こんにちは!!😊
今回はEasy earphonesさんから、CCZ HARMONY BC01 PROを提供していただきました!
いつもありがとうございます♪
エントリー向けな製品ながらも見た目も音も限界まで諦めない姿勢がとても好感のあるCCZさん。
その新作BC01 PROですがどんな音を奏でてくれるのでしょうか、早速レビューしていきます!
今回のレビュー品のリンクです。
✨Amazon Yinyoo
✨Aliexpress Wooeasy Earphones Store
- X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け
- 各メーカーさんの紹介
- スペック
- パッケージ情報
- イヤホン本体について
- BC01 PROの音質について
- セットアップ
- BC01 PROを選ぶ上での良い点と留意点
- まとめ
X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け
一口メモ
CCZ HARMONY BC01 PROの一口メモ #PR
— れあ🛜がじぇっと (@reagajeje) 2024年12月29日
・解像度は同価格帯の製品と比べても遜色なし
・音場はコンパクトで狭め、空間表現能力はやや物足りない
・暖色さを感じる低音域寄りなドンシャリ
・低音域はしっかり強めでミッドベース寄り
・ボーカル向けで男性、女性も不得意は感じない… https://t.co/KIou49xSH3
インプレ
それではCCZ HARMONY BC01 PROのインプレを行っていきます。
— れあ🛜がじぇっと (@reagajeje) 2024年12月29日
今回はEasy earphonesさん(@hulang9078)からの提供となります。#PR
ありがとうございます!🙇
同社のDC02の兄弟機のような存在だと感じました。
低音域メインの暖かみのあるドンシャリサウンドがボーカルを楽しく演出します。… https://t.co/Zf0AXCHvne pic.twitter.com/IEG70eYIRW
各メーカーさんの紹介
Easy earphonesさん
日本においてもAmazonにてYinyooという名前で展開しています。
エントリー向けで手にしやすい製品が多く、ポタオデ初心者の多くがお世話になってることが多いと思います。
自分も何だかんだ履歴を見たらけっこうお世話になってました😊
アリエクではWooeasy Earphones Storeを展開しています。
どちらもポタオデ界隈においてはおなじみのショップです。
Xでも積極的に情報を出しています。
プレキャンも行われているのでフォローしておきましょう!
✨Easy earphones X公式
✨Amazon Yinyoo
✨Aliexpress Wooeasy Earphones Store
CCZさん
最もエントリー向けな製品を展開する新鋭のメーカーさんです。
大体のメーカーさんは色々な価格帯に製品を出すのですが、一貫してエントリー向けな製品をリリースしています。
最近は低価格機の完成度が上がっており、CCZさんもその一翼を担ってます。
製品リリース速度も速く、今回はBC01 PROのレビューですが同じタイミングでBC04 PROもリリースされています。
Xは英語中心ですが、情報は積極的に発信されていてプレキャンも積極的です。
CCZ X公式
✨CCZ 公式ページ
スペック
ブランド:CCZ
モデル名:HARMONY BC01 PRO
ドライバ構成:1DD+1BA
コネクタ:TFZ 2PIN(0.78mm)
インピーダンス:16Ω±15%
感度:105dB±3dB
周波数応答:20Hz-20kHz
発売日:2025年1月3日 (Amazon)
価格:3,499円
パッケージ情報
外箱
箱の大きさはCCZの他のエントリーシリーズと同じ。
後ろ側のスペック表は日本語表記があります。
最低限の面積で効果的な表記が多いです。
外カバーを外すとイヤホンが鎮座しています。
中身
必要最低限のセット内容です。
中身のセットは以前提供していただいたDC02と同じ内容なようです。
ケーブルやイヤピも同じ質感、形状ですからね。
マニュアルもDC02と同じで日本語表記はありません。
イヤピ
DC02と同じイヤピになります。
詳細は↓まで。(イヤピ項目に飛びます
ケーブル
こちらもDC02のものと同じですね。
4N無酸素銅の4芯構造です。
詳細は↓まで。(ケーブル項目に飛びます
ケース
ケース類はないので自分で用意することになります。
100円ショップで手に入るケースで十分でしょう。
イヤホン本体について
FP側は一部に亜鉛合金を使った金属製のカバー。
モザイクタイルのような部分から中身の構造がぼんやり見える感じです。
最エントリー帯な製品ですが、手持ちのBC04やDC02も同様に見た目はとても良いです。
見た目の比較写真を簡単に載せておきます。
見せ方が上手なメーカーさんだなって感じがします。
特徴的なのがシリコンらしいイヤーフィン。
特許らしいですが、確かにこれがあるとちょうど良いフィット感になります。
シェルもなだらかな構造なので長時間使っていても痛くなるようなことはありません。
BC04やDC02も同様の加工がされており、装着感は良好でした。
中身がしっかり見えるようになってます。
透明よりかは少しスモーキークォーツ的な感じで暗い透明感。
黒の亜鉛合金のFP側との親和性も高いです。
PINはTFZタイプの2PIN。
QDCタイプのケーブルは使用できない点は注意が必要ですが、よく見かける中華フラット2PINやCIEM 2PINは使用できます。
ノズルとフィルタ。
ノズルの径は約6mm。
使用しているノズルとフィルタはDC02と差異はないようです。(BC04は微妙に違います
BC01 PROの音質について
音の特徴等について
DC02との比較も交えていきます。
低音域側に主軸があるウォーム寄りのドンシャリサウンド。
ハイブリットですがBA側もそこまでソリッド感は強くない感じです。
音場はDC02同様にコンパクトで奥行感の薄い感じ。
空間表現能力はそこまで高くはないですが、逆に広過ぎない方が好きな人には好みの空間って感じがしますね。
バランス化については低音域の膨張感が大きくなるので好みが分かれると思います。
DC02だと低音域側が支配的なのでそのままな環境で使うには多少厳しさがありましたが、このイヤホンはこのままの環境でも音のバランス感覚が良いので問題ないという評価としました。
また、3.5mmのリケーブルでも6Nや7Nくらいの純度の銀メッキ線で良い仕事をしてくれる印象です。
よくテストで使うNICEHCK SilverLoongはとても良い相性でした。
解像度は各メーカーの同価格帯の製品や兄弟機のように感じているDC02と比べても特別な差は感じられず、価格帯相応と評価します。
適度に甘い解像感は最近の打ち込み音源よりも少しレトロな音源との相性を良く感じます。
最近のエントリー製品のスペックの上昇感は高いので満足感のある日常使いができるでしょう。
低音域
しっかりとした量感があってこのイヤホンの核となっている低音域です。
ウォーム寄りな音でも厚くなり過ぎず、キレとパワーで奏でている印象。
バスドラも軽快に響く印象ですね。
サブベースの量感はDC02よりも若干弱くなっていますが、ミッドベースはDC02よりも多いように感じます。
深さ、沈み込むような感覚といった部分は非常に近しいものを感じます。
中音域
弱ドンシャリよりもドンシャリバランスが強めな中でもボーカルはしっかりと聞かせようとしてくれています。
ただ、相変わらずDC02同様に音数が多いオーケストラ系の曲との相性はあまり良いとは感じませんでした。
ボーカルと違って主旋律や副旋律が凹んでて遠めに感じるので低音域の音圧に呑まれる傾向があります。
バランス化すると音場が広くなって迫力や臨場感は上がりますが音像は捉えにくく、むしろオーケストラ系の曲はあまり魅力的にならない印象です。
基本的にはボーカル系向けで男性は好印象。
サブベースが多少落ち着いてミッドベースが上がってるので男性ボーカルの芯がしっかり伝わるように。
DC02では女性のボーカルのザラつきが気になりましたが、BC01 PROはBAが入ってるので改善されている印象で女性ボーカルも好印象。
3kHz付近の刺激音も抑制されているのかあまりなく、そちらに弱い人には安心材料。
高音域
BAが搭載されていますが、DC02よりそこまでソリッドじゃない高音域。
シャリ感も抑制されているようです。
音場があまり広くないので他の帯域ほど抜け感は良くありませんが、優しくすっと伸びる印象があります。
ピアノの高音部分のような儚い音はあまり得意ではない印象です。
刺激感は弱いですが、その分量感的には物足りない人もいるかもしれません。
ただDC02よりも中音域含め、制御しやすい音になっていると思います。
1つでもあると便利なBA。
総括
勝手に兄弟機という扱いにしてますが、DC02と違う点はBC01 PROの方がよりボーカル向きでDC02はジャカジャカと楽器を鳴らしまくるハードロック等のメリハリのある楽曲向けかなって所です。
強めのサブベースと高音域の粗さがそういったメリハリのある曲に合う感じがします。
一方でBC01 PROの方はミッドベースが上がってるので男性ボーカルも聴き易くなってますし、BAを搭載してるので中高音~高音部分の粗さが改善してます。
なので女性ボーカルの適正もDC02より上がっています。
アンバランスのまま使う方が音のバランスが良いようにも感じますが、バランス化する場合は低音域が膨張してブーミーになる傾向があるので低音域を強め過ぎないようなケーブルを使用すると良いでしょう。
当方の環境ではNICEHCK SnowWingsやYongse Venomの4.4mmをテスト環境として使って好印象を得てます。
日常でのサブスクのながら聴きや動画視聴に適しています。
セットアップ
DAP:FIIO M23(ゲインはLOW、ボリュームは47,Amazonで54)
リケーブル:NICEHCK SilverLoong(CIEM2PIN 3.5mm)
イヤピ:KB EAR07(M、M+サイズ)
エージング:50時間
DC02と同じ感じで無理にバランス化してません。
このケーブルは新品では流通がほぼ無いので、傾向としては6Nか7Nの銀メッキケーブルであれば最近は価格も下がってるので手にしやすいかなと。
セール時に買えるケーブルを狙っていきましょう!
ちなみにBC04は完全にバランス化(BIGMANGO SUMIREを使用)してます。
あちらはバランス化して本領発揮するタイプと判断してます。
BC01 PROを選ぶ上での良い点と留意点
良い点
◎最高評価
- 装着感の良さと高級感
FPは黒の亜鉛合金を一部使用していて、モザイクタイルのような美しい透明な窓部分から中の配線が見えるようなかっこいい仕様。
デザインとビルドクオリティの高さは価格帯以上の良さを感じる。
シリコンのイヤーフィンと滑らかな形状で装着感も良く、痛みや疲れを感じにくい。
○高評価
- 楽しい音作りで古めの音源とも相性○
音に関しては分析的な目的というよりもいかに楽しく聴くかというバランス。
DC02と違ってボーカル向きな音作りになっている。
昭和世代の音源や昔のサントラとの相性が好感。
留意点
- 低音域の振れ幅が大きい
アンバランスとバランスの音の変化がとても大きい。
やっぱりこいつの存在感をどこかに感じてしまう。
バランス化した方がボーカルの質も上がるのでやりたいところだが、ゴリラが暴れて音のバランスが崩れるくらいならアンバランスでちょっと大人しい音のバランスの方がしっかり聴ける。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はCCZ HARMONY BC01 PROのレビューを主に同社のDC02と比較しつつレビューをしていきました。
DC02よりもボーカルの質が上がっていてポップスやアニソンがより楽しく聴けるようになっています。
また、昭和レトロな音源との相性も良かったですね。
メリハリがある曲の迫力、臨場感はDC02の方に軍配が上がるといった感じです。
DC02と同様に安くて気軽に使えるかっこいいイヤホンとしてオススメできますね😊
😊オススメポイントという感じで紹介するなら…
・ドンシャリ系が好き
・少し古めな曲(70年代後半~80年代)との相性が良い
・見た目かっこよくて気軽に使えるイヤホンが欲しい
・装着感が良いイヤホンが欲しい(長時間使用も◎
・ノリ良くボーカルもしっかり聴ける曲が好き
😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…
・低音域が強いのは苦手
・高音域の量感はやや少なめ
・アンバランス⇔バランスでの音の変化が大きいので調整が難しい
・オーケストラのような音数が多い楽曲との相性はイマイチ
最後に今回のレビュー品のリンクです。
✨Amazon Yinyoo
✨Aliexpress Wooeasy Earphones Store
それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ