こんにちは😊
今回はHiFiGoさんからAFULさんの新作、Performer5+2の提供を受けましたのでレビューしていこうと思います。
本当にありがとうございます!
AFULさんのPerformerシリーズと言えばPerformer5から始まりPerformer8が出て、当初はPerformer3として開発されていたものの、最終的に名前はExplorerとなったという歴史があります。
そんなPerformer5の新しいスペック2的な製品が今回のAFUL Performer5+2 です。
数字を足してPerformer7というべきか悩みますけど、パッケージがPerformer5+2なので一応この表記でいきますね。
それでは今回のレビュー品です。
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メーカーさん紹介
HiFiGoさん
本当に本当にお世話になっておりますオーディオ機器を幅広く扱う最大手メーカーさんの一つです。
日本ではAmazonなんかでも販売しており、しっかり実績があるメーカーさんなので安心して利用できます。
アリエク、直営店舗は海外配送なので時間こそかかりますけどアフターケアもしっかりしてくれます。
Xアカウントでは日本語の投稿も多いので情報が手に入り易いのでフォローしましょう!
なかなかお高いプレゼント企画も割と積極的に行われてますよ!
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AFULさん
既に数々の評価の高い製品を世に出してる新興メーカーさんです。
At Fullの略で英語的には満月とか絶頂とかなので、いわゆる完全にとか頂点を極めるとかそういう類の意味になります。
製品としてはエントリーからハイエンドまで揃えられていますが、主戦場はミドル価格帯ですね。
見た目も美しいイヤホンが多く、音に加えて所有欲を掻き立てる製品が多いですね!
他にもドングルDAC等、ポタオデ用製品を幅広く作っています。
日本においても代理店が存在してますので、AFUL製品はイヤホン専門店や大手家電量販店で販売されています。
また、中国のセラーもAmazon等で販売してるので手に入る環境はしっかり整っています。
SNSの運用もしており、情報は活発に公開されています。
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スペック
ブランド:AFUL
モデル名:Performer5+2
ドライバ構成:2DD+4BA+1マイクロプラナー(平面)
コネクタ:2PIN(0.78mm)
インピーダンス:15Ω±10%
感度:109dB@1kHz
周波数応答:10Hz-35kHz
発売日:2024年11月11日
価格:239.99ドル(約3.67万円)
外箱や同封物のチェック
外箱
箱は割と大きめです。
イヤホンの製品写真をでかでかと載せるスタイルでカッコイイです。
裏面はスペック等が記載されてるいつもの感じです。
外カバー外して開けると
『革新的なテクノロジーと素晴らしいサウンド』
と書かれているみたいです。
これは保護スポンジになっていて、上からの衝撃から製品をしっかり守ってくれています。
中身
↑の保護スポンジをどかすとケースと美しいイヤホンがお目見えです。
開けた瞬間、この美しさが目に入ってくると思わず息を呑みます。
イヤホンとケースが収められていたスポンジの下にはイヤピもあります。
マニュアル類、ケース、イヤピ三種、イヤホン、ケーブルといった内容。
見た感じ分かる人は分かると思うのですが、Performer5とセット内容の中身は違うけど見た感じは似通っています。
ちなみにPerformer5はこんな感じですからね。
イヤピ
イヤピはこの三種類。
真ん中の青軸のイヤピはExplorerやCantorにも入っていたのでおなじみですね。
他にターコイズブルー系の軸と黒いイヤピ。
同じイヤピでも違うイヤホンで使うと印象が変わりますのでご注意を。
左の水色軸は低音域と中高音強化。
環境によってはやや中高音の刺激も強くなる傾向。
真ん中の青軸白傘はボーカル向け。
低音域はそこまで弱くならず、中音域がほんの少し強化されてボーカルが浮かび上がります。
一番バランス良く聴けるかもしれませんが解像度が少し下がる感覚があります。
右の黒イヤピはメリハリ強化系。
Perfomer5で使用した時ほど高音域は鋭くはなりませんでしたが、ドンシャリ傾向がやや強化されます。
いずれも感覚や優劣にすごい大きな差があるわけでもないので、自分の聴感と合う物を使うと良いと思います。
ケーブル
ガンメタカラーの8芯ケーブル。
Performer5のケーブルと似たような感じですが、線材は恐らく変わってると思います。
詳細については不明です。
フラットタイプな2PIN。(中華2PIN系統。
左右の表記は無くカラーのラインで判別するタイプです。
右が赤、左が青になってます。
スプリッターやスライダー、プラグに至るまで統一感があってカッコイイです。
スライダーはケーブルの構造上、動かしにくいですがきっちり固定できます。
ケーブルそのものは8芯ですが柔らかくて取り回しも良く、タッチノイズ少なめで機能性は良いです。
ケーブル的にはニュートラルより僅かに寒色方向なケーブルで某銀メッキ6NOCCよりかは解像度で多少劣るものの、全帯域で音に厚みが出る感覚。
品質的にはそこまで悪くなさそう。
ケース
ケースは金属製で見た通りの堅牢さ。
底と蓋に多少のクッション性あり。
普通に使えるクオリティです。
イヤホン本体について
本体
FPはとても美しいですね✨
AFULさんのイヤホンの美にこだわる姿勢は素晴らしいの一言。
中国蘇州の古典庭園にある漏窓の格子の形状を参考にしているそうです。
深みのある緑色は角度によっては青系にも見えます。
エメラルドグリーン~ターコイズブルーのような色調って感じです。
その中にラメが輝いているという感じですね。
AFULが左側、P5+2が右側になります。
本体にはLR表記ないので一応参考程度に。
シェルは不透明の黒色で内部構造を見ることは出来ません。
Cantorは中身が見えてたのでちょっと残念。
トライブリットで合計7ドライバー入ってるのできっと中身はぎちぎちになってるでしょう。
大きさに関してはかなりドライバーが多いのですが、思ったよりかはスリムだと思います。
それでもPerformer5よりは幾分大きくなってます。
ピンはフラット形式なので中華2PIN、CIEM2PINに対応。
多くの製品に対応してくれますが、注意点が一つ。
ものすごくピンの抜き差しがきついです。
製品によってはそもそもピンが入らない可能性があります。
無理矢理抜き差しするとピンが折れて着脱不可になる可能性があるので危ないと思ったら無理に抜き差ししないようにしましょう。
AFULさんの製品の傾向でもあるので分かってる方は分かってるとは思いますが、初めて手にする方は要注意です!
ノズルは若干長めな感じ。
同社のExplorerよりも明らかに長いです。
とはいえCantorほど長くは無いです。
ノズルの径はおおよそ6mmくらいでイヤピの換装はそこまで苦ではありませんが、若干細めの軸だときつめかもしれません。
ExplorerとPerformer5との見た目比較
左からExplorer、Performer5、Performer5+2 。
それぞれに世界観あるデザインのFPは宝石のような美しさですね✨
今後赤とか紫系が出ても美しいFPにしてくれるのは間違いないでしょう。
シェルはExplorerのみ青系。
ノズルはExplorer以外は少し長め。
形状は微妙に変わってるのでいわゆる使い回しという感じではないですね。
大きさは単純にドライバーの数の差が出てる感じです。
いずれも装着感が良いのは共通的です。
大体イヤホンには耳内部の圧力調整の為のベント穴(ベント孔)が表面にあるのですが、これら三機種のシェル表面にはそれが無いのが共通で、ノズル内部にその仕組みがあります。
Performer5+2の音質について
音の特徴等について
音の傾向としては若干ウォーム寄りの弱ドンシャリ。
とにかく各帯域のバランスがハイレベルで良いですね。
力強い低音域と豊かでしっかりと存在感ある明瞭な中音域、透き通るような音場の広い高音域はそれぞれの役割をしっかりこなしつつも絶妙なバランス感覚です。
2基のダイナミックドライバー、4基のバランスドアーマチュアドライバー、1基のマイクロプラナードライバー(平面駆動)の合計7基のトライブリット構成がしっかり調和されているということですね。
個人的に高音域をマイクロプラナーにしたことは正解かなと思います。
BAのみで高音域を任せると基本的にソリッドな音の傾向が強く出るのですが、このイヤホンにおいては音の傾向がとても均一的で7つもドライバー載ってるの!?というくらいに音の質感の差が小さいですね。
基本的に柔らかな傾向で統一感があります。
音場は左右の横軸、上下の縦軸、奥行と非常に素晴らしいです。
どこかが狭いとかもなく立体的で広めの円形という感じ。
解像度も高いので分離感に優れ、空間表現としてはこの価格帯の中でもかなり良いと感じます。
低音域
ウォーム感がありながらもタイトな低音域。
ただ2つのDDを採用するだけではなく、AFULさんの技術で調整された低音域の質は素晴らしいの一言です。
重低音は力強いもののズズンという余韻はそこまで強くなく、他の帯域への影響は限りなく少なくなってます。
やや前傾な中音域に重ならないようにやや低い位置から奥行を感じさせる立体的な鳴らし方をしています。
低音は弾むように軽快に鳴り、小気味良さがあります。
見通しも良く重低音と音が混ざって不明瞭になるようなこともなくそれぞれの楽器がしっかりと聴き取れます。
2DDというとブーミーさが出てもおかしくないんですが、そこは心配しなくて良いです。
荒さも粗さもなく、美しい低音域です。
中音域
やや前傾で明瞭な中音域はBAの影響もあってソリッド感はありつつも乾き過ぎないちょうど良いバランス。
W字バランスに近い感じがする要因ですね。
とにかく横方向に広く、ボーカルは脳内ど真ん中にバッチリ定位してます。
ギターや主旋律系は耳元で鳴るような感じですね。
オペラのような迫力のある生楽器とボーカルの調和は見事ですね。
男性ボーカルは曲によってはやや暗く聴こえる事もありますが概ね良好です。
ハッキリしっかり歌う人ほどバランス良く聴こえますね。
ボリュームゾーン的には女性ボーカルの方が適正が高いと感じます。
吐息まで聴こえてきそうなくらいな艶やかさを感じられます。
ここまで書くとボーカル向けな感じもしますが、音数が多い楽曲もしっかりと対応しておりそこはPerformer5と同じ、素晴らしい中音域をしているなという感想。
ただ、こちらはPerformer5で表現しきれない抑揚ある音をしっかり表現できるのでよりこの中音域を活かしていると言えますね。
大きな弱点もあまり感じず、得手不得手があまりない万能タイプ。
中高音の刺激的なゾーン(3~4kHz付近)は抑制されており、そういう傾向に弱い人には安心材料かと。
高音域
煌めきはありつつも刺激感はあまりなく刺さりに弱い人でも安心して使える高音域です。
平面駆動というと機種によっては刺激が強くなる傾向はありますが、あくまで大きな口径の平面駆動機ではないのでそこはあまり身構えないで良いと思います。
むしろBAに任せるとソリッドな方向になり過ぎるのでここにマイクロプラナードライバーを置いたのは音の調和という点でも利点があったかなと。
いわゆるシャリ付きも強くならないので高音域の音の粗さとかが出にくいです。
あとは駆動力がある方がより高音域の描写力が上がるので、出来るだけ駆動力ある上流をオススメします。(環境によっては低音域優勢になってしまう
低音域が好きならむしろその方向性で楽しんでも良いとは思います。
広めの空間に伸びやかでクリアな高音域はP3にもP5にもない、このイヤホンの大きな個性ですので出来ればそっちを伸ばせる環境で使ってもらいたいなと思います。
超高音の余韻まで明瞭に感じられます。
総括
ともかく高レベルな音作りがしっかり分かるイヤホン。
トライブリットをここまでまとめ上げる能力もさすがの一言ではありますが、この値段でそれを体感できるのかという驚きがどうしても隠せません。
恐らく一つ一つの素材をこれよりも上に上げればもっとすごい音を作れるのでしょうけど、あるだけの素材でどこまで音質のレベルを限界まで引き出せるかの挑戦もしてるんじゃないかと。
Performer5では表現に課題のあった抑揚ある曲への対応もしっかりしてきましたし、ほんの少しボーカルが後ろに聴こえてしまう曲があるくらいで弱点もかなり減ってますしむしろ加点ばかりが目立つ結果でした。
音の評価は★5です。
これ1台あれば満足しちゃう人かなり出ちゃうんじゃないですかね。
個人的にPerformer5+2というよりもPerformer7として出してる方がむしろ良いような。
完全上位互換にしてもパワーアップし過ぎな感がありますね😊
聴き比べの感想(P3、P5、P7)
比較概要
ここではP7との聴き比べを行っていきます。
基本的にはケーブルは標準ケーブルを使いますが、イヤピに関しては全機種KBEAR07の新品(左耳M+、右耳Mサイズ)をそれぞれ装着しています。
使用する再生機器はいつもながらのFIIO M23(DCモード)です。
また、統一装備比較としてケーブルをYongse Bijouxに変更しての比較も行っていきます。
Explorer(Performer3) vs Performer5+2
P3 ゲインHIGH、Vol.53
P7 ゲインHIGH、Vol.39
基本装備だとケーブルが3.5mmなので音量差が大きいです。
解像度、音の繋がり方、分離感、空間表現はP7の方が一歩どころか割と先を行っている印象。
ただ、全体の音色はP3の方が刺激感も無く優しいので何時間も連続で使うような環境においてはP3の方が有利な面も出てきます。
Yongse Bijouxを使っての統一装備比較
P3 ゲインHIGH、Vol.43
P7 ゲインHIGH、Vol.40
P3側も低音域がしっかり出て高音域も僅かに上がって解像度も良くなるので、このケーブルを使うとかなりP3のポテンシャルが上がる印象。
暖色の感覚も若干弱まるので音が全体的に引き締まります。
ではP7側はどうなるかというと、標準ケーブルよりも低音域が少し落ち着いて中音域と高音域が伸びて煌めきが増す感じ。
こちらのポテンシャルも見事に引き出してますね。
特に音場の上方向への伸びが良くなってより広い音場になり、広い音場での上質なサウンドが楽しめます。
標準ケーブル同士よりかはP3の伸びしろがある分、Bijouxを使用した際の差は縮まりましたが基本的性能はP7の圧勝と言えるでしょう。
P3 (P7を5点満点とした場合)
低音域:4.0
中音域:3.0
高音域:2.5
音場:3.0
解像度:3.0
分離、定位:3.5
Performer5 vs Performer5+2
P5 ゲインHIGH、Vol.43
P7 ゲインHIGH、Vol.40
基本セットでの比較においては低音域の量感やキレの良さ、高音域の量感であったり表現力の良さでやはり差を感じます。
それでも優等生タイプのP5もしっかり安定感とバランスの良さで対抗出来ている印象です。
それでも解像度や空間表現の点でP7が数歩リードしている感じです。
ボーカルもP7の方が前に出ている感じがするので歌メインで使ってる人であればP7の方が表現力も豊かで選択肢となる可能性が高いです。
一方でP3同様、長時間使う事想定ならP5の方が優しい方向性ではあります。
Yongse Bijouxを使っての統一装備比較
P5 ゲインHIGH、Vol.43
P7 ゲインHIGH、Vol.40
Bijouxを使用したP5は更に全体的なバランスが良化して若干寒色傾向に。
基本的にイヤホン自体がニュートラル傾向で付属ケーブルで若干暖色の傾向になっていたものの、Bijouxでは逆に寒色方向へ寄った感じです。
P3同様、全体的なスペックが底上げされた感じです。
解像度や音場の恩恵と共に良い具合の弱ドンシャリに。
P7の標準セットは暖色寄りなのでBijouxを装備したP5の方がハキハキとした音で好きな人もいるかなって感じです。
ただ、やはりBijouxを装備したP7は様々な楽曲の適正が上がる感じで抑揚ある曲の表現力であったり楽器数の面でP5の表現力や臨場感を上回ります。
P5 (P7を5点満点とした場合)
低音域:4.5
中音域:4.5
高音域:3.5
音場:4.0
解像度:4.0
分離、定位:4.5
比較のまとめ
基本セットでの比較では圧倒的にP7がそのポテンシャルの高さを発揮してくれています。
一方でギチギチにバランス詰めてるP7は他の機種ほどリケーブルでの伸びしろが大きいわけではなく、むしろバランスを崩してしまう可能性もあるので極端な傾向のケーブルとの組み合わせはオススメはしません。
その点、万能感があるP5は好きにリケーブルで味付けできる点が大きな違いかなと思います。
P3も同様で、Bijouxのような中音域や高音域を伸ばして解像度を増してくれるような傾向のケーブルとの相性は非常に良かったです。
セットアップ
DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは38,Amazonで49)
リケーブル:Yongse Bijoux(CIEM2PIN 4.4mm)
イヤピ:KBEAR07 or DUNU S&S
エージング:100時間↑
インプレ時には90時間台でしたが、レビュー等してたら結局100時間を超えてました。
付属のケーブルでも全然良いですし、バランスを崩すともったいない感じがするので基本的にはリケーブルしなくても良いかなとは思ってます。
それでもリケーブルするなら大きく傾向を変えないタイプを推奨します。
自分は比較でも使用してたYongse Bijouxをセットアップに。
あまり特色を大きく変えず、全体的な出力向上と特に高音域のまとまり感が良くなる感じ。
解像度も上がって特に音場の上方向が良くなるのでより広くより美しく聴けます。
Bijouxは赤、青、黄のモチーフが美しいのですがやはり緑色が足りないよねって事でイヤホンがここに収まる事で完璧なカラーバランスが成立しました✨
Performer5+2を選ぶ上での良い点と留意点
良い点
◎最高評価
- Performer5の少し足りない部分を確実に補った高品質で完成された音
Performer5において不足していた高音域が増して、低音域もキレ良く強化。
抑揚ある曲において少し表現力が乏しかったPerformer5と比べて弱点となるような楽曲は確実に減った。
刺激を抑えつつも適度に煌めき感のある中高音から上の音は細る事なくしっかり存在感があり、ソリッド過ぎないMPDの表現力がお見事。
駆動力のある上流だと特に高音域の恩恵が大きい。
一方でバランス感覚が繊細で、Performer5みたいに比較的容易にリケーブルでバランスを変える楽しみが味わいにくい点は注意。
Performer5が万能型の優等生に対してPerformer5+2は繊細な天才型。
とはいえ、音が基本的に優しいPerformer5の方が好きという方もいるとは思う。
- 見た目が抜群
AFULさんのイヤホンの見た目は基本的に強いが、最近は更にこだわりが強くなっていると思う。
特に今回のPerformer5+2は付属ケーブルとの調和間も良く、とてもかっこいい。
ケーブル自体は本体がターコイズブルーとかエメラルドグリーンみたいな色調なので余程奇抜な色ではない限り組み合わせの問題はあまり多くはない。
ただ、基本的に緑系統はイヤホン本体もケーブルも少ない方なので同系色で合わせようとすると選択肢が狭まる可能性はある。
無難なガンメタ系とかシルバー系、黒系と合わせる方がシックなデザインには合うかなとも思う。
○高評価
- セット内容の品質は悪くない
そのまま運用していても良いくらいに品質は悪くない。
イヤピは種類が多く、装着感が良いイヤホンなのでどれを付けてもあまり装着感は問題なし。
ケーブルはそれなりの質があって取り回しやタッチノイズの少なさの機能面も良し。
ちなみにセット内容の傾向は中身は違えどPerformer5とほぼ同等。
留意点
- ピンがとても硬い
基本的に硬めが多いメーカーさんではあるが、Performer5+2は少し硬すぎる。
基本的に両方硬いが、特に左側が硬い。
イヤホン本体やケーブルのピンを曲げてしまったり折ってしまう可能性もあるので力に頼って無理な運用をしないように気を付けよう。
抜けなくて案外やってしまうのは耳掛け部分とピンのパーツ部分を力任せに引き千切ってしまうようなトラブル。
もちろん個体差の可能性はある。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はAFULさんの新作、Performer5+2のレビューを行ってみました。
Performer5の進化系という感じの5+2という表記ではありますが、その中身はPerformer5の良い中音域を上手く活かしつつ低音域にもっと力強さと高音域の煌めきさを追加しているという点でしょうか。
更に解像度や空間表現系をより強化しています。
その強化されたどれもが良い感じに調和されていて、単純にアップグレードというよりも個の存在としてPerformer7なんじゃないかと思います。
確かにピンが硬いとかの弱点はありますが、単純に音の評価だけするなら★5評価ですね。
それくらい素晴らしい音作りでした!
😊オススメポイントという感じで紹介するなら…
・弱ドンシャリ系が好き
・解像度が高く、音場の広いイヤホンが好き
・1本は良いイヤホンを持っておきたいなという方
・買ったままのセットで十分楽しみたい
・最高に見た目が良いイヤホンが欲しい
😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…
・ピンが硬いのでリケーブルが大変
・Performe5のような優しく大人しい音が好きな人はP5のイメージをあまり強く持たない方が良い
最後に今回のレビュー品リンクです。
Amazon HiFiGo店
HiFiGo公式
Aliexpress HiFiGo店
それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ