで音数少なめの曲をしんみりと聴くのに良いイヤホンだなと。

低音域がバランス化してもあまり膨らまないのでより解像度高く質の良い音になります。

特に弦楽器系の音像が掴みやすいです。

聴感も明らかにバランス化の方が好印象です。

ボーカル系も前傾なので聴き易いですが、個人的にはボーカルオフな曲を推します。

一方で中高音~高音域にかけての解像度はもう少し欲しかった所です。

セットアップ

DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは41,Amazonで51)

リケーブル:NICEHCK SnowWings(QDC 4.4mm)

イヤピ:KBEAR 07

エージング:約50時間

方向性的には寒色の傾向が強まります。

付属品ケーブルと比べると音のジャギ感も解消するので全体的な解像度の向上が感じられます。

あとは高音域の量感と解像度を上げるのが主目的。

ソリッド感が増す感じはしますが、高音域も広くなって全体的な聴感バランスが良化します。

音場全体も広くなるのでアンバランスだと耳横に音が詰まってる感じがしますが、広くなってそれぞれの音を鳴らしてくれています。

Yongse社の暖色系ケーブルとの相性も個人的には良いと感じましたが、一人の空間で使用するならまだしも掲載となるとちょっと合わないカラーコーデだったので掲載はこちらにしました💦

ICEを選ぶ上で良い点と留意点

良い点

◎最高評価
  • 美しい見た目

イヤホンは耳につける装飾品で宝石。

まるでクリスタルのようでアクセサリー要素も非常に強い。

3Dプリンタ製造とは思えないほど透明感の高いシェルで肌の色を透過する。

○高評価
  • オフボーカル系の曲との相性が良い

ボーカルも近くて聴き易いが、それぞれの帯域で音の鳴る位置が比較的近いのでどちらかというとボーカルの無いゆったりとした曲を聴いたりするのに適している。

専用のセトリを作っておきたいイヤホン。

特にサックス系のジャズなんかのプレイリストとか、そういう系をゆったり聴き流したい。

主旋律がしっかりしてるので昔のゲーム音楽なんかとの相性も良い。

広い空間の曲を聴くならバランス化は必須と言える。

留意点

  • パッケージ力は高くない

ケースこそはしっかりしているものの、この値段であればもう少し上のセット内容であって欲しいのが本音。

特にケーブルは低価格中華イヤホンの付属品に近い感覚があるので、芯数増やして銅の純度を上げて欲しい価格帯。

まとめ

出来立てほやほやのメーカーさんが出したイヤホンであるLIFEEAR ICE。

基本的にカスタムを主軸にやっているメーカーの初のユニバーサル製品。

見た目から凄く痛そうという印象はありましたが、実際に使ってみるととても装着感が良くてさすがカスタムを手掛けているだけあるなという印象。

音は最近のボーカルメインなイヤホンとは少し違ったテイストで、確かにグラスを傾けながらしみじみとジャズのような音楽で癒される向けって感じでした。

リケーブルではグラスの氷が溶けてお酒と一体化したまろやかな音にもなりますし、氷の入ったグラスに注いだばかりのまだお酒のトゲトゲしさと氷の冷たさがしっかり感じられるような音も楽しめます。

大人の嗜みを楽しむイヤホンですね!

😊オススメポイントという感じで紹介するなら…

・見た目がとても美しい

・ボーカルを聴くなら男性ボーカルが良い

・基本的にはボーカルなしの方が印象が良い

・ジャズのようなゆったりと楽器の音を楽しむ曲との相性が良い

・バランス化するとより良い

😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

・多角形のイヤホンが合わない過去がある人

・付属品の内容、これのみの環境だと実力が発揮できない

今回のレビュー品リンクです。

LIFEEAR公式(BASE)

今回、6月末まで使用できるクーポンを発行していただきました!

クーポンコード

REA10

期限:2025年6月末まで

内容:5,000円以上購入で合計金額から10%OFF

使用条件

・5,000円以上〜使用可能

・一部割引対象外商品あり(IPコラボ製品やハンドメイド製品など)

・おひとり様1回限り

・他クーポン併用不可

是非ご利用ください!

最後にうちの子との記念撮影を。

それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ