れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。スマホ版は少し下にスクロールして本文読んでね!

#72 イヤホン Zhulinniao Qingluan Z4をレビュー!

こんにちは!😊

今回は新進気鋭のメーカー、ZhulinniaoさんのイヤホンQingluan Z4を提供していただきましたのでレビューしていきます!

以後、竹林鳥さんとさせていただきます。

竹林鳥さんからは初の提供となります、ありがとうございます!

アリエクなんかを見ていると緑色の軸がきれいなイヤピを見かけることはありましたが、最近日本のAmazonに進出してきたようです。

どんな音が聴けるのか楽しみです!

それでは今回のレビュー品リンクです。

✨Amazon 竹林鳥イヤホン店

Aliexpress Zhulinniao Earphone Store

X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け

一口メモ

インプレ

※一口メモは箇条書きでの簡易版

インプレは当レビューの音質部分の約80~90%の分量を書き出したものです。

当レビュー含め、お好きなものをご覧ください。

メーカーさんの紹介

Zhulinniaoさん

竹林鳥さんです。

アリエクショップの時期を見る限りは設立数年の新しいメーカーさんです。

メーカーのロゴマークは音符マークに竹と鳥のデザインが入ってるもので、竹林鳥というメーカー名そのものを表しています。

製品としては日本において有線イヤホンとイヤピのみを販売してますが、中国本国では

無線イヤホンも販売しているようです。

Type-Cやライトニングとイヤホンを接続するアダプタータイプのDACも販売しているようで、リケーブル製品はありませんが簡易環境を単一メーカーで作ることは可能です。

値段はOWSタイプの無線イヤホンは50USDをほんの僅かに超えてますが、基本的に50USD以下のエントリー帯になってますので手に取りやすいメーカーさんです。

Xは商品情報だったり使用状況を積極的にRPしている印象です。

Zhulinniao X公式

https://x.com/ZhuAudio

各リンク先

Amazon Zhulinniao公式店

インスタグラム Zhulinniao

スペック

ブランド:Zhulinniao

モデル名:Qingluan Z4

ドライバ構成:1DD

コネクタ:2PIN(0.78mm)

インピーダンス:32Ω

感度:106dB

周波数応答:20Hz-20kHz

発売日:2025年1月7日 (Amazon)

価格:

マイクなし:7,530円

マイクあり:7,960円

※Qingluan=青巒(セイラン)

セイランは鳳凰のモデルとされている実在の鳥です。

絶滅危惧種に指定されています。

パッケージ情報

外箱

値段の割に箱がでかい!!

普通なら1万円以上の製品に採用されるような箱です。

縦約21cm、横約18cmってところでしょうか。

デザインもしっかりしてて金の箔押しされた文字も見やすくてしっかりしてます。

背面には機種のスペック等が掲載されています。

中身

7000円台でアリエクのセールなんかだとコイン割り含めて4000円台まで安くなるイヤホンとは思えないほどの充実セット。

中国語の部分に関してはスマホカメラの翻訳機能を使えば大丈夫でしょう。

もちろん解説はしていきます。

というわけで中身のリストです。

マニュアル、ケース、銀メッキ無酸素銅ケーブル、イヤピは3種類3サイズの合計9ペア、チューニング用の交換ノズルとワッシャー(2色の輪っかのようなもの)、イヤホン本体。

この値段のセット内容としてはかなり充実しています。

パッケージの総合力は高いと言えます。

イヤピ

3種類ありますが、このイヤホンは重たくて装着感があまり良くありません。

セット内容は充実してますが、合わない場合は手持ちのイヤピでしっかり耳で固定できるものを選びましょう。

こういったフルメタルボディで重いイヤホンは装着感の個人差が大きく、難しい傾向になります。

一番左は個別販売されているZhu Rythme。

こちらは音場を強化して解像度の向上、音の拡がりを良くするとのこと。

真ん中のイヤピはリスニング性能の向上を目的に低音域を強化するとのこと。

右の白いイヤピは透明感のあるナチュラルな音へ中音域を強化するとのこと。

いつも実際に使っての調査をするのですが、Z4との装着感があまり合わず断念。

そこでTANGZU Wan’er S.G Studio Editionを使用してイヤピの調査を続行。

残念ながらZhu Rythmeは自分の耳に合わず、常に低音が抜けてスカスカに。

ダークグレーなイヤピは確かに低音域の聴感が強くなって高音域も僅かにアップ。

白い方のイヤピはダークグレーのイヤピから少し低音域を削った感じで中音域と高音域の聴感がアップしてよりボーカル向けになりました。

ケーブル

付属ケーブルは銀メッキ無酸素銅の2芯で3.5mm。

フラットタイプな0.78mmの2PIN仕様。

見た目はそれっぽい感じはするのですが、ケーブルとしての品質は最低限という印象。

他のイヤホンでも使ってみましたが、若干音が荒れるというか特に高音域の音がジャギ付く感じがします。

若干鳴らしにくいのも含めて可能ならばバランス接続でのリケーブルをしてください

パーツ類は統一的ではなく、ピン側が透明なプラスチック、スプリッターとプラグが金属、スライダーはシリコンという感じ。

折角なのでメーカーのモチーフである竹感を出しても良かったのではないかなぁと思いました。

タッチノイズはそこまで大きくない&柔らかめのケーブルで取り回しは悪くないので機能性はそこそこ高い印象。

ケース

ケースはしっかりしたもので人工皮革。

中はポケットもあってイヤピ等も入れられます。

ただ、高さはあまりありませんので割と窮屈です。

交換用ノズル、ワッシャー

説明じゃらは解像度を高め、分離感を改善し、楽器音楽を美しく響かせるとのこと。

実際に確かめた部分は音質の項目にて。

ちなみにこんな感じ。

小さいパーツなので無くさないようにイヤピにくっつけたまま保管しておくと良いでしょう。

※お子さんやペットがいる環境では誤飲しないように気を付けてください。

イヤホン本体について

亜鉛合金の美しいフルメタルボディ。

FP側にはメーカーロゴがさりげないワンポイントに。

目立つ部分がシボ加工されているので傷や汚れが目立ちにくくなってます。

鏡面部分もロゴがあったりデザインがされているので同様に傷等は目立ちにくいです。

特徴としてはとても重いということ。

装着感が難しくなっている要因の一つと言えますが、最近はなかなかこういう重いイヤホンは珍しいのである意味貴重かもしれません。

ちなみにロゴ近くの背面ベント孔からはそれなりの音漏れもあります。

ビルドクオリティの高さも感じられ、造形もなだらかで美しいです。

フル金属筐体でも触り心地が滑らか。

シェルも基本的にはシボ加工された金属で汚れや傷が目立ちにくくなってます。

お手入れとしては滑らかでも顕微鏡レベルでは凸凹ある金属の地肌なので乾拭きが良いでしょう。

ノズルはやや短めでこのイヤホンの重たさと相まって装着感を難しくしています。

傘の高さがしっかりあるタイプのイヤピを採用して耳に固定しないと低音が抜けます。

この問題は割とこのイヤホンが持つ大きな問題点ですので、合う合わないの差で評価も大きく変わってしまってる感があります。

個人的にはFIIO HS18がしっかりフィットしました。

径は特に太すぎずで、イヤピの交換のしにくくさはありません。

Qingluan Z4の音質について

音の特徴等について

リファレンス環境

使用機器:FIIO M23

再生ソフト:FIIO Music (FIIO)

イヤピ:FIIO HS18(付属品のフィット感がイマイチだったので

ケーブル:付属品

2つのノズルの音を比較しつつ行います。

白(デフォルト)

寒色寄りの音でフラットな方向の音。

交換用の赤と比べてよりモニターライクな音ですので、長時間の使用ならば適しているのはこちらの音でしょう。

楽器とボーカルの定位感は良く、より自然な距離感で聴けます。

音場は横方向に細く長い感じで上方向も伸びは大きくありません。

奥行も少し感じる程度で空間表現能力はそこまで高くはありません、リケーブルをするまでは。

バランス化すると化けてくれます。

音場が横に太く、上方向にもちゃんと伸びて奥行感もアップして空間表現能力が大きく改善します。

低音域も若干上がるので聴感バランスもリスニング方向になります。

あれ、これ付属品のケーブルの性能が…

赤(交換用)

より寒色方向になり全体的に音色が明るくなる印象。

中高音~高音域にかけてフォーカスがあります。

元々強くない低音域がより弱くなる感覚があります。

中音域全般が近くなり歌手のブレス音の質感ががはっきり聴こえる感じに。

万能タイプではなく、女性ボーカルやピアノ独奏というような環境特化タイプ。

迫力や臨場感を重視していません。

煌めき感や明るさもしっかりありますが、その分刺激は多少生じやすくなっています。

バランス化すると分離感や解像度の上昇感はデフォルトよりもあって付属品ケーブルの時よりもその差を感じやすいです。

また、アンバランスの時よりも中音域偏重な感じにもならなくて低音域と高音域がやや持ち上がります。

それでも中高音~高音域にフォーカスがあるという特性そのものは大きく変わらなず、聴感が少し整う感覚です。

また、音量はデフォルトと同じだと大きく感じます。

低音域

いずれのセットも必要最低限な感じの低音域で、ズンズン来る低音域が好きな人にとっては量感不足です。

特に赤の方はより少なく感じます。

基本的には量感よりもキレを重視した感じです。

まずは装着感が難しいイヤホンなのでしっかり低音域が逃げないイヤピをすることと、基本的には低音域を伸ばすイヤピを選ぶ方が良いでしょう。

また、この量感不足はバランス接続で多少改善します。

バランス化によって低音域のパワーが増した分高音域も上がりますけど、重たい金属筐体の制震もあってか高音域の響きが抑えられる傾向があって喧嘩しにくいです。

特にデフォルトの方であればサブベースの重みが多少感じられます。

中音域

デフォルトは自然な感じで、赤の方が前に来ます。

アンバランス、バランス共に個人的にはデフォルトの方向性の方がより自然に感じます。

付属品のケーブルだと表現力が弱く、ボーカルの繊細さがかなり違います。

特に赤の方の女性ボーカルなら断然バランス化した方が良いですね。

また、空間表現能力も相当違うのでアンバランスだと迫力も臨場感のかけらもない空間の広い曲や音数の多い曲にも対応。

特にリケーブルする点において変化の大きい帯域と言えるでしょう。

中高音に適度な煌めきが加わり、広く美しい解像度の高いクリアな音質が楽しめます。

男性ボーカルよりも女性ボーカル中心の音という感じでした。

高音域

中高音から引き続きDLCらしさをしっかり感じる解像度の高い煌めく音が楽しめます。

付属品のケーブルだと多少ジャギ付きがありますのでしつこいようですがリケーブル推奨です。

高音域も多少前傾な感じがして、楽器の音像がしっかり捉えられます。

残響感はあまりなく、スッと音が消えるので若干の前傾もくどくは感じません。

赤の方が明るく強力な高音域になっていて、例えば純銀系のような高音域がしっかり伸びる線材が入ると刺さるような刺激感が強くなる傾向です。

デフォルトはバランス化してもそこまで刺激感は強くないですが、やはり高音域強化のセットアップにすると多少ギラギラしてきます。

総括

まずは標準環境で楽しもうとすると損するイヤホンと言えます。

イヤピの装着感の合う合わないが大きい短めのノズルに重いイヤホンという組み合わせ、そして鳴らしにくさもある上にケーブルの質は高くないという組み合わせ。

勿体ないという形容が正しいかは分かりませんが、セット内容から見直すだけでかなり大化けしそうな感じはありました。

特にバランス化ですね。

この効果がかなり大きなイヤホンで、駆動力もしっかり与えてあげることで真価を発揮します。

数としては決して多くない重たい筐体と中高音主眼のイヤホンとして存在感はありそうです。

ついついセット内容だけ見るとスターターキットかなと思いますけど、慣れた方向けだなというのが分かりました。

セットアップ

DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは47,Amazonで58)

リケーブル:ivipQ-539(CIEM 4.4mm)

ノズル:白

イヤピ:FIIO HS18

エージング:約60時間

ivipQ-539は低音域がしっかり強く出るケーブル。

元々高音域とかは良いイヤホンなのであまりそっちを考えず低音域中心に考えようと思って浮かんだのがこのケーブル。

弱ドンシャリに届くかなって感じのV字傾向に。

このイヤホンでここまで低音域出せれば満足。

でも環境とかによってここまで色々応答できるとなると、やっぱり付属ケーブルじゃ全然引き出せてないなぁという印象。

秘めた力もあるのでそれを鳴らしてあげるは本人次第ってところでしょうか。

Qingluan Z4を選ぶ上での良い点と留意点

良い点

◎最高評価
  • 隠した実力を発揮してあげると全然違う顔が見える

3つのポイント。

①イヤピがしっかり耳に合っているか

②バランス接続か

③上流はせめてドングルDACを使用しているか

これらがクリアーされていれば付属品セットと違う音を奏でてくれる。

付属品セットで運用するのは少し損をする。

  • 高いビルドクオリティ

製品としての質はとても高い。

繊細な造りで粗い所もなく、高クオリティ。

少し重いがそれはそれで音に影響もあってそれを上回るメリットがあるとも感じられた。

○高評価
  • パッケージの総合力は高い

豪勢な箱に付属品がしっかりあって、値段を考えるとしっかりした内容。

ただし、ケーブルの品質はこのイヤホンの実力と合ってない。

ただ、他の製品と合わせるには問題はない。

イヤピも種類があってこのイヤホンに合わなくても他のイヤホンでしっかり使っていける。

留意点

  • 付属品セットだと実力を発揮できない

そのまま箱から出して付属品を使っただけではイヤホンの実力は発揮できない。

あとはDLCコーティングなのである程度鳴らし込みをしてあげた方が良い。

  • 重くてノズルが短めなのでイヤピのフィッティングが重要

低音抜けしやすい。

しっかり耳に合うイヤピを使ってあげないと重たいので安定もしない。

移動中抜けないように気を付けよう。

まとめ

というわけで、今回は竹林鳥さんのQingluan Z4をレビューしました。

スターターキットな感じもしつつ、実際は割と環境ある人向けだなぁって感じです。

アンバランスでリケーブルしていくよりも、音場とか空間表現能力の面でバランス化した方が基本的に良いという印象でした。

環境によって左右されてはしまいますが見た目も美しく、5000円以上1万円以下の価格帯では満足度の高い製品かなって思います。

あとは製品名がもうちょっと日本に馴染みのある表記だと良いかなって思いました。

😊オススメポイントという感じで紹介するなら…

・中高音から上がきれい

・バランス化すると花開く

・女性ボーカルが美しい

・箱が豪勢でセット内容も充実

・ノズル交換で音の違いが楽しめる

・ビルドクオリティが高く、美しいイヤホン

😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

・イヤホンが重く、装着感が難しい

・低音域はあまり強くない

・付属品だけでは実力を発揮しない

最後に今回のレビュー品リンクです。

✨Amazon 竹林鳥イヤホン店

Aliexpress Zhulinniao Earphone Store

それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ