れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。スマホ版は少し下にスクロールして本文読んでね!

#11 イヤホン TINHiFi T2 DLCをレビュー!

こんにちは!

今回は先日、MoonHiFiさんの抽選企画で当選したTINHiFi T2 DLCのレビューを行っていこうと思います。

ちなみに当選したツイートはこちら。

なんともありがたいことです😊

個人的にもTINHiFi製品は初めて手を取ったのでどんな音がするのかとか楽しみだったので今回早速のレビューという形になりました。

それでは今回のレビュー品の紹介…したいところなんですが商品の価格があの状態のままなので今回は公式の所を貼らせていただきます。

各メーカーさんの紹介

MoonHiFiさん

今回は提供という形ではないのですが、選んでくれたのでそのお礼も兼ねて。

Aliexpressにて色々なメーカーの製品を取り扱っている新興セラーさんです。

アリエク上だと2021年9月開業だそうなので、この記事を書いている時点ではまだ3年未満ってところですね。

最近の超弩級セールで一気に知名度が上がりましたね😁

Xでもアカウントが存在しており、今回のようにキャンペーンも行っております。

是非フォローしておきましょう!

https://x.com/MoonHiFi

ラインナップが豊富なAliexpressのショップもどうぞ!

https://www.aliexpress.com/store/912437025

TINHiFiさん

メーカーとしては存在していたものの、独自ブランドとしてTINHiFiを立ち上げたのが2017年だそうです。

今も製品をリリースしているメーカーさんで、日本においては代理店も存在しているので多くのイヤホン専門店や家電量販店、代理店からの購入も可能です。

なので日本においても知名度があるメーカーさんということになります。

価格帯はエントリー向けな製品が多いですが、中にはミドル、ミドルハイな製品も見られます。

製品の比率も金属筐体が割合として多いのも特徴です。

他にもイヤピやリケーブル、ケース等の販売を行ってます。

Xのアカウントも存在していて情報発信が活発に行われています。

X

https://x.com/tttaudio

公式ページ

スペック

ブランド:TINHiFi

モデル名:T2 DLC

ドライバ構成:1DD

コネクタ:2PIN(0.78mm)

インピーダンス:32Ω±15%

感度:103dB±3dB

周波数応答:10Hz-20kHz

発売日:2022年9月?

価格:49ドル(約8千円)※2024年7月時点

外箱や同封物のチェック

外箱

外カバーはT2とマーク。

裏面には各SNSのQRコードとか。

後ろにMADE IN P.R.Cとありますが、これはPeople's Republic of Chinaの略です。

中華人民共和国の英語表記で、MADE IN CHINAと意味は同じです。

本のような見た目の独特なフォルム。
ケースが付属していないのでケースとして使えるかな?とも思いましたが開け閉めがそこまでピッタリでもないのでせめてボタンとか磁石があればなぁとも思いました。

ケースは各自用意した方が良さそうです。

普通にインテリアアとしては良い感じもしますけどね、小物入れとかにも。

ちなみにマークの拡大です。

なかなか意匠にはこだわりがあるようです。

中身

本のように横開きをするとイヤホンがお目見えです!

キラリと光る金属筐体もかっこいいですし、内部に施されている…

TINHiFiさんのロゴもオシャレです。

これ小型化して開閉何とかしてイヤホンケースとして単体販売しても良いなぁと思うくらい。

他にマニュアル等も完備。

上記の通りケースは無いので別に用意するかそのかっこいい化粧箱を思い切ってケースとして使ってしまうか。(その際は開かないようにバンド類を使いましょう)

イヤピ

イヤピは2種類。

シリコンタイプは各サイズ2セットずつ。

青いフォームタイプは1セットだけ。

ちなみに自分は装着感の問題でイヤピ選びが難しいイヤホン。

付属のイヤピは何とか合いましたが、自分が持ってる大体のイヤピが低音抜けなど合わないものが多くて大変でした。

・シリコン

基本セット。

ボーカルメインなのかなと感じました。

・フォームタイプ

低音域の厚みが増す。

中音域が後ろへ行き、ボーカルも少し引っ込む。

高音域が落ち着いてしまいますし、全体的な解像度が若干下がります。

フォームタイプの音は多分好き嫌いが大きいかなと思います。

装着が痛いとかは無いのですけど、音の締りが全体的に緩くなる感覚です。

余程の事が無い限りは基本セットのシリコンで良いかなと。

ケーブル

5N銀メッキOFCケーブル。

その割にはちょっと音が細くて狭いんですよね…

3.5mmという影響もあるかもしれませんが、あまり良いケーブルだとは正直思えませんでした。

ケーブルもちょっと硬くてチクチクする感触でクセ強な感じで絡みやすいです。

個人的にはリケーブル推奨ってアドバイスします。

イヤホン本体について

いわゆる弾丸型に近いフォルムをしてます。

アルミ合金の金属オンリーな筐体はとてもビルドクオリティが高いです。

発売当初は今より10ドル高いですが、現状の49ドル付近の値段と考えればかなり質の高さを感じます。

装着感はかなり人の差があるようで自分は快適とは言えず、イヤピとの相性が非常に悪いです。

一方で装着感が抜群という人もいるので耳の形状によってフィットする人、しない人の差が大きいのかなとも思います。

自分と同じで装着感に問題を感じている人も見かけています。

ちなみにコネクタの赤い方が右側となってます。

ピンの取り外しは特に硬いとかもなく、快適に行えます。

FP部分はロゴマーク。

イヤピを外したノズルはこんな感じ。

アップするとこんな感じです。

ちなみに径は6mmとなってます。

T2 DLCの音質について

音の特徴等について

ほんの僅かに寒色傾向を感じられる弱ドンシャリ。

DLCを使用していることから全体的にクリアできれいな音を期待していて、狙い通り良い音になってるというのが第一印象です。

箱出しの状態ではDLCらしくやはり低音域がやや物足りないと感じていたので65時間程かけてエージングを慣行。

迫力が薄かった低音域に主張が生まれて小気味良い弱ドンシャリに。

音場はこの価格帯のイヤホンにしては広く感じます。

横方向だけでなく金属筐体の恩恵もあるとは思いますが、上下にも余韻があって奥行もそれなりに感じさせてくれます。

音の重心がやや下めですがそこから上方向へ感じられる余韻が気持ち良いですね!

解像度、定位感に関しても価格相応以上のものを感じるので特に問題は感じません。

分離感に関してはやや中低音が後ろに感じるのでそこから下の低音と重低音にどうしても負けがちになって濁る感覚はあります。

が、価格を考えれば及第点以上の質はあると個人的に評します。

間違いなく49ドルという価格帯で考えれば上位の音とは言えるのですが、詳細は総括部分でまとめるとして課題もある程度は見えてます。

低音域

エージングを進めるほどに主張が出てくるのがこの低音域です。

また駆動力が必要なので出力が弱いと低音域全体が物足りなくなる要因になります。

スマホ直刺しなんかだと音量は取れてもなんとも言えない、豊かではない音になってしまう要因がまさにこの低音域です。

それと金属筐体のイヤピ難民の方にとってはいわゆる低音抜けする装着感の問題もあって解決すべき問題が多いのがこの低音域だったります。

逆にそれらを完璧にこなせれば低音域の損失を免れ、本来の明瞭で力強い低音域を享受できます。

深く沈むような響きのある重低音はしっかりと存在感があり、重厚な低音は解像度の高い音で明瞭です。

いずれも質、量感共に良いと感じます。

特に余韻も良く上下左右に気持ち良く音が拡散する感覚が良いですね。

一方で主張の強さによって中低音をやや巻き込んでしまっている面は否めません。

この部分がやや音の混雑、濁りと感じる部分にはなってます。

とはいえ破綻してるとまでは言えないところがエントリー製品なのに技術力の高さを感じさせられるポイントなのかなと。

中音域

中低音はやや後ろ側に位置してますが、ボーカル全般は前に聴こえます。

その為に主張の強くなった低音域とはうまく分離出来ていて、ボーカルを邪魔するようなことはありません。

男性ボーカルもあまり弱まることなくしっかり聴けるようになってます。

この価格帯より下ほど男性ボーカルがはっきりとしない、暗くなって不安定なイヤホンも多いですが50ドル未満の製品として男性ボーカルの基準点にしても良いくらいには聴き易いです。

女性ボーカルも同様に聴き易く、ドンシャリ傾向にありがちな楽器の音にボーカルが追いやられるような調整にはなってません。

どちらの性別の声も乾き過ぎず聴き易い印象があります。

中高音にかけて明瞭で透明感のあるクリアな音になっていますが、必要以上にキラキラしていないので聴き疲れするような音にはなってません。

主旋律もしっかり活き活きとしてるのでオフボーカル系の曲との相性も悪くないです。

特にレトロなゲームサントラとの相性は良いなと感じます。

高音域

基本的にはすうぅっときれいに伸びていく感覚。

刺さりのような刺激は少ないので刺激に弱い人も安心して使えます。

あとは相対的な評価にはなってしまうのですが、どうしても量感的には一番地味な部分でもあります。

ただこの部分を無理に伸ばそうとするとシャリ付く感じがするのであまりこの高音域を良くしようとしても限度があるかなとも感じます。

現実的には上流の変更やリケーブルで解像度を上げたり音場を拡げて存在感を少し上げてあげる調整の方がしっくりくると思います。

ただこれが100ドルを超えるような製品ではないと考えれば及第点は与えられると思います。

総括

価格の話が多く出てしまいましたが、発売当初の59ドル、今の49ドルと考えれば価格相応どころかもうちょっと高くても不思議じゃないと感じます。

日本円だと8000円、セールだと6000円台とかになるわけですがその値段で買えればもう少し上の世界を知っているようなものです。

ビックリセールでもっと安く手に入れられた人はラッキーの一言です。

一方で環境を選ぶ製品だなというのも感じています。

まずはDLCのような硬い素材の振動板はエージングをしっかり行う必要があります。

このレビューを書くにあたっては65時間ほど鳴らし込んでいます。

イヤホンとしてはそこそこ高めなインピーダンス32Ωと低めの感度である103dBであることも含めて駆動力を必要とします。

今ではDAC製品で基本路線になりつつあるCS43198のデュアル搭載モデルのDACくらいは最低限欲しいかなというのが本音です。

音は鳴るけど低音域が思った以上に出ないというのはそういう面もあるかもしれません。

あとは装着感で逃げる低音域との闘いがあります。(イヤピ選定が大変)

それらを解決できた場合、このイヤホンは49ドル以上の価値を発揮してくれます。

特に性別問わずにボーカルとの相性が良いのも良い特徴かと思います。

セットアップ

DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは44,Amazonで55~57)

リケーブル:YONGSE Whiteze(4.4mm)

イヤピ:FIIO HS19(Vocal、Mサイズ)

エージング:65時間

イヤピ選びで低音域に逃げられないようにジャストフィットな製品をまずは探してください。

他にはKBEAR07辺りとの相性も良かったです。

何にでも合ってたSpinfit CP100+と合わなかった時には若干衝撃を感じました;

例えば上流部分をスマホやタブレットにした際はSUPERTFZのDECO.5を使用すれば最低限の出力はカバー出来てるかなとは感じました。

タブレット側音量は6割程度、DECO.5はゲインLOWで最大ボリュームって感じでの調整。

ゲインHIGHにも出来るのでパワー面で不足することはないですし、直刺しだと音量は取れてもどうしても低音域が弱いのでやはりドングルDACで最低限運用したいなといったところ。

T2 DLCを選ぶ上で良いと留意点

良い点

◎最高評価
  • 課題をクリアした時の音は49ドルより上の世界

音の総評にもあるような部分を見事に超えられた時の音は49ドルではなくもう20~30ドルの上乗せがあっても良いくらいの品質。

さすがに高音域を考えると100ドル先の製品とは差は感じるが、少なくとも50ドル未満と考えれば十分にハイレベル。

特に性別問わずにボーカルとの相性が良い。

○高評価
  • 高ビルドなクオリティ

フル金属筐体の製品としての質は高い。

あまり傷に関しても気にする必要のない加工なのも○。

留意点

  • 付属品については課題

値段的には難しいかもしれないが、ケースはあの本のような箱をそのまま使えるようになっていたら良かった。

開閉口を少し固定出来ればその価値はあったと思う。(一応ゴムバンド類を使えば応用もできるかもだが…)

あとは付属のケーブルの質はあまり良くなかった。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はいつもと違って割と新しめというよりかはちょっと古い製品のレビューでした。

ここ最近急発展をしてると感じている中華イヤホンですが、おおよそ二年前の製品においてもやはり良いものは良いと感じさせてくれるイヤホンでした。

埋もれるのがもったいないなぁと正直思える製品ですね。

ここ最近のこの価格帯のイヤホンもよく聴きますが、普通に良いと感じるくらいですからね。

高音質で高ビルドクオリティ、それでいて最近の定価ベースだと50ドル以下ですからね。

出力の面でもドングルDACでも良い音になることも分かりました。

最近のドングルDACは高機能化も著しいですし、値段も安くなってきてます。

発売当初と再生環境もリケーブルの品質も変わってきてるので改めて旧製品をいじってみるのも面白いなぁと思わせてくれる良機でした!

という感じで〆させていただきます。

最後に今回のレビュー品のリンクです。

それでは次の記事でお会いしましょう!