こんにちは!😊
今回もHiFiGoさんからTANCHJIM MINO 浅野てんき限定バージョンを提供していただきました、いつもありがとうございます!
MINOは昨年の今頃に発売されたTWSなのですが、今回同社の看板キャラでもある浅野てんきが神々しきデザインされた限定版として登場しました!
Feather of StarlightということでTANCHJIMとしては珍しい柔らかな暖色カラーを採用。
どちらかというと銀とか白をメインカラーとしているイメージがありますからね。
というわけで早速レビューしていきます!
今回のレビュー品です。
✨Aliexpress HiFiGo
✨HiFiGo 直営店
- X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け
- メーカーさんの紹介
- スペック
- パッケージ情報
- イヤホン本体について
- アプリ『TANCHJIM CENTER』
- MINO Feather of Starlightの音質について
- セットアップ
- MINO Feather of Starlightを選ぶ上での良い点と留意点
- まとめ
X上での一口メモ、インプレ(時間が無い人向け
一口メモ
TANCHJIM MINO Asano Tanch(Feather of Starlight)一口メモ #PR
— れあ🛜がじぇっと (@reagajeje) 2024年12月27日
・アプリを使って6種類のプリセットとカスタムEQが利用できる
・ノイキャン、外音取り込みのスペックは特筆すべきものではない
・遅延は割と大きいので低遅延モードもゲーム向きではない
・コーデックがAAC/SBCのみ… https://t.co/MCiW7lSbj6
インプレ
それではTANCHJIM MINO Asano Tanch(Feather of Starlight)のインプレを行っていきます。
— れあ🛜がじぇっと (@reagajeje) 2024年12月27日
今回もHiFiGoさん(@HifigoJp)からの提供となります。#PR
いつもありがとうございます!🙇
かわいいだけのファンキット??
課題が無いわけではないですが音は日常使いで満足できるしっかりしたものです。… https://t.co/1RfMuVywT6 pic.twitter.com/p0W247mdRl
メーカーさんの紹介
HiFiGoさん
かなりお世話になっておりますオーディオ機器を幅広く扱う最大手メーカーさんの一つです。
日本ではAmazonなんかでも販売しており、しっかり実績があるメーカーさんなので安心して利用できます。
アリエク、直営店舗は海外配送なので時間こそかかりますけどアフターケアもしっかりしてくれます。
Xアカウントでは日本語の投稿も多いので情報が手に入り易いのでフォローしましょう!
なかなかお高いプレゼント企画も割と積極的に行われてますよ!
✨HiFiGo X公式
✨HiFiGO直営(公式ページ)
✨Amazon HiFiGoストア
✨Aliexpress HiFiGOストア
✨Aliexpress(スマホ版サイト)
https://a.aliexpress.com/_oCtiqUg
TANCHJIMさん
浅野てんきでおなじみのTANCHJIMさん。
2015年誕生の同メーカー、中国国内だと同じ時期にたくさんのメーカーが誕生してますが今では代理店契約もあって日本でも専門店や量販店で見かけるくらいのメーカーになってます。
ちょうど4Uが発売された時期くらいにデフォルメてんきちゃんが大暴れしたのも記憶に新しいです。
製品としてはエントリーからミドルクラスの製品を主戦場としており、単一メーカーで環境を揃えられます。
銀色ってイメージの強いメーカーさんでもありますね。
公式Xでは新製品の情報を中心に発信しています。
✨TANCHJIM X公式
スペック
ブランド:TANCHJIM
モデル名:MINO Feather of Starlight (浅野てんき限定ver)
ドライバ構成:1DD
コーデック:SBC/AAC
インピーダンス:32Ω
周波数応答:20Hz-20kHz
SoC:???
Bluetooth規格:5.3
マルチポイント:非対応
ANC:45dB
レイテンシー:86ms
防水・防塵性能:IPX4(弱い雨や少量のシャワーに耐える、水没は絶対×
・バッテリー容量
イヤホン:35mAh(最大使用時間約6時間)
ケース:380mAh(最大使用時間約31時間)
発売日:2024年12月27日
価格:47.99ドル(約7,545円/1USD=157.2)
技適・PSEマークあり
パッケージ情報
外箱
浅野てんきファンなら垂涎の的と言える神々しいパッケ絵。
TANCHJIMの漢字表記が天使吉米なのでまさにエンジェル。
デフォルメなてんきちゃんが大暴れしてましたが、LUNAくらいからかっこかわいいてんきちゃんのイラストが増えてきている印象です。
裏面にはスペックとが書かれており日本語表記もあります。
なお、外箱に記載等ありませんがイヤホンの充電ケースの方に技適情報とPSEマークがあります。
※技適/PSEマークあり
技適(総務省管轄)は電波法における日本国内で使用するのに必要な無線機器用の技術基準適合証明。
PSE(経済産業省管轄)は電気用品安全法における日本国内の安全証明。
いずれも日本の法律に縛られるため、無い場合は違法になります。
MINO 浅野てんき限定バージョンはいずれも取得されており、技適の番号は検索した結果実物であることが分かっています。(総務省で検索可能です。
ちなみに有線イヤホンはそれ単体だと充電も電波も関係ないのでPSEマークは必要ありません。
中身
中身はマニュアルとガイド、シール、イヤピ1種類3サイズ(Mのみ2セットで合計4ペア)、充電ケーブル、予備フィルタ、イヤホン本体。
ファンキット的な面もありますが、セット内容としてはおまけを含めて充実していると思います。(詳しくはおまけの項目も見てください。
充電ケーブルはType-C to Type-Cで短め。
推奨環境が5Vなので、早く充電しようとして高出力(9Vとか15V)な充電は間違ってもしないでください!(壊れます
5V=1A推奨となってます。
シールはこんな感じで表面はサラっとした感じ。
予備フィルタは数が多いので助かりますね!
その他のおまけ
アクリルスタンド、缶バッヂ、ポストカードが付属していました。
HiFiGoではアクリルスタンドは先着200名、缶バッヂとステッカーは制限なしです。
イヤピ
暖色系なイヤホンやイメージイラストから世界観を合わせている感じがあるイヤピですね。
TWSでの採用例が多い楕円形の形状になっています。
重低音がしっかりと出る感覚のあるイヤピです。
音を調整できるカスタムEQがアプリであるのでTWSにおいては装着感第一で問題ないとは思います。
イヤホン本体について
イヤホン本体
最初に驚いたのが色ですね。
TANCHJIM製品の白とか銀がメインなカラーとは180度違う、暖かなカラーになってます。(通常のMINOもパステル調なピンクがあります。
デザインも男子の心をくすぐるようなカッコ良さがあります。
タッチセンサーは模様の場所にあります。
その他の外観。
TWSのこの形状は多くの機種に採用されているので近い形状のものを使用しているのであれば装着感は悪くはないでしょう。
特に疲れやすいとか痛くなるとかは感じませんでした。
LR表記もありますが、この形状はそもそも左右逆に装着はし辛いので間違いはほぼ起きないと思います。
少し甘そうな外観なのでイヤーピース含め、小さなお子さんがいる環境での使用はご注意ください。
ノズルは楕円タイプ。
AZLA SednaEarfit MAX for TWSのような丸形も使えます。
充電ケース
ビジュアル最強ですね✨
どこまでも統一感があるカラーにもなってます。
イヤホン本体の模様もしっかり見えるように透明なカバーを採用。
このカバーを開けるとペアリングが開始されます。
3枚目写真の光ってる部分で充電ケース電池残量が大体把握できます。
写真は26%~50%で詳細はマニュアルに記載されてます。
技適情報とPSEマークはケースの裏面に記載がありますので安心してご利用ください。
タッチコントローラーの使用方法
マニュアル内を撮影、アプリで変更可能です。
あいつのページ見れば載ってたなくらいな感じで。
アプリ『TANCHJIM CENTER』
はじめに注意点
こちらのアプリはapkのダウンロードからインストールする形式です。
Googleの場合、検索しても出てこないと思います。
Appleの場合は検索すると出てくるようです。
ダウンロードに関してはマニュアルのQRコードからどうぞ。
ちなみに設定によってはapkからのインストールができない場合もあります。
Androidの場合、不明なアプリのインストールでこの提供元のアプリを許可をONにするとインストール可能です。
ただし、インストール後はこの許可を必ずOFFに戻してください。
apkからのインストールは悪意あるプログラムが紛れ込む可能性があります。
あくまで自己責任ということになります。
機能
まず、先日レビューした有線イヤホンのBUNNYはイヤホン本体の写真でしたが、こちらはパッケ絵となっています。
機能的には標準的なアプリといった感じです。
主な機能を中心に紹介します。
①ノイキャン関連
OFF:イヤホンをした状態の遮音状態
TRANSPARENCY:外音取り込み機能
ANC:アクティブノイズキャンセリング
②バッテリー関連
左右の残量が分かります。
単位が1%単位で減らないのでかなり大まかです。
③カスタムボタン
タッチ操作のカスタムが可能です。
自分の使いやすいように変更してみましょう。
④サウンド設定
音に関する様々な設定ができます。
・モード設定
通常モードかゲームモードの設定。
・サウンド設定
6種類のプリセットとカスタムEQの合計7種類の音が楽しめます。
⑤クイックユーザーガイド
同封されてる紙のユーザーガイドのデジタル版です。
⑥ファームウェアOTAアップグレード
中国語版、日本語版、英語版があります。
このモードでてんきちゃんの音声案内の言語が変わるようです。
ノイズキャンセリング関連
ANCは扇風機とか換気扇のようなブーンと唸る低い音を消してくれるものの、低音域中心のカットで効果はそれほど大きくはありません。
風切り音をカットするような機能はありません。
外音取り込み機能はどちらかというと高周波なノイズを多く拾ってしまう印象。
ノイキャン機能の精度としては決して高くはないですが、特定のノイズをしっかりと削るので例えば近くに大き過ぎないモーター音や扇風機、換気扇の駆動音があればその効果は実感できます。
ゲームモード
86msなので0.086秒の遅延でそれなりに感じます。
グラブルのようなゲームなら54msくらいで遅延をあまり感じませんが、86msとなるとやはりズレを認識します。
こういったゲームの使用が限界かなという感想。
音ゲー(ミリシタ)で使用しましたがズレが大きく、スコアを狙うには適さないです。
MINO Feather of Starlightの音質について
音の特徴について
評価のプリセットはデフォルト、ノイズコントロールオフ、コーデックはAAC、標準イヤピMサイズを使用してます。
音質はやや暖色寄りで湿度の低いさっぱり感がある音。
デフォルトでは低音域側が強く、高音域もシャキっと鳴っている印象。
V字が感じられる弱ドンシャリと言えます。
どちらかというと腰が低い感じで首から上を円で表現した時に音が中央と少し下に集まる感覚。
音場は横方向に直線的で厚みがあって広いですが、上方向はあまり広くないです。
奥行感はあまりなく、空間表現能力はそこまで高くないです。
刺激的な面があるかという点では低音域はタイトにならない、中高音と高音域の刺激感は弱いという事で万人向けの安心な音。
以下、各EQ所感。
デフォルトのサウンド
バランスの良い弱ドンシャリ。
高音域もそれなりに出てて刺激感まではいかない絶妙な感じ。
機器の強化
デフォルトよりも低音域が弱まって中高音~高音域がメインに。
ハイトーンな女性ボーカルが映えるバランスだけど、低音域が弱くなり過ぎな感じに。
なのでピアノの単奏やオルゴール音のようなボーカルに頼らない音向けです。
ポップサウンド
デフォルトより低音域が強くゲインも強化された感覚。
中音域の凹みが大きくなるのでデフォルトよりもドンシャリの感覚が強まります。
ただ、高音域は少し落ち着きます。
ポップよりもロック向けな感じがします。
ボーカルエンハンスメント
デフォルトと比べて低音域のミッドベースを強めて中音域を前に配置しているバランス。
名前の通りボーカルが聴き易くなって女性ボーカルだけじゃなく、男性ロックバンドとの相性も○。
また、主旋律と副旋律のバランスも良く聴けるので個人的には一番好きなバランスです。
ジャズ系との相性が良いのもここですね。
バランスサウンドエフェクト
デフォルトのサウンドと非常に近しいバランスです。
恐らくデフォルトのバランスの中音域を少し上げてる感じでしょうか。
W字バランス方向へって感じですね。
自然音効果
全てのバランスの中で一番フラット方向なバランスです。
中音域も少し位置を後ろに下げてる感覚があります。
聴き疲れしにくいバランスって感じがします。
総括
プリセット6種類の音に関してはそれぞれ大きく変わるよりかはデフォルトと比べてどこかの帯域の強弱とゲインを調整している感じ。
それぞれが良い味を出してるのでお好みのプリセットを楽しめると思います。
カジュアルに使う用として刺激的すぎる音のバランスのプリセットも無いので安心して使えます。
いずれも合わないなって場合はカスタムEQにチャレンジしてみると良いと思います。
プリセットはメリハリが弱い音ですけど、しっかり強調する事は出来ます。
解像度は価格帯のライバル製品とほぼ同等な評価で特筆すべき性能ではありませんが、ながら聴きはもちろん、音楽を楽しむ水準はしっかりあります。
いずれにせよアプリを導入しないことには魅力が下がってしまうことは留意しておく必要があります。
あと、少しBluetoothの安定感に課題があるように思えます。
セットアップ
再生機:ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO(ボリュームはシステム上半分の3つ上)
セット:プリセットはボーカルエンハンスメント、ノイキャンはオフ、コーデックはAAC
イヤピ:AZLA SednaEarfit MAX for TWS
エージング:45時間
イヤピは付属品から交換。
音が大きく変わるというよりも快適性を優先でAZLA SednaEarfit MAX for TWSを使用。
いわゆる丸形なイヤピですけど、このイヤホンにも使えてケースの干渉も問題ないです。
痒くなりにくいですからね!
実はHiFiGoさんからこれ用にDIVINUS VELVET for TWSをプレゼントしてもらったのですけど残念ながら装着感が合わなかったので別のTWSで使用します。
MINO Feather of Starlightを選ぶ上での良い点と留意点
良い点
◎最高評価
- ファンキットとしての総合力が高い
最近はTWSを中心に何かのキャラとコラボするケースが増えている。
このキャラはVTuberやゲーム、アニメキャラではなく中華イヤホンメーカーの看板キャラなわけだが人気が高いのでグッズ展開も多い特殊なキャラ。
面白い事にキャラの紹介も平仮名の「てんき」が使われているくらい。(漢字だと天琪
浅野てんきファンのアイテム一つとして持ってて損はないし、箱の細部からイヤホンにかけての作り込みというか統一された世界観とかキャラへの愛がすごい。
日本語のてんきちゃんボイスはちょっと素っ気なさががgg
○高評価
- アプリはプリセットが多く、カスタムEQも対応
6種類のプリセットとカスタムEQが使用可能。
音の感じは音質の項目にて。
基本的に弱ドンシャリ系が好きなら好みのバランスが見つけやすい。
- 装着感が良い
多く採用されている形状なので装着感は良い。
長時間使う場合は低刺激なイヤピを使った方が良い。
留意点
- Android版アプリはストア経由じゃないので注意が必要
apkをダウンロードしてインストールする形式。
設定によってはダウンロードもインストールも拒否されるので設定変更が必要。
ダウンロード、インストールした後は拒否する設定に必ず戻してください。
Google公式を経由しない野良apkは危険なものも多いので。
留意点を守らず何かあっても当サイトは責任を負いません。
- 安定感には課題
時々音が乱れる事がある。(個体差の可能性
TWSもOWSも基本的にBluetoothなので安定感という点で完璧なものはないけれど、高いモデルと比べると音の乱れが少し多いのが気になる。
ファームウェアアップデートで最適化されることを望む。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はTANCHJIM MINO 浅野てんき限定バージョンをレビューしました。
てんきちゃんファンはかなり欲しいと思うセットですね✨
LUNAで有線イヤホンを扱い、MINOのこのバージョンでTWSを使う。
ポタオデ環境をてんきちゃんで全てカバーできるのがこれまた凄いことですね…。
暖かみのある音と装着感の良さで2つの意味で疲れにくいこのイヤホンはながら使いなんかにも最適ですね😊
是非ともアプリを導入してフルスペックな状態で使って欲しい機種です。
かわいいだけじゃない実力も備えたTWSでした!
😊オススメポイントという感じで紹介するなら…
・EQの教材的なセットが欲しい
・AACなので思った以上に1回で使える時間が長い
・弱ドンシャリ系のバランスが好き
・刺激感が少なくて聴き疲れしにくい音のイヤホンが欲しい
・装着感の良いイヤホンが欲しい
・見た目が好きでてんきちゃんのファンだ!!!
😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…
・少なくとも音ゲー向きではない
・ANCや外音取り込み機能は優秀と言う程ではない
・Android版のアプリが公式ストア経由ではない
・LDACやaptX系に非対応でマルチポイントにも非対応
最後に今回のレビュー品リンクです。
✨Aliexpress HiFiGo
✨HiFiGo 直営店
それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ