こんにちは♪😊
今回はBQEYZさんから2つ、提供していただきましたので今回と次回の記事でレビューしていこうと思います。
ちなみにBQEYZさんからは初めての提供となります、ありがとうございます!
まず今回レビューしていくのはLinという製品。
iPhoneがUSB Type-Cになる以前からこのジャンルの製品はある程度ありましたが、iPhoneのType-C対応後はドングルDAC含めてかなりの製品が出ている印象です。
それではLinがどのような製品なのか見ていこうと思います。
今回のレビュー品のリンクです。
✨Amazon kukaka
✨Aliexpress BQEYZ Official Store
X上でのインプレ(時間が無い人向け
それではBQEYZ Linのインプレを行っていきます。
— れあ🛜がじぇっと (@reagajeje) 2025年2月18日
今回はBQEYZ Audio_Japan(@BqeyzA)からの提供となります。#PR
ありがとうございます!🙇
今回は一口メモを一緒に行います。
✨リファレンス機
使用機器:ALLDOCUBE iPlay50 mini Pro
再生ソフト:Music Center (SONY)… https://t.co/5xsaOYD2WZ pic.twitter.com/IGaQ3xbpKt
※一口メモは箇条書きでの簡易版
なお、今回はインプレに一口メモを含んでいます。
インプレは当レビューの音質部分の約80~90%の分量を書き出したものです。
当レビュー含め、お好きなものをご覧ください。
メーカーさんの紹介
BQEYZさん
天気や季節の名を冠する製品が特長的なメーカー。
洗練されたデザインで日本においても人気のあるメーカーと言えます。
価格帯としてはエントリー~ミドル帯。
主力としてはミドル帯の印象があります。
イヤホンが大多数でメインですが今回紹介のDAC類含め、一通り製品を販売してるので単一メーカーでポタオデ環境が整うメーカーの一つです。
代理店も入ってるみたいで販路に関しては日本においても広いです。
ただ、Amazonでの販売品は代理店ではないらしいのでサポート区分が違う点はご注意ください。
✨BQEYZ Audio_Japan X公式
各リンク先
✨BQEYZ 公式ページ
✨Amazon販売ページ
スペック
スペック概要
ブランド:BQEYZ
モデル名:Lin
対応サンプリングレート
PCM:384kHz/32bit
DACチップ:CX31993
ゲイン調整:なし
端子:3.5mm/※4.4mm
※4.4mmもアンバランス接続
ケーブル材質:銀メッキ単結晶銅
最大出力
シングルエンド(SE)→32Ω 60/mW
THD+N:0.0007%~0.0015%@32Ω
S/N比:95~105dB@32Ω
電源:USBバスパワー
周波数応答:20Hz-40kHz
Bluetooth:なし
発売日:2024年10月10日
価格
Type-C to 4.4mm:2,499円
Type-C to 3.5mm:2,399円
霖とは?
天気関係の漢字の一つです。
Linという製品なので「りん」と読むのも正解ですが、この一字で「ながあめ」とも読みます。
いわゆる常用外漢字で、ながあめなら「長雨」の表記が常用となります。
季節的な雨の言葉にも用いられ、春の長雨を春霖(しゅんりん)と言います。
一般的には菜種梅雨(なたねづゆ)に該当する3月~4月の期間に降る雨です。
秋の長雨は秋霖(しゅんりん)と言います。
秋雨の時期を指すらしく、日本においては台風が襲来したりもするので梅雨かそれ以上の雨量になることも多いです。
漢字の見た目が霜(しも)と似てますが、もちろん違います。
霜の方はFROSTというイヤホンとしてリリースされています。
パッケージ情報
外箱


小さい製品なので箱も小型。
マニュアル等も無いのでスペック等も書き込まれてます。
文字が小さく自分のようなおじさんには多少厳しいので、より詳細なスペックはホームページや販売ページ、当ページのスペック表をご参照ください。
Linの本体について
質感はとてもよく、イヤホンの付属品なんかに付いてくるタイプや数百円の格安品とは一線を画しています。
特にケーブルの部分はイヤホンケーブルのように本格的な銀メッキ単結晶銅線となっているのも特徴です。


パーツはアルミニウム合金を使用。
全体を通してシルバー基調の見た目になっています。


Linの音質について
音の特徴等について
リファレンス環境
使用機器:ALLDOCUBE iPlay50 mini Pro
再生ソフト:Music Center (SONY)
幾つかのセットで試しましたが、共通して言えるのが若干ウォーム傾向になる点です。
音に柔らかさと暖かみが付与される印象で、特に低音域にその影響を感じます。
低音域はしっかり量感があって厚み、パンチ力は同様の製品と比べてしっかりある印象。
深みはイヤホンに依存しますが、若干浅くなる印象です。
中音域はボーカルを中心に少し前に出てくる印象で伸びやか。
広い音場の楽曲やライブ音源よりも打ち込み系のポップスの方が好印象。
高音域は刺激的な部分は抑制的で安全なチューニングに。
元々高音域が強いギラギラ感のあるイヤホンがちょうどいい具合になる感じです。
駆動力が必要となるイヤホンにおける高音域の描写能力はもう一声欲しい所です。
各イヤホンでの簡易感想
・使用イヤホン+ケーブル(4.4mm)
BQEYZ Autumn+SoundsGood Blhwt (1DD)
※個人的セットアップ
試した3つのイヤホンセットの中では一番印象が良かったのがこのセット。
低音域が若干膨らんで暖かみが増し、高音域の煌めきも失われずに頑張って残している印象。
エントリーDAPと音の印象が近いのはこの子でした。
聴感も良く、イヤホンが持つ上品な音をより疲れにくく楽しめる印象。
AFUL Performer5+付属ケーブル (1DD+4BA)
ウォーム感が増して低音域の深度が少し浅くなる印象。
音量はそれなりに上げた方がイヤホン本来の音に近い。
聴感はそこまで悪くない印象だが、高音域が少し大人しくなるので多BAの印象は少し薄らぐ。
Letshuoer S08+NICEHCK BlackJam (1PD)
平面駆動機なので音量が取れるかは心配だったものの一応問題なし。
ただ、低音域はしっかり出てくれるものの高音域の描写力はやはりDAP等には及ばずジャリジャリ感が出てしまう。
聴感としては少し微妙。
高駆動力な上流を使った時のスムーズな音の感覚からはズレが大きい。
総括
製品の使用用途等を考えたとき、単純に音質を優先するならドングルDACやDAPを使う人も多いはず。
3.5mmならともかく、わざわざ4.4mm版もあるのは他に狙いがあると思います。
その狙いこそが手軽さだと思うんですよね。
4.4mmのプラグを使う人は普通に考えてドングルDACやDAPを使ってバランス接続してるでしょうという点。
音質だけ求めるならわざわざこれを使ってアンバランス接続する必要性はありません。
だけどドングルDACはスマホやタブレットの電池の消耗がそれなりに高い、DAPは重いとなると軽くて小さいこのタイプの小型DACガジェットは手軽さで一番有利です。
音質の面で探れば課題はあるけれど、高音質こそが好みになるとは限らないのでこういうお手軽製品もやはり手にしておきたいという気付きを与えてくれた感じですね。
実際、聴き流し等には便利だと感じられます。
ケースにぽそっと入れておけるコンパクトさが便利ですし。
似たような製品と比べればビルドクオリティ含めて非常に質感が高いです。
あと、純粋に4.4mmでは買ったもののアンバランスとしての音を聴いてみたかったって時に使えるガジェットとして重宝すると感じました!
Linを選ぶ上での良い点と留意点
良い点
◎最高評価
- お手軽に使えてそこそこな音が楽しめる
軽い、小さい、省電力が基本的にメインな商品。
音質はそこそこ、詳細は音質の項目にて。
ゲームなんかにも使い易い。
グラブルのようなゲームにおいて遅延はほぼ感じられず。
音ゲーやFPS系は全然上手じゃないので詳細は控えるが、個人的には十分なクオリティ。
出かけ先等でゲームを楽しむガジェットとしても実用性の高さがある。
音は聴き流し、ながら聴きのようなカジュアル使いがオススメ。
オーディオブックとの親和性も高い。
○高評価
- ケーブル部分が本格的でビルドクオリティも高い
イヤホンケーブルと似たような本格的なケーブル部分は銀メッキ単結晶銅を使用。
4.4mmのメス側は抜き差しも硬すぎず、緩すぎずのちょうどいい感覚。
耐久性については長期使用してないので何ともだが、全体的に剛性が高い。
留意点
- 音質は特別高いわけではない
特に滑らかな音にするのに駆動力が必要な平面駆動機等はその本領を発揮するパワーが足りない。
ドライバ数が少ないイヤホンや簡単に動作するイヤホンの方が好印象。
音楽を聴くのにそこまで高品質さを求めていないなら良い選択肢。
- アンバランス接続
4.4mm=バランス接続の印象があるものの、これはアンバランス接続。
むしろ4.4mmを主力としている人からしたら手持ちの4.4mmケーブルをアンバランス接続できる道具とも言える。
まとめ
というわけで、今回はお手軽DACであるBQEYZ Linをレビューしました。
正直この手の道具はある意味音質面で限界点がそこまで高くないので多くは手にしてきませんでした。
音質面ではドングルDACやDAPがあれば十分だからです。
だけどこれを使ってから音質以外にも聴き易さとか好みに寄せていく為にあえてこの音を楽しむ人もいるというのが理解できました。
軽さ、小ささ、省電力という機能性の良さ、そういった面と相性の良いスマホゲームへの利用のしやすさを考えると思った以上に個人的に評価が高まった製品となりました!
😊オススメポイントという感じで紹介するなら…
・高音質よりも機能性重視
・オーディオブック含めて、ボーカルメインに聴きたい
・聴き疲れしない優しい音でながら聴きを楽しみたい
・イヤホン使ってゲームに没入したい時、省電力なので便利
・価格は安いけどしっかりとしたビルドクオリティ
😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…
・音質の面ではドングルDACやDAPには及ばない
・駆動力が必要な構成のイヤホンだと実力が発揮しきれない
・高音域が安全チューニングなので弱まる
・4.4mmでもアンバランス接続なので、バランス接続したいなら対応機器を選ぼう
最後に今回のレビュー品のリンクです。
✨Amazon kukaka
✨Aliexpress BQEYZ Official Store
それでは次は同じくBQEYZさんの記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ