れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。スマホ版は少し下にスクロールして本文読んでね!

#48 イヤホン Rose Technics(ROSESELSA)Earfree i5をレビュー!

こんにちは!😊

今回もHiFiGoさんからRose Technics(ROSESELSA)のEarfree i5 LDACを提供していただきました、いつもありがとうございます!

今回でRose社製品3連続レビューとなり、初の無線イヤホンのレビューとなります。

イヤホンのレビューは有線を中心に行っていますが、世の中のトレンドは無線イヤホンの方でスマホ、タブレットの低価格化と高性能化で普及が進んでいてサブスクや動画サービスでの使用を中心に活況な状態が続いています。

日本を含むアジア地域は今後数年間において最も普及率が高いと予想されています。

国内ではアップルの需要が圧倒的でソニー等の国内メーカーも頑張っている印象ですが、もちろん中国メーカーもここ数年でしっかり参入の密度を濃くしてきています。

HuaweiやXiaomiのような巨大スマホメーカーも積極的に製品を投入してきていますね。

そんな中、オーディオメーカーとしてRose Technicsさんも積極的にTWSをリリースしています。

少し前置きが長くなりましたが、そんなEarfree i5 LDACをレビューしていきます。

レビュー品のリンクです。

Amazon HiFiGo

Amazon.co.jp: HiFiGo Rose EARFREE-i5 ワイヤレスイヤホン、10mm ドライバー TWS イヤホン、音声通話用マイク 4 個付き、アクティブ/環境ノイズキャンセリング、BT 5.3、50 時間バッテリー、54ms レイテンシー、IPX5 耐汗性 (Black Grey) : 家電&カメラAmazon.co.jp: HiFiGo Rose EARFREE-i5 ワイヤレスイヤホン、10mm ドライバー TWS イヤホン、音声通話用マイク 4 個付き、アクティブ/環境ノイズキャンセリング、BT 5.3、50 時間バッテリー、54ms レイテンシー、IPX5 耐汗性 (Black Grey) : 家電&カメラリンクwww.amazon.co.jp

✨Aliexpress HiFiGo

HiFiGo 直営店

メーカーさんの紹介

HiFiGoさん

かなりお世話になっておりますオーディオ機器を幅広く扱う最大手メーカーさんの一つです。

日本ではAmazonなんかでも販売しており、しっかり実績があるメーカーさんなので安心して利用できます。

アリエク、直営店舗は海外配送なので時間こそかかりますけどアフターケアもしっかりしてくれます。

Xアカウントでは日本語の投稿も多いので情報が手に入り易いのでフォローしましょう!

なかなかお高いプレゼント企画も割と積極的に行われてますよ!

✨HiFiGoX公式

https://x.com/HifigoJp

HiFiGO直営(公式ページ)

Amazon HiFiGoストア

Aliexpress HiFiGOストア

Aliexpress(スマホ版サイト)

https://a.aliexpress.com/_oCtiqUg

Rose Technics(ROSESELSA)さん

一気に企業が増えた時期でもある2015年設立のメーカーで、様々な製品が出ています。

いわゆる1社でポタオデ環境が成立するメーカーさんですね。

有線、無線、ヘッドホンからDACにかけて何でも揃います。

価格としてはエントリー~ミドルハイと幅広い価格帯で展開しています。

製品リリースはものすごく早いわけではないですが、着実に製品を増やしています。

日本では代理店もあるので製品そのものは量販店や専門店でも見かけることがあると思います。

Xは製品のリリース情報等、活発的ではありませんが運営されています。

✨Rose TechnicsX公式

https://x.com/RoseTechnics1

✨Rose Technics公式ホームページ

スペック

ブランド:Rose Technics(ROSESELSA)

モデル名:Earfree i5

ドライバ構成:1DD

コーデック:SBC/mSBC/AAC/LDAC

インピーダンス:32Ω

周波数応答:14Hz-23.6kHz

SoC:WQ7034

Bluetooth規格:5.3

マルチポイント:対応(2台

ANC:48dB

レイテンシー:54ms

防水・防塵性能:IPX5(ある程度の雨やシャワーに耐える、水没は×

・バッテリー容量

イヤホン:40mAh(最大使用時間約10時間)

ケース:500mAh(最大使用時間約50時間)

発売日:2024年12月12日

価格:59.99ドル(約9,216円/1USD=153.6)

技適・PSEマークあり

パッケージ情報

外箱

外箱にはこれでもか!というくらいイヤホンの情報が散りばめられています。

こういった情報がマニュアルには記載されてないので箱から読み取るか、当ブログのスペックの項目をご覧ください。

このTWSを制御するアプリの案内情報もあります。

裏面には技適やPSEマークがあります。

※技適/PSEマークあり

技適(総務省管轄)は電波法における日本国内で使用するのに必要な無線機器用の技術基準適合証明。

PSE(経済産業省管轄)は電気用品安全法における日本国内の安全証明。

いずれも日本の法律に縛られるため、無い場合は違法になります。

Earfree i5はいずれも取得されており、技適の番号は検索した結果実物であることが分かっています。(総務省で検索可能です。

ちなみに有線イヤホンはそれ単体だと充電も電波も関係ないのでPSEマークは必要ありません。

中身

箱を開けるとこんな感じになっています。

航空宇宙グレードのアルミ合金ボディの充電ケースが鎮座しています。

ガッチリしたボディなので少し重さもありますが耐久性も高さです。

中身はこんな感じ。

マニュアル、充電ケーブル、イヤピ、本体。

マニュアルは使用方法が主な内容で日本語もあるので慣れてない方も安心だと思います。

充電ケーブルはType-A to Type-Cで短め。

推奨環境が5Vなので、早く充電しようとして高出力(9Vとか15V)な充電は間違ってもしないでください!(壊れます

5V=1Aくらいでゆっくり充電することをオススメします。

イヤピ

イヤピは1種類でイヤホン本体に最初からMサイズがくっついていて、他にSとMとLが1セットずつの合計4ペア付属。(つまりMだけ2ペア入ってます。

あまりTWSのイヤピを揃えているわけではないので単体評価は難しいですが、手持ちの他社製品だと装着感がしっくりこなくて結局このイヤピがしっかり聴けました。

後日、TWS用のDIVINUS Velvetが届く予定なのでそちらも使ってみようと思います。

ちなみにイヤピはこんな状態になっていて土台となってる箱を外さないと取り出し不能でした💦

使わないイヤピは小袋を用意して別に保管しておくか、イヤホンケースが鎮座してた場所に置いとくと良いでしょう。

イヤホン本体について

イヤホン本体

イヤホン本体は軽いプラスチック製。

価格帯としてはエントリーではあるのですけど、そこを突き抜ける価格に近い約60ドルの製品としては少し安っぽい感じなのは残念。

黒い部分がタッチパネル。

慣れれば誤タッチも減るかなって位置ですね。

耳側にはLR表記があります。

ノズルは楕円タイプ。

AZLA SednaEarfit MAX for TWSのような丸形も使えることは確認してます。

充電ケース

イヤホン本体と対照的な高級感あふれる充電ケース。

この価格帯は充電ケースもプラ系が多いのでむしろ異彩を放ってるかもしれません。

というわけで航空宇宙グレードのアルミ合金を使用したしっかりしたケース。

滑らかな触り心地でとても好印象。

ロゴマークしたの小さなLEDランプでケースの充電残量が分かる仕組みになってます。

タッチコントローラーの使用方法

マニュアル内を撮影しました。

参考にどうぞ。

最初に

まず、アプリを導入して行うことはファームウェアのアップデートです。

次にイヤホンの音声言語設定をお好みで。

デフォは中国語で少女のような声、英語は大人のお姉さんという感じです。

英語はともかく中国語は全然分からないので自分は英語にしました。

どちらも更新があってそれなりに時間がかかります。

更新後は自動的にイヤホンとの接続が切れるのでアプリ上で再接続してください。

ノイズキャンセリング関連

アプリのトップは多くのアプリでもあるように製品写真とバッテリーの状態。

すぐ下にノイズコントロールがあって強弱があります。

・一番左のノイズキャンセリングは強度を三段階で調整できます。

・風燥音はウィンドノイズキャンセレーションと言ってるので風切り音で一段階のみ。

・通常はノイズキャンセリングがオフの状態です。

・透明というのはトランスペアレントモードと言ってるので外音取り込み機能かなと思います。

こちらも三段階あって詳細に調整できます。

標準透明度はイヤホンでしっかり音を遮断している前提で使うと周囲の音が聴きとりやすくなります。

それぞれ効果は他社と比べても大きく凄い!というよりも無難な性能。

バスに乗ってる際は道の凹凸で窓が揺れる音が緩和されます。

散歩の際の風切音は割と消えてくれますが、少し強い風は貫通してきます。

外音取り込み機能は今ひとつな印象。

EQ関連

プリセット四種類のみで自分でEQの調整ができません。

・POPはドンシャリバランスに中音域を前に出すW字に近い感じ。

・HiFiはPOPから低音域と高音域を少し弱めて中音域を後ろへ。

・ROCKはHiFiから高音域を下げて低音域を少し上げるバランス。

・LIGHTは低音域がさようならして中音域と高音域メインになります。

明るい…というより軽いですね。

低音域がいずれも軽いなぁ…と思ったらノイズキャンセリングをONにすると低音域が強くなります。

ゲームモード

54ms(0.054秒)の遅延があります。

グラブルのようなゲームではほぼ遅延を体感できませんが、ミリシタのような音ゲーだとほんの僅かにタイミングが狂います。

パーフェクトを狙わない限りはカジュアルに周回するくらいで使えるとは思います。

この価格帯なら最良クラスの選択肢。

ただ、TWSは確実に遅延が生じるので有線を使わない限りは2.4GHz接続タイプを使いましょう。

広場

ここは自然音や環境音を楽しめるモードです。

3種類の音を自由に組み合わせることができます。

チルタイムなんかに良いですね。

Earfree i5の音質について

音の特徴等について

ノイズコントロールオフ、コーデックはLDAC、標準イヤピLサイズを使用してます。

最近やたら見かけることが多くなったトポロジー振動板ですね。

低音域がややウォーム感ある音ですが、高音域にかけて乾いた明るい寒色系の音になっていきます。

音の傾向としてはV字傾向を感じる弱ドンシャリ。

音場はしっかり横に太く広い印象。

上にも適度に広いですが、奥行感が少し狭いので空間表現能力はそこそこな評価。

解像度に関しては同価格帯のライバル無線イヤホンと大きな差は感じられませんでした。(M社とF社製品との比較

以下は各EQ所感です。

POP

HiFiやROCKよりも高音域が明るく煌めく感じ。

僅かに低音域はHiFIやROCKに及ばないものの、しっかり出ててドンシャリバランス。

中音域が少し前に出る印象でボーカルもエネルギッシュ。

聴いてて一番明るくて楽しいものの、やや高音域がピーキーで刺激感や刺さりのようなものを感じる事があって疲れる音に。

やや金属的な高音域って感じです。

HiFi

ボーカルがPOPよりも後ろになって自然なドンシャリ感に。

低音域が若干強くなって高音域は少し落ちる感じ。

刺激感が減るけど、減らし過ぎず高音域も適度に欲しいというならこのバランスが最適。

オーケストラやオペラといった楽曲もここが一番良いかな。

女性ボーカルもシャリ感が減って魅力的に聴こえます。

ギターやピアノの音を分析的に聴くのに適していると思います。

ROCK

HiFiよりもボーカルの明度が下がってやや暗めに聴こえます。

高音域も下がって相対的に低音域が目立つような音になります。

一番聴き疲れしないバランスでながら聴きをするには最適なバランスだと思います。

少し古めな曲やレトロゲームのサントラ等との相性も良いです。

個人的に一番好きなバランスです。

LIGHT

低音域がごっそりバシルーラされてどこか行ってしまいました…

音が弱くなるものの高音域がしっかりキンキンな音になるので音量上げると刺さりまくります。

正直このバランスの使い道が皆目見当がつかず…

その他、音の情報

なお、ノイズキャンセルをONにすると明確に低音域が強くなって厚みが加わり解像度が低下します。

音場も横が少し狭くなる印象です。

逆にその音を好む人も多いだろうなという印象です。

他のノイズ系や外音取り込み時の音のバランスはノイズキャンセルオフの時の音に近い感じがしますので、ノイズキャンセルONの時だけ音の感じが大きく変わります。

総括

いずれも特筆すべき素晴らしい性能…というより何でもそれなりにそつなくこなす優等生なイメージという感じですね。

唯一EQのLIGHTは???となりましたが💦

音に関してはHiFiやROCKの感じが好みになりそうですね。

高音域が強い方が好きな人にはPOP辺りも好みになりそうです。

音のスペックはちゃんとしているので散歩をしていてもしっかり音楽が楽しめるレベルの品質はあります。

EQで各帯域を自由に調整できないのは少し残念ですが。

その他、TWSに欲しい機能も特筆すべき性能というよりかは何でもとりあえずこなしてくれるという感じです。

ノイキャン関連や外音取り入れ、マルチポイント、ゲームモードなど。

Bluetoothの規格が新しめなので、接続は比較的安定しているなという点は評価できるポイントです。

セットアップ

再生機:ALLDOCUBE iPlay50 mini PRO(ボリュームはシステム上半分の1つ上か2つ上)

セット:プリセットROCK、ノイキャンはオフ、コーデックはLDAC

イヤピ:付属品Lサイズ

エージング:30時間

イヤピは特に種類を持ってるわけではなく、AZLA社やSpinfit社のものを一応所持してるので使いましたがフィット感が一番良かったので付属品のLサイズを使いました。

セットは上記の状態が一番好きですね。

特に作業しながら使う感じだと聴き疲れもあまりしなくてサブスクをゆっくり楽しめます😊

Earfree i5を選ぶ上での良い点と留意点

良い点

◎最高評価
  • 機能が豊富で基本的には何でもそつなくこなせる器用さがある

アプリを使用する前提だが、基本的に欲しいよねって機能はほぼ備えている。

その性能についてはビックリするほどの高性能…というよりも無難な効果だけどしっかり効果は感じられるものが多い。

メイン機能の評価は風切り>ANC>>外音取り込み。

チルモードみたいな環境音を聴かせるのも面白い試み。

○高評価
  • ケースは堅牢で高級感漂う

コストの大半がここにかかってるんじゃないか、というくらいしっかりした作り。

高級感もあるし、バッテリーの容量も豊富なので機能面のスペックも高い。

留意点

  • 値段を考えるとイヤホン本体が安っぽい

大衆が使う安いジャージ的なのっぺりとした感じのデザインは正直装着感が良くても残念に思えるポイント。

高級感あふれるケースとは対照的でもう少しデザインして欲しかった。

  • EQの自己調整はできない

プリセットのみ。

自分で細かい調整はできない。

音が基本的に良いだけにここが残念。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はレビュー記事としては初めてTWSを取り上げてみました。

旧ブログ時代はOWSを取り扱ったことはありましたけどね。

音の作りという点では万人ウケしやすい弱ドンシャリバランスで、プリセットで好みに合わせるという感じです。

専門的に自分で調整できないのはちょっと残念でした。

機能的には万能感あって、それぞれの効果もしっかり感じられました。

ノイキャン周りはとくにありがたいですね😊(特に強度の調整は良いですねb

是非手にしたら色々遊んでみて欲しいです。

😊オススメポイントという感じで紹介するなら…

・何でもこなせる多機能な無線イヤホンが欲しい(スペックに詳細

・ケースからイヤホン本体への充電時間が早い

・個人で調整するのは面倒だからEQにプリセットがあると嬉しい

・ドンシャリ傾向が好き

・よく分からないメーカーの無線イヤホン買うなら音質は間違いなくこちらが上

・Bluetooth規格が新しめで接続の安定感(田舎都市の駅では問題なかった

・LDAC対応

😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

・イヤホンの見た目が安っぽい

・自分でEQの詳細な調整ができない

・ゲームモードがあっても仕組み的に必ず遅延があるので、特に繊細な結果を求める音ゲーマーた競技的ゲーム向きではない

(カジュアルなゲームの選択肢としては十分な性能ではある)

・クアルコム系のSoCじゃないのでaptX系統が対応ではない

最後にレビュー品のリンクです。

Amazon HiFiGo

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Aliexpress HiFiGo

HiFiGo 直営店

それでは次の記事でお会いしましょう!!(`・ω・´)ノシ