れあのガジェット三昧日記

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#52 リケーブル SoundsGood Blhwt(バルフート)をレビュー!

こんにちは!😊

今回は伊藤屋国際さんのオリジナルブランド、SoundsGoodのリケーブル製品、Blhwt(バルフート)の提供を受けました、いつもありがとうございます!

青と黒の組み合わせがとても美しいケーブルです。

辰年の総決算としてリリースされたSoundsGoodブランドのハイグレード製品、早速レビューしていこうと思います。

今回のレビュー品のリンクです。

Amazon 伊藤屋国際

伊藤屋オンライン

[SoundsGood]blhwt イヤホン/イヤモニ用アップグレードケーブル"Blhwt"は上位製品の開発ノウハウを活かし、新たな組み合わせの模索から誕生したPsyche/Arianrhodに続くハイグレードケーブルです。僅かに銀を配合した銅銀合金、銀メッキ無酸素銅線に加え、現在希少価値の高い高品質な純銀を組み合わせた導体を採用しました。上位製品に勝るとも劣らない非常に正確な定位感、シャープな表現力を発揮し、ポータブルオーディオ環境…リンクwww.itohya.jp

X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け

一口メモ

インプレ

メーカーさん紹介

伊藤屋国際さん&SoundsGood

今回もお世話になります伊藤屋国際さん。

代理店としての業務の他、オリジナルのブランドSoundsGoodを展開しています。

このオリジナルブランド、SoundsGoodは開発力がしっかりしていますのでリリース速度もあります。

伊藤屋国際さんは直営店の他、Amazonにも販路がありますし専門店や大手量販店にも卸しています。

X(旧Twitter)においても情報を積極的に発信しているだけではなく、国内のイヤホンイベントにも積極的に出展しています。

アウトレット系のセールも時折やっておりますし、プレゼントキャンペーンも多く開催されているのでXで公式からの情報をしっかりチェックしましょう!

SoundsGoodのXアカウントも出来ていたので掲載をします。

伊藤屋国際X公式

https://x.com/itohya_info

SoundsGoodのX公式

https://x.com/SoundsGood_jp

伊藤屋オンラインストア

www.itohya.jp

Amazonでの販売ラインナップ

SoundsGood高品位な製品をリーズナブルな価格でご提供させていただくことにより、お手に取っていただいたお客様に「Sounds Good!(いいね!)」とご満足いただけるような製品を目指しています。リンクwww.amazon.co.jp

スペック

概要

ブランド:SoundsGood(伊藤屋国際)

モデル名:Blhwt(バルフート)

線材:純銀線+銅銀合金線+銀メッキ無酸素銅

芯数:4芯

ピンタイプ:CIEM 2PIN(0.78mm)/MMCX/QDC

ピンメッキ:金メッキ

プラグサイズ:3.5mm/4.4mm

プラグメッキ:金メッキ

ケーブルの長さ:1.2m

発売日:2024年12月24日

価格:12,800円

Blhwtとは?

辰年最後の締めくくりとしてリリースされたSoundsGoodシリーズのハイグレードケーブル。

何故辰年をメーカーさんも強調していたのか。

それはドラゴンのイメージが強くなって久しいバハムートが元ネタだからです。

しかし、ファンタジー作品によって竜の王というイメージが付きましたが実際は巨大な魚だそうです。

旧約聖書のベヒーモスがイスラム圏に伝わった際にバハムートになったとされています。

バハムート含めて有名な獣達には色々な説がありますが、調べてもその当時の概念が別の概念へと移動した際の誤訳、認識の違いだっただろうという説が『多数』あるので恐らくこうだっただろうな説が多いんですよね。

違う文化や宗教との出会いで元々は同じであっただろう存在が微妙に変節することも多いです。

そのような例としてはベンヌとフェニックス、シヴァと不動明王という感じで調べれば調べるほど出てくるものです。

パッケージ情報

外箱

マウンテンブルーの外箱。

他のSoundsGoodシリーズと箱のサイズとか基本的に同じです。

中身、その他付属物

こちらも他のシリーズと同じで製品、メッセージカードが入ってます。

カードの裏面にはX公式とカスタマーサポートのQRコードがあります。

ケーブルについて

深い透明な青はロイヤルブルーのような感じで不透明な黒被膜との2色構成。

とにかく見た目は美しいの一言ですね✨

メーカーさん的には辰年に合わせたのでイメージは竜かもしれませんが、この深い青は原典側の巨大な魚を感じさせます。

マクロで撮影するとこんな感じ。

各パーツはつや消しされたガンメタカラーに少し青入った感じのカラー(ブルーグレーのような色)で統一されてます。

ピン

こちらはCIEM 2PINでいわゆる凹型の2PIN。

一般的な規格で幅広いイヤホンと合わせることが可能です。

final A4000のようなイヤホン側に深い窪みがあるものはこのタイプじゃないと使えません。

土台部分が薄かったり無いものもありますが、そちらは中華2PINやフラット2PINと呼ばれることが多いです。

こちらは右左の表記はありませんが、赤いラインがある方が右側になります。

多くのメーカーは左を青、または黒にすることが多いですが、白は珍しいですね。

とはいえ、RCA端子(右が赤、白が左、黄があったら映像)は今でも白を多く見かけます。

プラグ

プラグ(4.4mm版)とプラグパーツ。

SoundsGoodのSGマークがいつものように入ってます。

スプリッター/スライダー

こちらも同じカラーのパーツを使ってます。

特にワンポイント装飾は無し。

スライダーはゆるゆるな感じであまり固定能力はありません。

見た目、機能性の総評

先日レビューした同メーカーのクリソコラと青系統というのは同じなのですが、あちらは緑成分も入って僅かに透過するような見た目でした。

元ネタとなってる珪孔雀石にかなり寄せている印象でした。

一方で同じ青系統でもこちらはロイヤルブルーのような深い青で、同名を冠したサファイアのような美しさがあります。

カラー的には冷たい色なイヤホン(青や紫、濃い緑等)との相性が抜群ですね。

黒も含まれてるので黒も自然に見えます。

一方で明るいカラーの暖かい色なイヤホンとの相性はちょっと良くないように感じます。

深い赤なんかとは合う感じはしますけど、ピンクとかオレンジ系は基本合わないですね。

線としては少しコシがある感じですが、特に硬いという感じでもないので取り回しは特に問題ありません。

タッチノイズも少ないので機能性的にも問題ない評価です。

Blhwtの音質について

音の特徴について

再生機種(上流):FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは41,Amazonで54)

イヤホン:AFUL Performer5

イヤピ:KB EAR07

音の感覚としてはニュートラルな傾向でほんの僅かに寒色傾向を含んでいるように感じます。

ただ、音の温度的な感覚は大きく変えません。

音の傾向としてはドンシャリ傾向なケーブルで、低音域をしっかり伸ばして高音域の余韻を良くしています。

音場は全体的に広く、特に上方向や奥行感がしっかり出ます。

AFUL Performer5と付属品ケーブルは広い円形で割と輪郭がはっきりしてるのですが、このケーブルを使うとその円が更に広くなって輪郭がやや曖昧になります。

ただ、解像度が高いのでその曖昧さはそのまま余韻としてすーっと音が優しく消えていく演出になります。

空間表現力が良くなる印象ですね。

音場がしっかり広いので分離感や定位が良いイヤホンほどその恩恵も大きいように感じます。

低音域は元々強めなPerformer5標準セットの低音域をしっかり伸ばすポテンシャル。
キレとミッドベースをより強化してくれます。

中音域は耳元のギター、ベースの部分はほんの僅かに下がる感覚はありますが、ボーカルへの影響はあまり感じられません。

解像度が増した分、むしろボーカルがしっかりくっきりする印象があります。

このケーブルによって男性、女性ボーカルの得意不得意が大きく変わることは無さそうです。

一番大きなメリットを受けるのはオーケストラのような広い場所で演奏している多音な楽曲。

またオペラのような歌手が際立つ楽曲との相性も良いです。

広い空間で余韻込みの音はまさしくコンサートホールのような感覚になります。

音が煩雑にならない解像度も良いですね!

高音域は抜け感や余韻も良くなって少し乾いた感覚に。

透明感高く若干の煌めき感も増しますが刺激が強化されます。

イヤホンのセットアップによっては多少刺激感も強化される傾向はあるかもしれません。

Performer5にとってはとても良い塩梅の高音域強化でした✨

見た目が合わないので断念しましたが、ぶっちゃけP5がセットアップメインで良いくらい好きです。

個人的に感じた相性

・音色

寒色:○

ニュートラル:◎

暖色:◎

・傾向

ドンシャリ:○

フラット:◎

かまぼこ:○

総評

とても良いケーブルで、見た目も音もスペックの高さをしっかり感じられました。

メーカーさんは自信がありながらもお値段を心配してましたが、その価値はしっかりあるのかなとは思います。

特に高解像、音場の拡大と空間表現の良化、しっかりとした低音域と高音域が魅力的ですね。

元々低音域が強いイヤホンよりも弱ドンシャリバランスやフラットバランスに近いイヤホンとの相性が基本的に良さそうです。

低価格イヤホンもポテンシャルをしっかり出し切りますが、ケーブルのお値段としては安くないので基本的に100ドルラインから上がオススメですね。

低価格ケーブルではあまり感じられない音の表現力、深みを感じられると思います。

ちなみにシングルドライバーよりもマルチドライバー向けな感じがしますね。

それも低音域をしっかり活かせるDDとのハイブリット、トライブリットとの相性が個人的には良く感じます。

セットアップ

セットアップ概要

DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは41,Amazonで53)

イヤホン:BQEYZ Autumn Normalフィルタ (1DD)

リケーブル:SoundsGood Blhwt(CIEM2PIN 4.4mm)

イヤピ:Rosetechnics Soundcocoon(Mサイズ)

ハイブリットとかトライブリットに合うって書いてたじゃん…と思われるかもしれませんが、Autumnの金属筐体の余韻と元々持ってる立体感ある音場感を増強してくれます。

フラット傾向な音がややV字方向に傾き低音域が補強されますので演奏の芯がしっかりする印象です。

解像度が元々高いイヤホンですが、標準のケーブルよりも更に強化されてとてもクリアな音になります。

特にハイトーンな女性ボーカルの透明感、美しさが増すセットアップで個人的にお気に入りです。

液体シリコンのイヤピ、Soundcocoonを使うことでより高音域を魅力的な音にしています。

他にも試した例を挙げていきます。

TRUTHEAR NOVA

同社のChrysocollaとのセットアップですが、音の余韻がとても良くなる印象。

明確な寒色系のChrysocollaと違ってBlhwtだと元々のウォームさがしっかり活きます。

そのおかげかキレと解像度がしっかりとありながらも少しふわっとした音が楽しめます。

こちらの相性もなかなかに良かったです。

Thieaudio Legacy2

見た目通りな寒色系で硬い音が特徴的なLegacy2。

そんな硬い音を余韻で少し柔らかくしてくれて、高い解像度の弱ドンシャリサウンドがクセになりそう。

このケーブルを使うならこのくらいの製品から使いたいと感じるセットアップ。

AFUL Performer5+2

低音域がやや強めに鳴るようになるものの、平面部分の高音域の明瞭度が更に増す感覚。

ボーカルも良いけど楽器が多い楽曲との相性が特に良い。

とにかく音の臨場感とか凄いけど音が混濁しないのも凄い。

個人的に感じた変化量

重低音:2.0

低音:3.0

中低音:2.0

中音:1.0

中高音:2.0

高音:3.0

超高音:3.5

音場(上下):3.0

音場(左右):1.5

奥行:3.0

解像度:3.5

※これは採点ではありません。

点数が低い=悪いではありません。

あくまで個人で感じた変化量です。

変化量に関してはAFUL Performer5の付属ケーブルを対比として使用しています。

Blhwtを選ぶ上での良い点と留意点

良い点

◎最高評価
  • 高解像度で良い空間表現

Performer5の付属ケーブルと比べてもその差がしっかり体感できる。

名前は明かせないが、他社の定価1万円近辺のケーブル数本と比べてもレベルが高い水準を感じられる。

特に広くなった音場から音が消えゆく余韻が心地良い。

  • ビルドクオリティが高く、とても美しい外観

編み方がとても丁寧で乱れが少ない。

また、パーツの美しさや被膜の美しさもあって所有欲が高い。

○高評価
  • 機能性は高い

ケーブルはコシがやや強いが、ケーブルそのものは硬くはない。

取り回しはそこまで悪く感じない。

タッチノイズが少ないのでその点を高評価。

留意点

  • 音の傾向とか質を変えたくない人には向かない

Chrysocolla同様、変化がしっかりあるケーブルなので音の傾向を変えずにアップグレードしたい人にはあまり向かない。

同社であればKirinみたいな素直なケーブルをオススメしたい。

まとめ

というわけで、今回はSoundsGoodブランドのハイグレードケーブル、Blhwtをレビューしてみました🐉

さすがに良い導体を使ってるだけあってしっかりその効果が感じられるケーブルでした。

特に高い解像度と空間表現能力が良くなるのがこのケーブルの売りなポイントかなって思います。

2025年最初の★★★★★評価とさせていただきます。

一方で音としてはドンシャリ傾向が強くなるのでメリハリがあります。

変化を求めない人にとってはやや過剰な演出に聴こえることがあるかもしれません。

😊オススメポイントという感じで紹介するなら…

・見た目がきれいなケーブルが欲しい

・音場の色々な方向を広くして、空間表現能力を上げたい

・エッジが効いた音に余韻を加えてなだらかにしたい

・低音域をキレ良く、高音域を伸びやかにしたい

・音を分析的に聴くのに解像度が高いケーブルが欲しい

・オーケストラのような楽器が多い曲を美しく聴きたい

😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

・あまり音の変化を好まない

・広い空間が苦手

最後に今回のレビュー品のリンクです。

Amazon 伊藤屋国際

伊藤屋オンライン

[SoundsGood]blhwt イヤホン/イヤモニ用アップグレードケーブル"Blhwt"は上位製品の開発ノウハウを活かし、新たな組み合わせの模索から誕生したPsyche/Arianrhodに続くハイグレードケーブルです。僅かに銀を配合した銅銀合金、銀メッキ無酸素銅線に加え、現在希少価値の高い高品質な純銀を組み合わせた導体を採用しました。上位製品に勝るとも劣らない非常に正確な定位感、シャープな表現力を発揮し、ポータブルオーディオ環境…リンクwww.itohya.jp

それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ